嫌われる口癖を無意識のうちに使っていると、好感度が下がりやすいので注意が必要です。どうせなら好かれる口癖を身につけて、印象アップを目指していきましょう!
今回は、嫌われる口癖と好かれる口癖についてご紹介します。ぜひ、自分に当てはまっていないかチェックしてみてください。
まず初めに、使っていると嫌われる「口癖」についてご紹介します。
「でも」は、相手の話を否定する言葉で、口癖として身についている方は嫌われやすいので注意が必要です。話の腰を折られた気がして不快になります。一緒に話していると気が滅入ると、距離を置かれることもあるかもしれません。
また、話の流れを変えようとする時にも、無意識のうちに口にすることがあります。面白い話をしようと頑張りすぎると「でも」を連発することがあるので、気を付けていきましょう。
威圧感を与える「それで?」も、嫌われる口癖です。相手は嫌な気分になり、それ以上話したいとは思わなくなります。
オチがない話に対してダメ出しする時に使う方もいるでしょう。相手を馬鹿にしている態度が透けて見えるので、できるだけ使わないようにしてください。
はいを2回連続で言う「はいはい」も嫌われる口癖です。生意気な態度と感じられることがあります。どこか投げやりな感じがして「やる気ないのかな?」とも思われやすいです。相手に対する敵意も感じられるので「はい」は繰り返さず、1度だけ言うようにしてください。
つい憂鬱な時に言うことがある「帰りたい」も嫌われる口癖です。一緒にいる相手が聞くと、不快な気分になります。
遠回しに「あなたといると退屈」「嫌い」と言われている気がします。特に、仕事先で「帰りたい」を連発すると、マイナスな印象を持たれやすいので注意が必要です。たとえ思っていたとしても、決して口に出さないように気を付けていきましょう。
嫌われる口癖の代表として挙げられるのが「ウザい」です。言う側は軽い気持ちでも、相手からすると傷つきます。
誰かから嫌なことを言われた時、咄嗟に「ウザっ」と言う方もいるでしょう。気持ちのまま言葉にするのではなく、一度立ち止まって考えてみることも大切です。特に目上の人に使うと、一瞬で嫌われるので注意してください。
嫌われる口癖はわかりましたが、好かれやすい口癖とは、どのようなものが挙げられるのでしょうか。以下、ご紹介します。
感謝の気持ちを伝える「ありがとう」は、好かれる口癖です。素直な気持ちを言葉にできる方は好印象を持たれやすいです。何かしてもらったら、すぐに「ありがとう」と言える方こそ、育ちが良いように感じます。
とはいえ、いくら好かれる口癖だからといって、誰彼構わず言うのは、逆に反感を買うことがあるので注意してください。
相手の話に同調する「いいよね」も、好かれる口癖です。ホッとしますし、もっとあなたと話したいと感じてもらえます。相手がする好きなものの話は、否定するより、できるだけ肯定した方が良いと言えます。受け入れられている感覚が心地良いです。
しかし、本当に思っていない時は言わなくて大丈夫です。相手も見破りやすいので、無理に同調しないようにしましょう。
相手の話に共感する「わかる」も、好かれる口癖です。相談事をする時に言ってもらえると助かる言葉でもあります。話に夢中になって聞いてくれている感じがします。あなたともっと話をしたいと感じることでしょう。
しかし、多用すると言葉の重みがなくなるので注意が必要です。本当にそう思っている時だけ、使うようにした方が良いかもしれません。
相手を褒める「すごい」も、好かれる口癖です。言われたら、やはり悪い気はせず嬉しくなります。もっと「すごい」と言って欲しいがために、あなたに関心を持つように変わることがあるでしょう。「すごい」と言う時は、具体的に良いところを褒めると信ぴょう性も増します。
また、誰彼構わず言う場合、うさんくさいと思われることがあるので気を付けてください。
自分の気持ちを素直に伝える「嬉しい」も、好かれる口癖です。何かしてもらった時は、感謝の言葉と共に、自分の気持ちを伝えると好印象を持たれます。あなたをもっと喜ばせたいと思うこともあるかもしれません。
大人になると素直に「嬉しい」と言葉にすることは難しくなります。しかし、喜んだ時こそ、ストレートな言葉を口にしてみると気持ちも伝わりやすいです。
今回は、嫌われる口癖と好かれる口癖についてご紹介しました。「でも」「はいはい」「帰りたい」などの口癖は、マイナスな印象を持たれやすいので注意が必要です。また、「ありがとう」「すごい」「嬉しい」などの口癖は好かれます。
無意識に使っている口癖こそ、印象を左右します。同じ口癖なら、できるだけ好かれる口癖を身に付けていきましょう!
Written by 森野有