子供おばさんと大人女子の境界は曖昧!? 大人女子が一歩間違えればすぐに子供おばさんになるし、子供おばさんはほんの少しの努力で素敵な大人女子になることができます!では、その境界はどこにあるのか…‥。そこで今回は、子供おばさんと大人女子の違いについてご紹介します。
子供おばさんとは、考え方が幼稚なおばさんのことです。自己中心的、こだわりが強い、見栄っ張り、依存しやすいなど、幼稚な考え方をします。自分はいつまでも可愛がられる存在だと勘違いし、わざと子供っぽく振る舞っていることもあります。
大人女子とは、考え方が大人で女子のようにかわいい面を持つ女性のことです。自分なりのポリシーを持ち、自立していて、周りの人のことを思いやることもできる、成熟した精神をもっています。しかし、たまに抜けているところもあり、親しみを感じさせるところが魅力的です。
子供おばさんは、精神的に自立できていません。他人に依存しがちだし、失敗を他人のせいにして責任逃れしようとします。自分で決めなければいけないことも「お願い、決めてくれる?」と判断を委ねてしまうので、何をしても満足感を得られません。
一方で大人女子は、精神的にしっかり自立しており、他人に依存するようなことはありません。周りの人に「これってどう思う?」と意見を求めることはあっても、最終的な決断は自分でします。ですからどんな結果になっても納得することができます。
例えば、子供おばさんと大人女子が、全く同じ真っ黒のワンピースを着ていたとします。同じものを着ているので、一見すると全く同じ印象です。しかし、話したり動いたりし始めると、その印象には大きな違いが現れます。
子供おばさんは、動きが大胆でがさつだったり、言葉使いが荒かったり、美しく着飾っていても、動きがつくと美しく見えません。一方で大人女子は、それほど大した動きをしていなくても、しなやかで美しく、上品に見えます。
ではなぜ、このような見た目の印象の違いが現れるのでしょうか。それは、「周りに気を使うことができるかどうか」という意識の違いにあります。
子供おばさんには自己中心的な人が多く、欲望のままに動くことも多いです。ですから、周りに多少迷惑をかけようが気にならず、その大胆さが美しくない印象に繋がってしまいます。一方、大人女子は周囲に気配り、目配りをすることができます。大人女子はもともと上品ですが、自分の振る舞いが周囲に与える印象についても意識できるので、その場にそぐう言動を自然とすることができます。
何ごとも他人に委ね、流されてきた人は、ここで「自分」についてよく考えてみてください。自分は何がしたいのか、将来どのようになりたいのかなど、他人の評価を気にせず、ただ自分と向き合うことをしてみましょう。「あの人がしているから、私もやろう」という考え方を捨て、「自分がしたいからする!」と、自分軸で考えるようにすると、自然と意識が変わってきます。
他人は、自分が思っているほど自分のことを気にしていません。ですから日頃、他人の意見を伺ってばかりで自分を押さえつけているなら、それはもったいないことです。
子供おばさんは、言い訳しがちです。「でも」とか「だって」などという言葉を平気で使い、周囲をうんざりさせます。言い訳をするのは、事実を自分で受け止めきれていないから。責任逃れをしようとする姿勢の現れです。
まずは、なにかを指摘されたときに、どんな事情であっても言い訳をするのはやめましょう。はじめに相手の意見を受け入れ、その上で反論があるなら、「私は、〇〇だと思ったのでこうしました」と自分の考えを静かに伝えるようにすると、言い合いや喧嘩にならず、大人の話し合いができるようになりますよ。
子供おばさんの口癖は、自虐気味です。「私なんて」、「おばさんだから」、「ムリムリ」など、何かに付けてマイナス発言をすることが多いです。実は発言は、その人の印象を大きく左右します。マイナス発言ばかりしていると、せっかく表情やファッションが明るくても、影がかかったように暗く見えるようになります。
大人女子の印象は、どこか明るさを感じさせますよね。これは、大人女子がよくポジティブな言葉を発しているから。ですから、口癖をポジティブなものにチェンジすれば、大人女子に近づくことができます。「楽しそう!」、「かわいいね」、「それ、すごいよ!」など、聞く人を明るい気分にさせる言葉は、その人の印象も明るいものにします。
魅力的な大人女子になるためには、ファッションやメイクで取り繕うだけでは不十分です。大切なのは内面で、精神的に大人でなければ、いくら見た目を着飾っても所詮「子供おばさん」は子供おばさんのままなのです。
最も大切なことは、自分を持ち、自立するということ。これは、大人女子には皆備わっているものです。自分に少しでも「子供おばさんかもしれない」という自覚があるなら、これを機に周囲への依存をやめ、自分と向き合ってみるといいかもしれません。
Written by さあや