実は逆効果…好かれたい人がやってしまっているNG行動8選

本当は自分はやりたくないのに、好かれたいからとついつい「はい」と応じてしまうのは、NG行動です。

自分の意志に反して何でも引き受けていると、どんどんつけこまれるようになります。「あの人は何でも受け入れてくれるから、何しても大丈夫」と存在を軽んじられ、しまいに大切にされなくなるでしょう。

笑顔でいることは、大切なことです。しかし、辛いときも苦しいときも、いつも自分の気持ちを押し殺して笑顔でいようとすると、自分の気持ちを傷つけることになります。

人に好かれたいがために無理をすると、どんどん自分を追い込むことになり、結局、人にも好かれず、自分自身のことも愛せなくなってしまいます。

どんなにメンタルが強い人でも、気弱になることはあります。全く弱音を吐かずにいることなんて、不可能なことなのです。

人に好かれたい人は、「ネガティブな人だと思われたくないから」と、弱音も吐かずに頑張りすぎてしまいます。自分の中でストレスが溜まりすぎると、自然と表情や態度にも現れ始めるため、気づかないうちに「感じの悪い人」になってしまいます。

人に好かれたい人は、「一度でも断ると嫌われる」と思っています。しかし実際は、人の頼みをたった数回断ったとしても、嫌われることはありません。

逆の立場で考えてみてください。自分が他の人に頼みごとをして断られたとき、「なんで断るんだ！ こんな人嫌い！」なんて思わないですよね。「しょうがないか」と残念に思う程度でしょう。

人に好かれたい人にとって「断る」ということは相当な勇気がいりますが、断られた人にとっては、それほど大したことではないのです。

人に好かれたい人は、自分の意見を否定されるのが怖いので、自分から発言や提案をしません。そのため、何事も人に判断を委ね、「人の意見」で自分の行動を決めようとします。

いつも人の意見で動いていると、いつまでも自分のやることに満足できず、不満を抱えたままになります。納得できないままで不平不満がたまるため、自然と文句が多くなり、結果的に、人に嫌われる人になってしまいます。

人に好かれたい人は、サービス精神が旺盛です。ですからすぐに「あなたにだけ特別だよ」と、都合のいいことを連発することがあります。しかし、いつもこの調子では、信用されなくなるでしょう。

また自分でも「特別だよ」と一度言ってしまった手前、「次はもっと特別なことをしなければならない」とプレッシャーになり、すぐにネタが尽きて、自分でもどうしようもなくなります。

人に好かれたいからと、いつも褒めてばかりいては、そのうち褒め言葉が嘘っぽく聞こえるようになります。

八方美人な印象を与え、言葉に重みもなくなり、そのうち「またあの人、思ってもいないことをペラペラ言ってるね」と、信用されなくなってしまうでしょう。

人を楽しませたいからと、他人をいじったり、悪口を言って笑いを取ることは、NG行動です。

他人をネタにすることは、その場では笑いが起きるかもしれません。「毒舌だね」と面白がられて、いい気分になることもあるでしょう。

しかし、どんなに周りが笑ってくれたとしても、人に好かれることはないし、むしろ逆効果。悪口を言う人は、決まって他人から悪口を言われるようになります。

好かれている人は、周りの人からどう見られているかを、さほど気にしていません。しかし、人に好かれたい人は、周りからの評判を過剰に気にしています。「よく見られたい」という欲が強いあまり、結果的に自分の良さを殺してしまっているのです。

人に好かれたいなら、周りからどう見られているかを、一切気にしないことです。人に好かれたい人は、すでに周りへの配慮が十分にできています。ですから、全く気にしないくらいが、むしろちょうどいいのです。

好かれる人は、いい意味でマイペースです。しかし、人に好かれたい人には、自分のペースがありません。ですから、無理をせずに、感情に素直に生活する努力をしてみましょう。

嫌なものは「嫌だ」と断り、辛いときには弱音を吐く。こういったあたり前のことを、当たり前にやってみてください。こうして自分の気持ちを優先し、自分を大切にしていることを周囲にわかってもらうことで、人からも大切にされるようになります。

人に好かれる人は、他人と自分を比較しません。自分は自分と割り切っているため、卑屈になることがなく、いつも周りにポジティブな印象を与えることができるのです。

そもそも、人の価値を測る基準なんてありません。人と比べるということは単なる思い込みでしかなく、思い込みが妄想を呼び、自分自身が勝手にその妄想に縛られているだけなんだと気づきましょう。

好かれている人に共通して言えるのは、自分を大切にしているということです。人に好かれたい人は、自分を犠牲にすることが多く、いつも認められようと必死です。このことが、かえって周りを遠ざけてしまうことになっていると気づきましょう。

自己犠牲は、誰のためにもなりません。ですから、他人を優先せず、何事も自分を優先するように心がけてみてくださいね。

Written by さあや

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