好きな人や恋人にしてほしいことがあっても、彼の負担になったり嫌われたりするのが怖くてなかなかわがままを言えないという女性は多いでしょう。
ですが男性は、意外にも女性から可愛いわがままを言われるのが好きだったりします。もちろん、単なる自己中など可愛くないわがままはNG!
当記事では、彼をキュンとさせちゃう可愛いわがままとはどんなものかを紹介します!
可愛いわがままと可愛くないわがままの違いはいくつかポイントがありますが、いかに相手に「仕方ないなぁ~♡」と思わせるかが分かれ道になります。
基本的に、男性は女性から頼られることや女性のお願いを叶えてあげることに喜びを感じると言われています。なのでこの性質を上手に利用すれば可愛いわがままができるのです。
逆に、いくら男性が女性からお願いされるのが好きでも、行き過ぎると単なる自己中女と思われて心象が悪くなるので注意が必要です。
次からは、具体的にどのようなわがままがあるかを見ていきましょう。
大好きな人に会いたい、せめて声だけでも聞きたい。恋をすれば誰だってそう思うことでしょう。
でも健気な女性は、「彼は忙しいから、わがままを言って負担をかけてはいけない」と我慢をしてしまうことも多いです。
けれどこれは代表的な可愛いわがまま! こんなことを言われた日には、彼はたとえ数時間であっても必死で時間を作り、あなたの願いを叶えるために尽力してくれることでしょう。
わがままの裏側に自分を好きでいてくれる気持ちが見えると、一層嬉しいわがままに感じるかもしれません。
可愛いわがままを言うコツは、伝え方にポイントがあります。
「会いたい」というわがままは可愛いわがままと紹介しましたが、実はこれも言い方によってはマイナスに捉えられてしまうことも。
「忙しいのはわかってるけど、最近会えなくて寂しいから週末少しだけでも会えないかな?」
「なんで最近全然会えないの? 今すぐ会いに来てよ!」
この二つのセリフを見比べて、可愛いと感じるのはどちらか、一目瞭然ですよね。
同じ「会いたい」を伝える場合でも、あくまで自分の希望ベースで伝えるのと、命令口調で言われるのとでは心持ちがまったく異なります。
わがままはあくまでお願いベースで、を意識しましょう。
可愛いわがままと思ってもらうためには、男性が「まあそれくらいなら、頑張ればやってあげられるかな」と思うラインを見極め、その範囲内であることが重要です。
料理が得意な彼に対して「次のデートではあなたの手作り料理が食べたいな」とお願いするのは可愛いわがままになるでしょうが、まったく料理のできない彼に同じお願いをしたら、とんでもない無理難題をふっかけられていると感じるでしょう。
わがままを言うときは、彼の得意分野の範囲内で。と意識しておくと良いですね。
どんなに可愛くわがままを伝えても、どうしても叶わないこともあります。その際にどんな反応をするかも非常に重要なポイントです。
「そっか、忙しいなら仕方ないね! 余裕ができたら私が前から行きたがってた〇〇に連れて行ってよね♪」
こんな感じで、わがままが聞いてもらえなくてもグチグチ言わずにさらっと流す。さらに可愛いわがままを重ねることで、彼も「よし、任せとけ!」という気持ちになるはずです。
前項で少し触れましたが、いくら女性に頼られるのが好きな男性でも「~してよ!」と命令されたり強制されるのは嫌なもの。というか、これは性別問わず誰だって嫌ですよね。
彼の都合でなかなか会う時間がとれないときなど、つい強い口調で責めてしまいたくなるかもしれませんが、そこはグッと我慢。
可愛いわがままというオブラートに包んで、彼に「申し訳ないな……」と思っていただくのが賢明です。
せっかくわがままを聞いてあげたのに、してもらって当然という態度をとられると、男性としてもわがままを聞くモチベーションがガクッと下がってしまいます。
「せっかく頑張ったのに、反応がこれじゃな……」と彼に思わせてしまっては、次からもうお願いを聞いてくれなくなるかも。
彼がわがままを聞いてくれたら、しっかりと感謝を示しましょう。多少オーバーなくらいでもいいかもしれません。
「あれ買って」系おねだりは、わがままの代表例ですね。多少なら彼も「仕方ないなぁ」で済ませてくれるでしょうが、これもさじ加減が重要です。
使っても使ってもお金が余っているようなセレブであれば別ですが、一般人にはそこまでお金に余裕がありません。そんな相手の都合を完全に無視して「あれ買って、これ買って」ばかり言っていれば、愛想を尽かされるのは当然です。
可愛いわがままは、彼との仲をぐっと縮めてくれる可能性を秘めています。けれど、さじ加減を間違えるとそれは一気に自己中となり、逆に彼からのイメージを悪くしてしまうでしょう。
一般的に男性は「好きな女性を喜ばせたい」「女性から頼られると嬉しい」という思考を持っているので、女性側は我慢をしすぎる必要はありません。
ただし度を過ぎたわがままや、感謝の気持ちを失っていたりしてはNG。このへんは、恋愛にかかわらず人間関係の基本とも言えるので、「自分がされたらどう思うか」という視点も忘れずにいたいところです。
ぜひ可愛いわがままで、彼の心をぎゅっととらえてくださいね。
Written by 七尾なお