もう辞めたい…職場の人間関係で悩んだときに試したい3つのこと

退職理由のトップだと言われているのが、人間関係の悩みです。毎日通う職場で人間関係の悩みがあると、それだけで憂鬱な気持ちになりますよね

ひどい場合はそのストレスが原因で、体調不良を引き起こす場合も……。当記事では、職場の人間関係をスムーズにするための考え方や、コミュニケーション術を紹介します。

コミュ力の向上はモテにも直結するため、今より人間関係を良くしたいと考えている人はぜひチェックしてみて。

職場の人間関係がストレスになる理由

ここでは、職場の人間関係のなかでもとくに大きなストレスになりがちな要因をいくつかピックアップしました。

こんな相手、状況に悩まされてはいませんか?

苦手な上司がいる

もう辞めたい……職場の人間関係で悩んだときに試したいこと

毎日顔を合わせるだけでなく、密に連絡を取り合わなければいけない上司と馬が合わない、どうしても苦手……。

こういった状況はめずらしいことではありませんが、職場の人間関係の悩みでいえば間違いなくトップに君臨するストレス要因でしょう。

相手が上司という立場上、不満があっても自分からはなかなか指摘や反発ができず、結果的にストレスだけが溜まっていく状態に陥ります。

部下と衝突ばかりしてしまう

自分が部下を指導する立場にある場合も、さまざまな悩みが生まれます。

自分は良かれと思って言った言葉が部下にまったく響かない。それどころか、陰で自分の悪口を言っていたらしいなんて話を聞いた日には、その場で先輩という立場をぶん投げたくなりますよね。

そのうえ、話を聞かない部下がミスを犯したら先輩である自分の責任が問われますし、職場内においての自分の立場も危うくなります。

このように、暖簾に腕押し状態の部下を持って大きなストレスを抱える人もいるでしょう。

気の合う同僚がいない

仕事でミスをした、嫌な上司がいる、部下がさっぱり話を聞かない……。

こんなつらい状況にあっても、愚痴を言い合える同僚がいればまだ救われます。しかし、そうした同僚すらもいなければ?

苦しみや苦労を同じ目線で分かち合える相手がいないことは、非常に悲しいことです。それだけで心が折れてしまうかもしれません。

このケースには、同僚が「いない」場合と、同僚はいるが「気の合う同僚がいない」場合とに分かれます。前者の場合はただただ孤独ですが、後者の場合は孤独に疎外感が上乗せされるため、より悲しい状況になるでしょう。

みんなに好かれなければいけないと思ってしまう

みんなに好かれなければいけないと思ってしまう

誰に対してもにこやかで親切な人っていますよね。それって実は無理をして職場のみんなに好かれようとしているだけで、消耗している可能性があります。

あなたにも、そのような気疲れをした経験はないでしょうか?

他人に親切にするのは美徳ですが、それをいいことに、余計な仕事や面倒事を押し付けてくる人のカモにされてしまう可能性もあります。

結果的に、無理をしてみんなに好かれようとすればするほど、消耗して人間関係が重荷になってしまうというわけですね。

ストレスを払拭し、人間関係をスムーズにする方法

では、上記の要因を踏まえ、職場の人間関係をもっと円滑にするために、どんなことができるでしょうか?

その方法を考えてみましょう。

相手の言動をネガティブにとらえすぎない

一度「苦手だな……」と感じた相手のことは、どうしたってマイナスな目で見てしまいがちです。そうすると、相手の一挙一動が自分を傷つける意図を持っているように見えてくるもの。

しかし実際のところ、相手にそのような意図はなく、単にこちらが悪く考えすぎていただけという場合も少なくありません。

苦手な相手を前にする時こそ一度苦手意識を手放し、言動をフラットに考えてみてください。

そうすることで今まで見えていなかった相手の長所や、実はあなたに対する思いやりなどプラスの面が見えてくるかもしれません。そうすれば、今までよりももっと良い関係が築けるようになるでしょう。

「職場で会うだけの相手」と割り切る

みんなに好かれなければいけないと思ってしまう

相手の良いところを見ようとしても、やっぱり無理! という場合は、割り切りも必要です。

言い方を選ばなければ、職場で出会う人は「所詮職場で会うだけの相手」であって、あなたの人生において重要なポジションの相手でないことも多いです。

そのような相手との関係にいちいちストレスを感じて、自分の人生を棒に振るなんてもったいない! と考えてみてはどうでしょうか。

職場の人間関係を自分目線ではなく、もっと俯瞰して広い目線で見ることで、少し心にゆとりを持つことができるかもしれませんよ。

ためこみすぎない

職場に限らず、人間関係の悩みを抱えがちな人は、自分の意見を言えずにためこんでしまう傾向が強いです。

言い返せないから、声の大きな人に押し切られ、自分はもっとストレスをためこんでしまう……という悪循環に陥ります。

控えめな人が強めのアクションを起こすのは非常に難しいことではありますが、もし今まで周りの意見を受け入れるばかりでストレスをためていたなら、思い切って言い返してみてはどうでしょうか。

上司に不満があれば、適切な言い方で意見を述べる。部下に舐められていると感じるのであれば、凛とした態度で指導するなど。

大人しいと思っていた人が強い態度に出ると、周りも驚くもの。一目置かれて、そこから人間関係が良くなる可能性もありますよ。

コミュ力を上げればモテるかも!

人間関係の問題は、コミュニケーションによって解決できる場合も多くあります。職場の人間関係で悩みを抱え、「もう退職するしかないかも……」と思っているなら、あきらめる前に一度試してみてはいかがでしょうか。

苦手な人とコミュニケーションを試みることで、相手と分かりあえたり、信頼関係が築けたりと良い方向に転ぶ場合も多くあります。何事も、ためこみすぎは良くないということですね。

一人で抱え込むのではなく、気軽に意見を言い合えるコミュ力の高さを身につけると、自然と人との関わりも増えていきます。

他人と関わる機会が増えれば異性との接触の機会も増えますし、今よりもっとおしゃべりや意見の交換ができるようになれば、あなたに好感を持つ人も増えるでしょう。

職場から恋愛まで……人間関係で悩んだら、「自分には無理」とあきらめる前にまずコミュニケーションをはかろうとする。これを試してみてくださいね。

Written by 七尾なお

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