間違えて上座に座ってしまい…新社会人時代の失敗談8選

期待で胸が膨らむ新社会人時代、右も左もわからず、時には失敗することもあるでしょう。恥ずかしい思いも、後の成長につながります! 事前に、うっかりミスをしやすいポイントを押さえておきましょう。今回は、新社会人時代のみんなの失敗談についてご紹介します。

新社会人時代の失敗談とは

新社会人時代の失敗談とは

早速、新社会人時代のリアルな失敗談についてご紹介します。

車に乗る時、後ろの席に座った

「車に乗る時のマナー。自分的には助手席に乗るのは真横になるからダメなのかなと思って後ろのドアを開けたら「いや前だよ!」と言われました。後ろだと運転手みたいになってしまうかららしいです。と自分的には覚えました。」(20代/女性/会社員)

新社会人が上司と車に乗る場合、一瞬どこに乗れば良いか迷いますが、助手席を選ぶようにしましょう。後ろを選んでしまうと、タクシーの運転手と客のような図になります。

車での上座の位置は状況により変わります。新社会人は臨機応変に対応しつつ、下座の位置を選ぶようにしてください。

間違えて、上座に座ってしまった

「会社に入って初めて上司と取引先の応接室に入って席に着いた時に、着席する正しい場所を知らなかった。その為、上司より上座に座ってしまい、ビジネスマナーに厳しい取引先の社長に酷く怒られ、出入り禁止になってしまった。」(50代/男性/会社員)

新社会人によくある失敗として挙げられるのが上座の位置です。間違えてしまうと、受け手によっては、失礼と感じることがあります。

一般的には、出入り口から遠い位置が上座となります。事前に行く場所がわかっている時は、上座の位置を押さえておくようにしましょう。

名刺を忘れて、名刺交換できなかった

「取引会社の会社に行った際に名刺をもっていかずに相手との名刺交換が出来なかったこと」(20代/男性/会社員)

新社会人の失敗談の中には、名刺を忘れてしまう、うっかりミスがありました。第一印象が悪いと、その後の付き合い方にも影響が出るので注意が必要です。名刺の用意しかり、時間に余裕を持ち準備を行うようにしましょう。

腕を組む癖が仇となり……

「悪気はなかったのですが、自分はどうしても腕を組む癖があり、腕を組んだままで会話することもしょっちゅうでした。就職して、上司と会話したとき、上司が砕けた雰囲気で話しかけてくれたので、リラックスしすぎて腕を組んだまま会話を続けたところ、その上司からではなく、数歳年上の女性の先輩から、『あなたはずいぶん不遜な態度をとるんですね。がっかりしました。』とたしなめられました。」(60代/男性/幼稚園園長)

新社会人の失敗談として挙げられるのが、無意識に行なってしまう、癖による相手に対する失礼な態度です。日常的に何気なくしている動作こそ、会社でも行うことがあります。

他者に指摘された時に、ハッとすることが多いです。特に目上の人と話す時、気を抜かないように心がけたいところです。

砕けすぎには注意

「社会人一年の頃、所長が冗談好きなので、負けじとこっちも応戦していたら、女性の先輩に『〇〇さん、所長への口のききかたが馴れ馴れしくてこっちがドキドキする』と言われたことがあります。フランクさがちょっと度を越えていたようです。」(50代/女性/無職)

新社会人の失敗談として、早く職場に慣れようと、逆に馴れ馴れしい態度を取ってしまうものがあります。親しみやすさも度を超えると「舐めている?」と相手に不快な思いをさせることがあります。

職場の人とは一定の距離を意識した上で、礼儀をわきまえて接するようにしましょう。

お客様より先に上司にお茶を出した

「まだ社会人になってまもない頃、会社でお客様にお茶出しをする際に、お客様より上司の方に先にお茶を出してしまい、その場ですごい勢いで上司に怒鳴られた。もちろん、お客様との間に気まずい空気が流れたし、何十年も前なのに今だによく覚えてる。」(40代/女性/派遣社員)

新社会人の失敗談として挙げられるのが、お茶を出す順番です。普段の上司との接し方から、無意識のうちに、お客様より先にお茶を出してしまうことがあります。

新社会人こそ、場の状況を見た上で臨機応変な対応が求められます。

「~っす」が敬語だと思っていた

「学生時代にサークルの先輩とかの会話が『〇〇っすか』『〇〇っすよね?』のように『っすか』と言えば、敬語になると勘違いしていました。社会人になっても最初同じような話っぷりで上司、先輩に接してしまい猛烈に指導を頂きました。」(40代/男性/会社員)

新社会人の失敗談として「〜っす」が一般的な敬語と思い、知らずのうちに使っていたというものがあります。勘違いから、無意識のうちに相手に対する失礼な態度を取ることもあるので注意が必要です。

新社会人は「です」「ます」のように、正しい敬語の使い方を心得ていきましょう。

体調管理も社会人のマナー

「社会人になり、ある小売店の販売員として従事していた時、当時私は体調がすぐれず、お昼休憩の時にお店のお手洗いで嘔吐とお腹を下してしまいました。その後、取り急ぎ休憩室で休み何とか仕事を終えることができましたが、仕事が終わった後に病院に受診した結果、ウイルス性胃腸炎ということがわかり、急遽翌日から休むことになりました。休んでいる最中にとある従業員がウイルス性胃腸炎に感染したと報告があり、その原因はまさに自分でした。体調管理も社会人のマナーだと改めて思いました。」(20代/男性/会社員)

新社会人のマナーとして、体調管理を行うことも大切です。具合が悪いのに無理して働いても、他の方にうつしたり業務に支障が出たりすることがあります。

我慢するほど、病気も長引くということもあるでしょう。長い目で見ても良いことがないので、具合が悪いときは正直に伝えて、休養を取るようにしてください。

おわりに

おわりに

今回は、新社会人時代のみんなの失敗談についてご紹介しました。どんなに気をつけていても、うっかりミスをすることはあります。

失敗して覚えることから、たとえ間違っても落ち込む必要はありません。何故、失敗したのかを分析した上で、次、同じことがないように学習すれば大丈夫です。

また、体調が悪い時は無理して働こうとせず、休養を取ることも社会人のマナーと言えます。

Written by 森野有

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