よくないことだとわかっていても、いつも不倫を繰り返してしまう人はいます。
なかなか不倫をやめられず、新しい恋をしても毎度のように不倫ばかりになってしまうのはなぜなのでしょうか。実は、不倫にハマる女性には共通した特徴があります。
ここでは、不倫にハマる女性の特徴と不倫を繰り返さないためにできることについて紹介します。
平凡な恋愛では物足りないと感じている人は、不倫に走りやすいです。スリリングであるほど燃え上がり、好きな人と穏やかに、平和に過ごすのではつまらないと思っているのです。
ルールを破っているという背徳感が、ますます不倫にのめり込ませます。
不倫がやめられなくなる女性は、人と違うことをして注目されたいと思っていることが多いです。「私は特別なの。平凡なあなたとは違うのよ」と、不倫をしている自分をなぜだかすごいと勘違いしているのです。
少し考え方がずれているため、不倫も平気でしてしまうのかもしれません。
せっかく自分から決心して「別れたい!」と伝えたとしても、「別れたくないと言われたから……」と、情に流されてすぐに戻ってしまうような人は、不倫の沼から抜け出すことはできません。
誰もが不倫はいけないことだとわかっています。自分がしっかりしていれば、不倫なんかに足を踏み入れることはないでしょう。
不倫をしている人の大半は、「これはよくないことだ」とわかっていますが、情に流されやすいために断ることができません。
そもそも不倫は、執念深い人でなければしません。普通なら、好きになった男性に奥さんがいると知った時点で「もう無理だな」と諦めます。
そこを諦めないのは、「意地でも私のものにしたい」という執念深さの表れです。
不倫の恋はいけないことだとわかっている分、普通の恋愛では味わえないスリルがあります。苦労して手に入れたからこそ、余計手放したくないという思いが働くのかもしれません。
おしゃべりをしていると、いつも自分のことばかり話して、人の話を聞かない人っていますよね。
自己主張が強く、周りの人の話や意見を聞き入れないような人は、不倫がやめられないことが多いです。
恋愛をすると、友達そっちのけで男性ばかりに時間もお金も注いでしまうのは、不倫がやめられなくなる女性の特徴です。
依存タイプの人は、好きな人ができると周りが一切見えなくなり、男性のいうことしか聞くことができなくなります。
友達や家族の意見を聞き入れられなくなり、どんどん不倫相手の男性にばかりに頼るようになり、孤立してしまうでしょう。
都市部に勤める30代の女性のケースです。
「職場の上司と不倫し、1年経つ頃に相手の奥さんにバレました。慰謝料を請求され、弁護士さんを立てることになり、かかったお金は約350万円。自分で支払えず、泣く泣く実家の親にたて替えてもらいました。」
親に泣きついた結果、親をも泣かせることになり、とんだ親不孝者になってしまいました。不倫は誰のことも幸せにしないのです。
社内不倫をしていた20代の女性は、周囲に不倫がバレた途端、同僚たちから白い目を向けられるようになりました。プライベートで遊ぶほど仲がよかった同僚にも遠ざけられ、誰からもよそよそしい態度を取られるようになったのです。
「ある日部長に呼ばれ、不倫相手の男性が地方に転勤することを聞かされました。プライベートなことなので、不倫に関しては直接言われませんでしたが、『部署の空気を悪くするな』とピシャリ。
採用してくれた人であり、社会人になりたての私を優しく育ててくれた人だったのでものすごく恥ずかしく、情けない思いでした。」
女性は結局、自ら退職することとなり、仕事も恋も失う結末となりました。
岸から離れると、波の勢いも速さも強くなるように、流され続ければ自力で戻ってくることはできません。さらにもがけばもがくほど、波に飲み込まれて溺れてしまいます。
だからこそ、早い時期に気が付かなければいけません。遠くに流されて深みにハマってしまう前に、まだ自力で岸に戻れる時点でやめるのです。
「好きになりかけている」と感じたら、そこでストップする強い意志を持ってください。
不倫をしている最中は、周りのことなんて考えられません。「何を失っても、私には彼しかいないの!」とドラマチックなことを考える人もいるでしょう。
しかし冷静に考えると、不倫の代償はとても大きく、不倫の熱から冷めた時に失うものの中には、もう二度と戻ってこない可能性のあるものだってあります。
仕事、お金、信頼、友情、社会的地位など、どれも立て直すために相当の労力を要するものばかり。一度自分でシミュレーションしてみると、きっとものすごく怖くなるでしょう。
不倫で得られるものは、何もありません。たとえ、相手の奥さんから男性を奪うことができたとしても、不倫をするような男性はモラルが崩壊しているので、また同じことを繰り返すでしょう。
「この人が運命なの!」と不倫を正当化する人がいますが、運命ならもうとっくに独身の時点で出会っているはず。不倫状態になる時点で、すでに運命の相手ではないのかもしれません。
誰も幸せにしないし、傷つく人を増やすだけの不倫は今すぐきっぱりやめましょう。
Written by さあや