離婚寸前でも修復できる!? 関係構築に大切なこと4つ

とても仲良しに見えるご夫婦でも「実は、一度離婚危機があった!」という話は意外とよく聞きます! あんなにうまくいっていたのにどうして……と、離婚寸前までいってしまったら思い悩んでしまいますよね。そこで今回は、離婚寸前の夫婦が関係を修復する方法についてご説明していきます!

離婚危機が起きやすいタイミングとは

結婚してから数年間

結婚してから数年間

離婚危機の夫婦が関係を修復する方法についてご説明する前に、まずは離婚危機が起きやすいタイミングについてみていきましょう!

離婚危機が起きやすいタイミングの1つ目は、結婚してから数年間の間です。結婚前から抱えていたもやもやが蓄積して爆発し、離婚危機を迎えるパターンや一緒に住んでみて相手の知らないところを知り、うまくいかなくなってしまうパターン。

また、結婚によって親族付き合いが出てきて、義父母や義姉、義兄との関係性で問題が生じてしまい、結婚生活がうまくいかなくなってしまうパターンもあります。

義家族との同居や近所での暮らしでは、ストレスを抱えてしまう人が特に多いです! 家族とはいえ他人となると、やはり一緒に過ごすのに気も遣いますし、なかなか緊張が抜けなくて疲れてしまいますよね。

私のまわりでも、義家族によって結婚生活が苦しくなってしまった人は多く、義家族との同居で結婚半年での離婚を迎えてしまった人もいました。大きな環境の変化が起こりやすい結婚直後や数年間は、離婚危機を迎えるご夫婦が多いです!

妊娠・産後・子育て期

離婚危機が起きやすいタイミングの2つ目は、妊娠・産後・子育て期です! 妊娠・産後・子育て期は、今までの生活からガラッと環境が変わりますよね。

2人で過ごせる時間が一気に減り、睡眠不足や疲労感で余裕がなくなり、パートナーとのコミュニケーションを妊娠前のように取ることが難しく感じている方も多いと思います!

余裕のなさからすれ違ったり、子育てへの価値観や向き合い方の違いでぶつかったり…… 妊娠中や産後のホルモンバランスの変化によって、パートナーとうまく接することができなくなってしまうこともあります。

妊娠・産後・子育て期の離婚危機でよく聞くのが、子育てに協力的でないパートナーに嫌気がさしてしまったという話です!

産後、体も心もボロボロの状態で子育てを頑張っているのに、自分だけ出産前と生活が変わらず、自由に日々を楽しんでいる。子育てに対する労いや関心もない。

そんなパートナーへのモヤモヤが蓄積し、離婚危機に陥ってしまうご夫婦のお話はよく耳にします。

結婚して数年の間もそうですが、生活に大きな変化が起きたときは、ぶつかりやすくなりますし、すれ違いが起きてしまいやすくなりますよね。

子育てが終わったあと

離婚危機が起きやすいタイミングの3つ目は、子育てが終わったあとです。結婚直後、子育て期で溜まりに溜まった不満やストレスが溢れでて、もう子育ても終わったからと離婚を考える方も多くいます。

いわゆる熟年離婚というものです! 離婚したいとは思っていたが、子育てを考えてできず…… やっとできる!!! というパターンもあれば、子どもが巣立って二人だけの生活になって、無理だ…… と思うパターンもあります。

以上の3つのタイミングが、特に離婚危機が起きやすいタイミングです。3つとも、環境の変化が起こるタイミングですね!

環境の変化によって気持ちに余裕がなくなったり、自分自身を見つめ直したりすることは、とても自然なことなので、離婚危機が起こりやすいのも理解しやすいのではないかと思います。

離婚寸前から関係を修復するために大切なこと

お互いに関係修復を望んでいるか

お互いに関係修復を望んでいるか

離婚寸前から関係を修復するために大切なこと、1つ目は「お互いに関係修復を望んでいるか」です。

夫婦の関係修復は、片方だけが関係を修復しようと頑張っても、なかなかうまくいきません。

お互いに関係修復を望んでいるか。これが、まず大切なことです!お互いに関係修復を望んでいる状態でないと、ふたりの間に上下関係が生まれてしまうことが……

関係を修復したいがために相手に媚びたり、尽くしたりしていると、対等に向き合うことが難しくなっていきます。

まずは、お互いに関係を修復したいと思っているのか、確認し合えると次のステップに進みやすいです♪

本音で話し合う

離婚寸前から関係を修復するために大切なこと、2つ目は「本音で話し合う」ことです!

離婚寸前ともなると、もう口をきくのも、顔を見るのも嫌になってしまっている方もいるでしょう。

でも、関係修復を望んでいるなら、お互いに向き合う必要があります。お互いに向き合う時間、話し合いの場があるときは、どうか素直になって自分の本音を伝えてみてください!

離婚が視野に入ってきたとき、離婚に向かっているとき、今の自分はどう思っているか、どうなっていきたいか。素直な言葉で伝えてみましょう!

コミュニケーション不足でお互いの気持ちがわからず、関係が拗れてしまっていることもあります。お互いの本音のなかに、関係を修復したい気持ちがあるのなら、きっと少しずつでも向き合っていけるはずです♪

良いところに目を向け、感謝を伝える

離婚寸前から関係を修復するために大切なこと、3つ目は「良いところに目を向け、感謝を伝える」ことです! 離婚寸前の状態では、頭の中は相手への不満でいっぱいになっているかもしれませんね。

悪いところばかりが目につき、無意識に粗探しをしているような状態になってしまいがちです。

関係修復をしていくためには、相手の良いところに目を向けていくように、意識をしていくことが大切! してもらって嬉しかった、助かったと思うことは、些細なことでも感謝を言葉にして伝えていきましょう!

最初は気まずさや恥ずかしさがあるかもしれませんが、回数を重ねていけば慣れていきます。その場でうまく言えない場合は、あとでLINEやお手紙で伝えるのも良いですね♪

コミュニケーションの機会を増やす

離婚寸前から関係を修復するために大切なこと、4つ目は「コミュニケーションの機会を増やす」ことです! 離婚寸前というと、もう顔を見たくない!と、なるべくコミュニケーションを取らないようにしているご夫婦も多いかと思います。

職場で伝達不足で問題が起きやすいように、コミュニケーション不足は、すれ違いを生んでしまいます!

関係修復を望む場合、コミュニケーションの機会を増やしていくことがとても大切です。

少しでも二人きりの時間を作って、出かけたり話したり、あまり離さなくても、一緒の空間で時間を過ごしてみたり…… リハビリのように、コミュニケーションを取ることに慣れていきましょう♪

夫婦の関係修復はお互いへの理解から

夫婦の関係修復はお互いへの理解から

今回は、離婚危機が起きやすいタイミング、離婚寸前のご夫婦が関係を修復するために大切なことについてお話ししました!

大切なパートナーの手を離してしまって後悔する前に、本音で語り合い、お互いへの理解を深め、少しずつコミュニケーションのリハビリをしながら前に進んでいきましょう♪

Written by ゆきみ百花

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