考え方や環境の変化によって、人間関係は移り変わるもの。しかし、ときには自分の言動が原因となり、周囲の人が離れていってしまうことがあります。早い段階で気づけないと、大切な人までも失う可能性が。そこで今回は、周囲の人が離れていきやすい人の特徴を5つご紹介します。
周囲の人が離れていきやすい人の特徴1つ目は、ネガティブな発言ばかりするというものです。たとえば、愚痴や悪口、「どうせ無理でしょ」「やめたほうが良いよ」といった否定的な言葉など。
仕事にはモチベーションが不可欠であり、プライベートには楽しさや充実感を求めます。
しかし、ネガティブな発言ばかり聞いていると、楽しさや喜びなどの明るい気持ちが失われます。そのため、ネガティブな発言が多い人は、周囲から敬遠されがちです。最初は我慢できても、次第に周囲の人は疲れ、離れていくでしょう。
周囲の人が離れていきやすい人の特徴として、よく嘘をつくことも挙げられます。人間関係において、信用はとても大切です。よく嘘をつく人を信用できる人はいないと言っても過言ではありません。
「また嘘をついてる」「どうせ嘘だから真面目に聞く必要がない」と呆れられ、人が去っていくのは明らかです。
中には、自分や人を守るために必要な嘘もあります。しかし、自分の利益や評価のために平気で嘘をつき続ける人は、孤立してしまっても無理はありません。
「〇日の〇時に会う」「来週までに資料を提出する」など、日々の生活の中で約束を交わす機会は多いですよね。約束は守ることを前提に交わすものです。毎回のように遅刻やドタキャンをしたり、資料の提出日に間に合わなかったりすれば、周囲の人からの信用が失われていきます。
嘘と同様、約束を守らないことも信用を大きく失う原因に。信用を失った段階で謝罪を繰り返しても、手遅れになる場合が多いです。信用を失わないためにも、約束はしっかり守りましょう。
すぐに感情的になるのも、周囲の人が離れていきやすい人の特徴の1つです。すぐに感情的になる人は、自分のことしか考えていない傾向が。そのため、少しでも気に入らないことがあると、感情をあらわにします。
たとえば、頭ごなしに怒鳴ったり、突然不機嫌になったり、物に当たったり……。こうした行動は、周囲の人に大きなストレスを与えます。「一緒にいると疲れる」「関わりたくない」と思われ、結果的に周りから多くの人が去っていくでしょう。
人の話を聞かないと、周囲の人が離れていく可能性が高いです。人間関係に、コミュニケーションは必要不可欠。しかし、自分の話ばかりでは会話は成立しません。
「話がかみ合わない」「つまらない」と思われ、周囲の人はどんどん離れていきます。自分のことばかり考えるのではなく、相手の心に寄り添える人でいたいですね。
人から好かれるためにすべきこと1つ目は、相手の立場になって物事を考えることです。主観的に物事を考えてばかりいると、知らず知らずのうちに人を傷つけることになります。そして「自分勝手」「わがまま」といった印象を抱かれ、周囲の人が離れていく可能性が。
そのため、発言や行動をする前に相手の立場になって考えることが大切です。冷静な判断のもとで発言や行動をすれば、良好な人間関係を築いていけるでしょう。
人から好かれるためには、感謝の気持ちを持ち続けることが大切です。この世の中に、当たり前のことなどありません。人からしてもらうことを当たり前だと考えず、感謝の気持ちを持ちましょう。
そして「ありがとう」と素直に伝えることを忘れないでくださいね。
嘘や約束を破ることは、人間関係に傷をつけます。そのため、嘘をついたり、約束を破ったりすることは避けるべきです。常に周囲の人に誠意と感謝の気持ちを持ちましょう。
万が一嘘をついたり、約束を破ったりしたときは、素直に謝ることも1つの勇気です。”今”だけに目を向けるのではなく、一歩先のことを考えて行動しましょう。
今回は、周囲の人が離れていきやすい人の特徴を5つご紹介しました。何気ない言動が原因で大切な人を失うのは、とてももったいないことです。これを機に自分の言動を振り返り、見つめ直すことも必要。素敵な人間関係を築いていってくださいね。
Written by danon