「私って運がないかも」「悪いことばっかり起こる」と思っていませんか? そういった負の連鎖が起こる原因には、不幸を引き寄せてしまう「ある習慣」を行っている可能性があります。どのような習慣が不幸を引き寄せてしまうのでしょうか? 今回の記事では、不幸を引き寄せてしまう習慣と負の連鎖を止めるための方法をご紹介します。
まず始めに、不幸を引き寄せてしまう習慣にはどのようなものがあるのか見ていきましょう。
周りの意見に合わせてしまい、自分の意見や本音を言えないという人は、不幸を引き寄せやすいです。人に流されやすい人は、深く物事を考えていない、人に嫌われたくない、自分の意思を伝えるのが苦手、面倒くさがり屋のいずれかに当てはまる可能性が高いでしょう。
ここで注意となるのが、人に嫌われたくない場合や自分の意思を伝えるのが苦手なタイプの人です。自分の気持ちよりも、人目や他人の気持ちを優先してしまいがちです。
他人を思いやる気持ちは大切ですが、自分の本音や意見を言えないままでは、不幸を断ち切れません。他人から都合の良いように扱われたり、騙されたりして不幸になりやすくなってしまいます。幸せになりたいのであれば、自分の気持ちを伝える勇気を持つことも大切ですよ!
自分が不幸だという自覚がある人の中には、自分の不幸をネタにしてしまう人もいます。
つらいことは、他人に聞いてもらうことで気持ちが楽になりますよね。しかし、つらいことを聞いてもらうのではなく、「こんな不幸があったの」と不幸を聞いてもらうことが目的にすり替わってしまっている場合も多いです。
「私なんか、不幸だからさ~……」「そういえばこの前も不幸なことがあって……」と、不幸自慢になってしまっていませんか?
不幸が当たり前になってしまっているなら、慣れに要注意です。不幸自慢をしている限り、幸せにはなれません。
行動を起こす時、思い付きで行動をしてしまうのも幸せから遠ざかりやすいです。なぜなら、「自分は不幸かもしれない」と思い込んでしまう原因となるからです。
例えばサプライズで恋人に会いに家まで行ったら留守にしていたり、遠方から気になるお店に来たのに定休日だったり、イベントに参加しようと思ったら条件や期限があったなんてこともあるでしょう。
このような残念なことがあった時、「運がないな~」「やっぱり不幸かもしれない」と思ってしまいがちです。
しかし、それは自分が不幸だから起きたことではありません。サプライズで連絡せず恋人の家へ行ったから会えなかっただけで、きちんと確認していれば楽しい時間を過ごせたかもしれません。お店が定休日なのも事前に調べておけば回避できた可能性が非常に高いです。イベントに関しても参加条件や期限をあらかじめ確認しておくことはできます。
思い付きでの行動は自分が不幸だと思い込む原因となりやすいので、気を付けましょう。こうした事態を回避するためにも、洞察力を身に付け計画性を持って行動するようにしてください。
最後に、負の連鎖を止める方法をご紹介します。度重なる不幸を断ち切りたい人は、目を通して参考にしてみてくださいね。
自分が苦手な人や嫌いな人と一緒にいると、どうしても不快な気持ちから不幸に感じやすくなってしまいます。幸せになりたいのであれば、自分を嫌な気持ちにさせる人とは距離を置いたり縁を切ったりすることも大切です。
苦手な人が、学校や職場などの距離を置きにくい場所にいる場合もあるでしょう。そんな時は、なるべく会話をしないようにしたりプライベートでは会わないようにしたりするのがベターです。
物事をネガティブに考えてしまうと、気が滅入ってしまいがちです。「私なんか」「どうせ……」「うまくいきっこない」などと、ネガティブ思考をするよりも、ポジティブ思考の方が幸せを感じやすくなります。
「私でもできるかもしれない」「きっと平気」「多分うまくいく」と前向きに物事を考えてみてください。それだけで、問題が発生してもなんとかなるような気持ちになりませんか?
「慎重さ」や「失敗した時のリスク」を考えることは大切です。しかし、心配し過ぎるとうまくいかなくなることもあるので、時には明るく物事を考えることも自分の気持ちを楽にするためには必要です。
洞察力・慎重さ・計画性がなく、人に流されやすい人は、不幸なことが起きやすいです。思い付きでの行動は計画性がないので、予期せぬ事態に陥りやすく、自分が「不運」「不幸」だと思い込みやすくなってしまいます。
また、自分の本音や意見をしっかり言えないと、他人から都合の良いように扱われたり、騙されたりしやすいです。
不幸を断ち切りたいなら、自分の意思を伝える勇気を持ったり、苦手な人や嫌いな人との関係を絶ったりしてみましょう。また、ポジティブ思考にすることも意識してみてくださいね。
Written by 早紀