人の年齢と精神は必ずしも一致しているとは限りません。年齢よりも精神的に大人っぽい人もいれば、逆に年齢よりも未熟な人もいますよね。大人になれない人は、その子どもっぽさが原因で周囲から迷惑がられてしまう可能性があります。
今回は、大人なのに大人になれない人の特徴やその原因、対処法までご紹介します!
大人になれない人は感情をコントロールせず、常にストレートに表現する傾向にあります。
ポジティブな感情を表に出す分には問題ありませんが、ネガティブな感情も隠さずすぐに出してしまうので、周囲に短気なイメージを与えがち。人のことを考えずに自分の不機嫌さや怒りを猛アピールするので、誰もいい気分はしないでしょう。
精神的に幼稚な人は、仕草にも子どもっぽさが現れることがあります。
初対面や目上の人に敬語が使えない、語尾を伸ばして話す、一般マナーを知らないといった特徴がある人は、周りに子どもっぽいと思われてしまうでしょう。その子供っぽさを自分の魅力だと勘違いしている可能性もあります。
大人になれない人は自分が嫌なことは全て人任せ、失敗した時は責任転嫁するなど、ワガママな面が強いです。
特に自分に好意を持ってくれる相手には、「自分が言うことなら何でも聞いてもらえる」と思っている節がありワガママ放題。
大人になれない人は自分のことしか考えられないため、固定観念が強めです。自分の価値観や世界観を他人に押し付ける一面もよく見られます。
新しいことを受け入れることが苦手なので自己成長できず、未熟なままという人が多いです。
子どもの頃は、親や周りの大人が色々な責任を肩代わりしていましたが、大人になれば自分の行動は全て自分の責任です。しかし、大人になれない人は責任を問われたくないという気持ちが強いのです。
例えば重要な役を任されても、自分が認められたことへの喜びよりも、プレッシャーやストレス、面倒くさいといったネガティブな感情の方が勝ってしまいます。
特に甘やかされて育った人は、周りが何でもしてくれていたのでその気持ちが一段と大きい傾向にあります。責任や面倒なことを放棄したい気持ちが、子どもっぽい言動として現れているのです。
誰でも歳は取りたくないものですよね。少しでも若々しく見られたいと思って、見た目に気を配る人は多いでしょう。
大人になれない人はこの「自分はまだ若い」という思い込みが強すぎるゆえに、内面や考え方まで若者と同じ感覚になっている可能性があります。TOPをわきまえずに幼稚な言動をとる大人は、若者からすれば「痛い大人」でしかないので要注意。
両親との関係に問題があったまま育ったという人の場合、愛情不足ゆえに誰かから必要とされたいという強い願望を持つ傾向があります。
この承認欲求を満たすために、甘えたい気持ちや独占欲、依存心が強くなってしまい、大人になっても精神的に成長できない原因となっているのです。
精神的な未熟さは、人間関係や恋愛においても弊害となってしまいます。年相応の言動ができるように、「大人になれない人」から卒業するための方法をご紹介しましょう。
自分に子どもっぽい部分があると自覚しているならば、まずはその幼稚さを認めましょう。
今までの言動を客観的に振り返ってみることで、自分が反省するべき点や直すべき部分が見つかります。そうすれば大人としてどのような振る舞いが必要なのか分かり、意識も変わってきますよ。
実家暮らしの人であれば、思い切って一人暮らしを始めてみましょう。
一人暮らしは精神的にも金銭的にも自立が必要となります。自立した生活を送ることで色々な経験が積めるので、自然と精神年齢も上がっていきます。
お相手がいれば結婚も一つの選択です。家庭を守るという責任感が備わり、家事や育児の中でどんどん精神が鍛えられ大人になっていけるでしょう。ただし、結局お相手に頼りきりというのでは意味がないので、ここは慎重な判断が必要かもしれません。
今回は大人になれない人の特徴や原因をご紹介しました。
当記事を見て自分に子どもっぽいところがあると自覚した、または人に指摘されたことがあるという人は、今からでも精神的に大人になる努力をしていきましょう。
今までの言動や態度を振り返り、自立を意識することで、幼稚な自分から大人の自分へと成長できるはずです。
嫌なことから逃げず、色々な経験を重ねてさらなる成長を目指しましょうね!
Written by 早紀