彼氏が急に別れを切り出す場合、ストレートに伝えるよりも雰囲気を作ってから遠回しに伝えるパターンが多いです。別れを考える理由は様々ですが、言われた場合はまずお互いに冷静になって彼氏の別れたい気持ちを受け入れることが、復縁するためにも大切なポイントとなっています。
彼氏とうまくいっていると思っていたのに、急に別れようと言われてパニックになってしまったという人は少なくありません。またそういう話を聞いていると、自分も彼氏から急に別れを切り出されてしまうのでは、と不安を感じる人もいるでしょう。
そんな時に気になるのが、急に切り出される別れのパターンとしてはどのようなものがあるのか、という点です。ここからは、彼氏から急に別れようと言われたパターンを4つ紹介します。
「別れよう」と直接彼女に伝えるのは男性にとってとても勇気がいるものであり、直接伝えることで相手を悲しませる・傷つけることをしたくないと考えている人も少なくないでしょう。
このため、「お互いに距離を置こう」とまずは彼女と距離を取るようにして、相手から別れを切り出してくれることを期待しているのです。
一見するとただお互いの関係を冷静に見直したいという意味にも聞こえますが、残念ながら男性の「距離を置こう」という言葉は別れようと言われたのと同じだと考える必要があります。
彼氏から急に別れようと言われたパターンで挙げられることが多いのが、「他に好きな人ができた」という理由です。
これは実際に本当に好きな人ができてしまったパターンのほか、別れを切り出す理由が思いつかなかったパターンもあるでしょう。どちらにしても絶対に別れたい、彼女が愛想をつかして別れを受け入れてもらうための強力な言葉として使われる場合があります。
ただ本当に他に好きな人ができたのであれば、浮気や二股をするのではなく別れを切り出すというのは、彼氏なりの誠実な対応と捉えることもできるでしょう。
彼氏から急に別れようと言われたパターンの中には、それ以前に彼女が思わず別れたくなるような行動を繰り返している場合もあります。
例えば、二人きりで会わなくなる、ボディタッチや会話が減る、話を聞いてくれずにメールなどの返信が遅くなるなどの行動が挙げられています。これは直接別れを切り出すのは嫌だから、彼女側から別れを言ってくれた方が楽だという心理からくる行動でしょう。
そうして少しずつ彼女の心が離れていけば、急に別れようと言われても納得してもらいやすいかもしれない、という心理の可能性もあります。
ストレートに別れたいと言われたパターンは、決して多くはありません。これはストレートに伝えることで彼女を傷つけてしまうのが嫌だという人や、感情的になって何をされるかわからないという不安があるからでしょう。
それでもこれ以上彼女と付き合い続けることができない、もう関係を終わりにしたいという気持ちが強い人や、変に期待させたくないと誠実な気持ちを持っている人の中には、ストレートに別れを切り出す人もいます。
別れ話を突然切り出されても、冷静に対応できる女性は決して多くはありません。突然のことにパニックになってしまい、取り乱してしまう、感情的になってしまう女性は多いでしょう。
ただそこで考えなければいけないのは、そもそもなぜ彼氏から急に別れようと言われたのかという点です。彼氏も理由なしで別れたいと考えることはなく、理由や原因がどちらにあるのか明確にする必要が出てきます。
実際に彼氏が彼女と別れたい、別れを切り出す際に考えられる理由としては、4つほど挙げられています。
彼氏から別れようと言われた時に真っ先に考えられる理由として多いのが、他の女性に気持ちが移ってしまった、他に好きな人ができてしまった、というものです。
これは自分のことを嫌いになってしまった可能性もありますが、自分以上に好きな人ができてしまった、いわゆる感情の問題は話し合っても解決できない場合があります。さらに第三者が絡んでしまっている以上、どうすることもできないケースが多いでしょう。
彼女に愛されるのは嬉しいという男性は多く、多少の束縛も可愛らしいと好意的に見てくれる人は少なくありません。
とはいえあまりにも彼氏のことを束縛し過ぎてしまう、尽くし過ぎて距離が近くなりすぎてしまったなど、愛情表現が重たいと感じられてしまった場合は、付き合っていることに疲弊してしまい、別れを切り出す男性もいます。
自分ではそこまで重いとは思っていなくても、相手にとって重くてうんざりしてしまうと感じられているケースは多いでしょう。
彼氏のことが好き過ぎて、ずっと一緒にいたいからと、彼氏が一人で過ごせる時間を奪ってしまう女性がいます。
どんなに大好きな彼女でもずっと一緒にいるというのは難しく、一人で過ごす時間も欲しいと考えている男性は多いでしょう。そのため一人の時間がなくなってしまったことに窮屈さを感じてうんざりしてしまう、疲れてしまって別れを切り出す人も少なくありません。
このようなパターンは、彼氏のことを考えずに自分の気持ちばかり押し付けてしまう女性が多く見受けられるため、当てはまる場合は注意が必要です。
恋人同士とはいえ他人同士が一緒に過ごすため、お互いに思いやりを持って接するのは当たり前のことだと感じる人は多いでしょう。
最初のうちは遠慮や思いやりを持っていたはずなのに、気づいたら自分の気持ちや考えばかりを押し付けてしまっていた、彼氏のことを思いやれなかったという女性ほど、急に別れようと言われたケースがみられます。
その結果、彼氏は彼女からの思いやりを感じられなくなり、付き合い続けることに疲れてしまう可能性があるでしょう。
男性が恋人に対して急に別れを言う前に抱えている気持ちは、女性のものとは異なっている場合が多いです。
例えば女性の場合、急に別れを切り出すことは、恋人の気持ちを確かめようとする試し行為でもあります。また男性からすれば、唐突に話を切り出されたと感じることも少なくないでしょう。
男性が恋人に対して急に別れを切り出す場合はこれとは逆の気持ちであることが多いため、その点を注意して彼氏の気持ちを考えなければいけません。
男性にとって別れ話を切り出すのは決して簡単なことではなく、切り出すからには女性に受け入れてほしいと考えています。つまり、女性が別れようと言われたとしてもトラブルにならないように配慮するでしょう。
このためいきなり別れようというのではなく、まずは別れを匂わせるような雰囲気づくりをします。そうして女性にも心の準備をさせたつもりで別れを切り出すため、女性からすると予感はあったけれども急に別れようと言われたと驚く人も少なくありません。
女性は彼氏の愛情や自分への気持ちを確かめる、もしくは試すために別れを急に切り出す人もいます。これは本気で別れたいと思っているのではなく、あくまでも相手の気持ちを確かめて反省を促す意味が強いでしょう。
このような試し行為をする女性からすると、彼氏も同じように試しているのではないかと思うでしょう。ですが男性は試し行為で別れを切り出すことはほとんどないため、本気で別れようと言われた可能性が高いといえます。
大好きな彼氏から急に別れようと言われたら、感情的になってうまく対応できなくなってしまう人もいます。ただ、対応に失敗してしまうと復縁できなくなってしまうため、復縁したいのであれば適切な対応を心がけることが重要です。
彼氏から急に別れ話を切り出されたらどのように対応すればいいのか、ここから紹介する5つの対処法を参考にしてください。
彼氏から急に別れようと言われた際、その場ですぐに返事をすると後悔してしまう可能性が高いです。特に冷静な状態ではない時に話を進めようとしても、うまく対応できない場合もあるでしょう。
そのため、まずは時間や距離を置いて一人になり、冷静な気持ちで二人の関係を考え直すことが大切です。そうして彼氏からの別れ話を受け入れつつ、自分が納得できる答えが見つかるように考えていきましょう。
急に別れようと言われても、まだ彼氏のことが好きな場合は簡単に受け入れられません。そのため、別れたくないと彼氏の気持ちを受け入れられない人もいるでしょう。
ただそこで別れることを拒否しても、彼氏の気持ちを変えることはできない可能性が高く、無理に引き留める言動はますます別れたい気持ちを強くしてしまう可能性があります。その場は受け入れてくれる場合もありますが、気持ちは冷めてしまっている場合もあるでしょう。
だからこそ、まずは自分の気持ちを我慢して、彼氏の別れたいという気持ちを受け入れることが必要になります。
別れようといったにもかかわらず、彼氏からするとあっさり受け入れられるのも嫌だ、けれども悲しまれるのも罪悪感があって気まずい、など女性の反応を面倒くさいと思って不安になっている部分があるでしょう。
そのため別れを切り出されて悲しいと彼氏の前で伝えつつ、それでも前向きに一人でも歩いていけるという姿勢を見せることで安心してもらえるのです。後腐れなく別れられたという気持ちはもちろん、別れた後でも良い印象を残せます。
彼氏が別れを切り出すに至ったのは、彼氏だけではなく自分にも悪い部分があった可能性があります。悪い部分をそのままにしておくと、復縁できた時や次の彼氏ができた時に同じことを繰り返す可能性があるでしょう。
このため可能であれば、彼氏に自分の何が悪かったのかを確認して、反省できる部分はしっかり反省する、改善できるところをできる限り改善するなど、前向きに対策していく姿勢を見せることも最良の対応です。
どんなに彼氏の気持ちを受け入れて別れたとしても、完全に別れを受け入れられない、吹っ切れるまでにもう少し時間がかかるという人も少なくありません。そんな場合は無理に関係を完全に断つのではなく、多少連絡が取れるようにしておくのもいいでしょう。
そうすることでお互いに気持ちの変化が表れる可能性もあり、復縁できる可能性も出てきます。ただ連絡を取る場合は彼女としてではなく、あくまでも今は友人としてなど、気持ちを切り替えることが必要です。
別れ話を切り出されても、対応を間違えなければ関係修正できる可能性があり、場合によっては復縁できることもあります。逆に対応を間違えてしまうと、戻れないほど関係が破綻してしまい、最終的にはどうすることもできなくなってしまうでしょう。
このため、彼氏と復縁したいと考えている人は、ここから紹介するしてはいけない5つのNG行動に注意しておかなければいけません。
彼氏のことが大好きで別れを受け入れられない、別れたくないからと、泣いて彼氏にすがりつくのはNG行動の一つです。特に泣きながらすがりついてくる姿は、彼氏からするとうんざりしてしまうケースが多く、早く別れたいという気持ちにさせてしまいます。
気持ちが冷めている相手にすがりつくのは自分勝手な行動なので逆効果です。ただ相手を困らせてしまうだけの行動は控えましょう。
別れたくない、悲しいという気持ちが怒りに転じてしまうと、「どうして別れるなんて言うの」と逆切れして怒りを彼氏にぶつけてしまう女性もいます。
このように逆切れして怒り出すということは、彼氏からすると自分の話を聞いてくれない、自分への思いやりがない姿としか映らないのでしょう。結果としてさらに気持ちが冷めてしまうため、復縁の可能性が遠のいてしまいます。
あっさり別れを受け入れられるのも彼氏にとっては複雑ですが、だからと言って「絶対に別れない」と別れを拒否されるのは、とても厄介だと受け取られてしまいます。
彼氏にはもう気持ちがないため、どんなに別れないと言い張られても愛情が戻るわけではなく、困らせてしまう場合があります。また彼氏の気持ちを無視した自分勝手な主張をする彼女に対して、もっと別れたい気持ちが強くなってしまう可能性があるでしょう。
「どうして別れるなんて言うの」「私のどこが悪いの」など、別れようと言われた悲しみと気持ちを取り戻したい一心で理由をしつこく聞くのも、してはいけない対応の一つです。
自分の悪いところを反省するために聞くのであれば理由を聞くことは大切である反面、相手を責めるために聞き出そうとするのは面倒くさがられてしまいます。特にしつこく聞き出そうとする姿は冷静とは言えないので、彼氏に嫌がられる可能性があるでしょう。
一度は別れを受け入れたけれどやっぱり納得できないという人や、別れを受け入れることができない人の中には、彼氏への執着心を強くしてしまい、ストーカー行為などの迷惑行為に走ってしまう人もいます。
何度も連絡を入れる、彼氏の自宅などに押しかける、SNSに粘着するなどのストーカー行為は相手に迷惑をかけるものであり、悪質なものになると法的な手段を取られる場合もあるでしょう。
別れたくはないけれども、彼氏から別れ話を切り出されたのであれば、まずはその気持ちを受け入れることが復縁するためにも大切です。
そうして別れてからでもチャンスを待てば復縁できる場合があるのですが、ただ待っているだけではなく、自分磨きをする、お互いの関係を整理する、連絡を取れるようにして関係をある程度継続するなど、しておいた方がいい対策はあります。
ここからは、別れてから彼氏と復縁するための方法を5つ紹介します。
まず復縁したい場合に必要とされているのが、冷却期間です。別れてすぐに復縁しようとしても彼氏の気持ちがすぐに戻るわけではなく、むしろ別れたばかりの時と気持ちが変わっていない可能性があります。
そのため、まずはお互いの関係を整理するための冷却期間を設けて、それぞれに対する気持ちが変化するかどうかを見極めることが大切でしょう。
彼氏と別れた女性の中には、別れたという事実を受けとめきれずに彼女としてふるまい続ける人もいるでしょう。また受け入れたつもりでも、振り返ってみるとなかなか受けとめきれていないと苦しむ人も少なくありません。
冷却期間中に彼氏と別れた事実をゆっくり受けとめるようにすることで、彼氏との関係に一旦の区切りをつけることも必要です。そうすることで復縁について考える余裕ができやすく、前向きに行動できるでしょう。
もう別れてしまったのだから、未練が出てしまうからと、彼氏からの連絡を無視してしまうのは復縁を遠ざけてしまうNG行動です。
彼氏の方から連絡をしてくれているため、そこから復縁のきっかけになる可能性もあるでしょう。まだ気持ちの整理がついていないという人は、少し時間を置いてから返事をするのもありです。
こちらから会いたいというのではなく、連絡が来ても相手の話を聞く程度にしておくことがおすすめです。
彼氏と復縁するのであれば、別れた時のままの自分では振り向いてもらえません。冷却期間中は彼氏と会うこともないので、時間に余裕ができたからこそ、自分磨きに専念してみるのがおすすめです。
外見だけではなく内面に関しても自分磨きを怠らないことで、次に彼氏と出会った時に別れたことを後悔させることができ、復縁につなげやすくなるでしょう。
冷却期間を置いて、ある程度お互いの関係を整理できたなら、他の友人よりもお互いのことを理解できている特別な友人関係にもなれます。
そうして友人として悩み事や何気ないことを相談される、する間柄になることで、徐々に信頼関係を取り戻し、新しい恋人関係に発展する場合があるでしょう。時間がかかる場合も多いですが、他の友人とはまた違った関係や距離感になるため、復縁できる可能性も高くなります。
彼氏から急に別れようと言われたら、どんな女性でも動揺してしまうでしょう。ただ動揺したまま話を進めようとしても、気持ちが冷めてしまった彼を取り戻すことはできません。対応によっては、より関係が破綻して復縁も難しくなるでしょう。
まずはお互いに冷静になれるよう時間を置きつつ、別れを受け入れられるように気持ちを落ち着かせることが重要になります。
そうして落ち着いて対応すれば、結果として彼氏との関係を修復できるきっかけにつながるのでしょう。
Written by KOIGAKU