いまさら聞けない「レズ」とは? よく聞かれる5つの疑問も一緒におさらい

レズとは一体どういう人達のことをいうのでしょうか?

過去、勝間和代さんが同性の方と恋愛し一緒に暮らしていることを告白し、女性の同性愛「レズ」が話題となっていますね。

あまり身近にレズの人がいないために、レズについて聞かれても正確に詳しく答えられないことも多いのではないでしょうか。

今回はレズとはどのような人達なのかについて、よく聞かれる疑問5つと共にご紹介していきます。

まず「レズとは」

レズとは「レズビアン」の略で、女性の同性愛者の事を指します。英語圏では女性でも、同性愛者なら「ゲイ」と呼ぶこともあるのですが、日本では「レズ」「レズビアン」の呼び方が一般的です。

当事者も自分達のことを「レズ」や「レズビアン」、「ビアン」と呼ぶことが多いです。

よく混乱してしまうのが、体は女性として生まれたけれど、心は男性で、体も男性になりたいという人で、恋愛対象が女性の場合、この人は「異性愛者の男性」になるので、レズではありません。

レズとは、女性が好きな女性という意味です。

いつからレズなの?

多くのレズの、その性的指向は生まれ持ったものであることが多い印象です。

経験によって女性とお付き合いするようになったレズもいますが、私の知っているレズは幼い頃や思春期の頃から「女性が好き」という感覚が芽生えたようです。

レズを含む性的指向は経験で得られるものというより生まれ持ったその人の個性の一つなので、「レズになる 」という感覚ではなく、その人は元から「レズである」という認識を持ったほうが良さそうです。いつからレズなの?

女の子と付き合ったことあるの?

私の周りのレズを見渡してみると、意外と女の子とお付き合いをした経験のあるレズは多いです。

会社や学校、アプリやイベントで知り合ったレズの女性や、異性愛者の女性とお付き合いをするケースが多く、「レズの人は相手がいなくて恋愛経験がない」という印象はもう古いものかもしれません。

男性が嫌いなの?

「レズとは男性が嫌い、苦手だからレズになった」というのも古臭い偏見の一つでしょう。

レズは、幼い頃の甘酸っぱい思い出の中や、思春期になって性を意識する生活の中で、自然と「自分は女性が好きなんだ」と自覚するケースが多いので、男性に対して深刻なトラウマがあるから逃げるようにレズになったというわけではありません。

しかし一部には、男性と過去に交際経験があった中で、男性と関係を持つことが嫌になりレズになった方もいます。男性が嫌いなの?

男性っぽい格好をするの?

レズとは男性っぽい服を着て、仕草や歩き方もどこか男性らしさを漂わせているイメージがあるかもしれませんが、実際にレズの方々にお会いしてみると、外見や服装の趣味は様々で、異性愛者の女性と大きく変わらないように思えます。

女性らしいレズを「フェム」、男性らしいレズを「ボイ」と呼ぶことはレズ界隈では常識なので、男性らしい格好をしたレズの方も、もちろんいます。

また、普段は女性らしい格好をしているけれど、たまに男性らしい服を着るという方もいますが、どちらにしてもレズだからという理由だけで男性らしい格好になるわけではないようです。

結婚したい?

この質問に対する答えは個人差が大きいと思いますが、私の周りのレズに方の話を聞く限り、少なくとも半分以上のレズカップルは結婚を望んでいます。

愛する人と一緒に暮らすだけでなく、しっかりと法律上のパートナーとなって医療や税制など様々な場面において、異性愛者と同じ様に恩恵を受けたいと考えるレズの方は多いようです。結婚したい?

まとめ

レズとはどういう人のことを指すのか? また、よく聞かれる疑問をご紹介してきました。

実際レズの方を目の前にすると「当たり前すぎて聞けない!」と考えている方の参考になれば幸いです。

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