「とんでもない裏切り行為をされた」「付き合っている時にひどいことをされた」「浮気された」「二股だった」などなど、付き合っていた彼に恨みを持ったまま別れると心の淵からわき上がってくるのは復讐心。しかし当然のごとく、復讐は幸福を生みません。
元彼の傷つく顔を見たいという自分自身の心は、そう思えば思う程知らぬうちに傷ついていっていると思います。そこで、元彼に復讐したい心がおさまらない時におススメしたいことをいくつかご紹介致しましょう!!
難しいことですよね。一度好きになった人を忘れるということは決して簡単なことではありません。人によっては何年もかかると思います。ただ、とにかく忘れること。完全に忘れることができなくても、心から引き離すことがとても大切です。
好きという気持ちが度を超えるとそれは執着になってしまう様に、深く傷つけられたという思いも、度を超えると執着になります。つまり、元彼に復讐することに執着してしまっている状態。彼から心を引き離すことは、その執着の力を弱めるということにも繋がります。
受けた深い傷が癒えることがなくても、執着の力が弱まれば、復讐心も和らいでくるんだと思います。
彼があなたを傷つけたのは、まぎれもなく彼の心の弱さが原因です。心の弱い人間は他人を傷つけます。それがむき出しの牙であっても、表面上は善意だったとしても……。心の弱い人は相手を思いやる気持ちを時々忘れてしまうのです。「知らぬ間に傷つけてしまった」という場合も心の弱さが生み出す隙間だと思います。
「元彼の心が弱すぎた」と考えてみてはいかがでしょうか? 「弱いのだから傷つけられたことも仕方がないことなのかもしれない。」すぐにはそう思えなくても、心の片隅に留めてみてもらえたら……。
あなたにとってのこの大きな心の痛み、喪失感を、前向きに次のステップに変えることが出来たなら、それはとてもすばらしくて大きな一歩になるのだと思います。
人は時々、手に抱えたいっぱいのものを手放さなければいけない時があります。それがたとえ、自分にとって重要でとても大切な人であったとしても。両手いっぱいの時は新しいものが入ってきません。しかし、手放すと一気に色々な出会いや運が巡ってくるものです。
元彼に対しての復讐心を燃やしている時は、両手いっぱいに抱えたものを手放せない時です。しかし、ここは思いきって手放してみましょう。その瞬間、驚く程の新しい未来があなたに訪れるのだと思います。
復讐心に燃えている時は、顔が醜くなっている時。自分では気がつかないけれど、友人に指摘されて気がついたり、ふと鏡の中の自分の顔を見て「やつれているな」「暗いな」など感じたならば、それは改善していった方が良いでしょう。本来のあなたの輝きが落ちてしまっている証拠です。
そういう時こそ外見磨きをしましょう。メラメラと湧き出る怒りの根っこを断ち切るべく、思いきって髪の毛を切るのも良いと思います。ファッションを変えてみたり、メイクを変えてみたり。そうすることで、すっかり復讐心が消えていくこともありますよ。
いかがでしたでしょうか? 元彼に復讐したい心が収まらない時、それは執着している時、そしてあなた自身の輝きが失われつつある時。
是非とも、この別れはきっと転機の訪れだったんだとポジティブ変換してみてください!
Written by ヒナタ