現在交際している彼氏がいるという女性、それから今はまだ交際相手はいないけど、いつかは結婚したいと考えている女性が、結婚をするにあたっての未来予想図を描いた際に、必ずぶち当たる問題。それこそがこの嫁姑の関係です。
交際相手の家族との付き合い方、結婚が決まって以降に直面するかも知れない彼の親御さんからのプレッシャー。これを防ぐためには、夫となる予定の彼氏を、恋人同士のうちに教育しておく必要性があるのではないでしょうか。
今回は、大好きな彼氏を結婚後も好きでいられるために必要な愛の情操教育について考えていきたいと思います!
男女間の問題は交際している者同士が解決するためにお互いを理解しあえばいいわけですが、結婚したことによってこの問題に、お互いの家族が介入する場合もあるわけで。
結婚式の日取りを決める際にも口出しをされたり、お互いの家族の顔合わせの際にちょっとした毒を吐かれたり。往々にしてこういう被害に遭ってしまうのは女性側だと相場が決まっています。
また、この時に交際相手が自分の家族の不敬に毅然とした対処をしてくれればまだ救われるのですが、中には我関せずと明後日を向いてしまう男性だって少なくありません。
当然、大好きな彼と一緒になろうという段階に至った時、親御さんの性格に難があるために破局を選択するなんて勿体ないことです。男性にとっての母親とはとりわけ特別な存在である場合がほとんどで、中にはそんな母親の重箱の隅を突くような指摘の嵐を目の当たりにしても、「上手くやり過ごしてくれよ」という無責任は発言をして誤魔化そうとする男性もいるようで。
こうなったら四面楚歌。となると、大切なのは、いかに彼氏を自分の味方に引き込むかということになりますよね。
重要なのは、考え方を一新させること。
彼氏が母親にベッタリでマザコン気質が見受けられる場合は、まずは家族が彼をそこまで大切に育ててきたという背景を重視しつつも、それはそれと切り離して、これまで自分を大切にしてきた家族と、これから自分が大切にしなければならない相手は他人であるという当然の事実をしっかり受け入れてもらうこと。
むしろ結婚を考えている女性の立場からしたら、これから新しい家族の屋台骨になろうかという男性が、いつまでも実の母親に大切にされているという光景は見たくはないもの。「おいおい、こいつ本当にこんなんで社会で渡り合えるのか?」と思ってしまいますよね。
男性は社会に出た時点で、一応は自立するケースがほとんどです。一人暮らしをして、自炊をして、会社で働きます。ですがこれ、別に男性だけじゃなく、女性だって同じこと。自立している女性は大勢います。
結婚はこの自立に加えて、自律(自分を律する)という考えが大切になります。この自律を阻害する要素は幾つかありますが、間違いなく過保護な母親などはこれに含まれるはずです。
我が子が愛おしくてたまらないのは分かるのですが、度が過ぎると人間的な成長を止めているだけです。しかしこれを当の母親に面と向かって口にするにも角が立ちますので、そこは彼氏に、本当に頼りに出来る男性に成長してもらうためにお願いをするのがいいでしょう。
勿論、そのためのサポートは惜しんではいけませんが。いつか結婚を考えているなら、この点については常々意識しておいても損はないかも?