異性の心を射止めるには、マナーやデリカシーなど最低限の礼儀礼節を身につけておく必要があります。
でも、自分自身を客観的に評価するのって、意外と難しいものです。
異性を幻滅させかねない下品な行動を、無意識的についうっかりやってしまっている人も多いはず。
今回は、ついうっかりやってしまいがちな下品な行動を、3つの視点で具体的にご紹介します。
本記事を参考に、ぜひ普段のご自分の行動を振り返ってみてくださいね。
それではさっそく、今すぐやめるべき3つの下品な行動をご紹介します。
日常で履く靴を、ついサンダルのようにかかを踏んで履いてしまうのがクセになっている人は、今すぐその習慣を改めましょう。
靴のかかとを踏む行為は、靴の機能にダメージを与えるだけでなく、足にも悪影響を与える可能性があるため、昔から「だらしない行為」とされてきました。
こうしたマナーの悪さや育ちの悪さを感じさせる行為は、以下の通り他にもたくさんあります。
・箸や鉛筆などを正しく持てない
・魚の食べ方が汚い
・くちゃくちゃと音を立ててご飯を食べる
・食事中にテーブルに肘をつく
・玄関で靴を揃えない
・爪が汚い
・香水のにおいがきつい
・スーパーの商品の扱い方が雑
・足音がうるさい
「障害があって靴を本来の方法で履けない」のは仕方ないにしても、「改善しようと思えばできるけど、つい自分に甘えて怠っている」のなら、今すぐに改善するよう意識しましょう。
物事は一事が万事です。靴のかかとを踏むことすら改善できないのなら、他にも改善点が山ほどあるはず。
相当深刻な状況に陥っていることを自覚する必要があるかもしれません。
心当たりがある方は、まずは靴のかかとを踏むのをやめることから始めてみましょう。
前項は「マナーの悪さや育ちの悪さ」を感じさせるような下品さだったのに対し、次は「礼儀礼節のなさによる下品さ」です。
「ありがとう」をはじめとするあらゆる挨拶は、礼の基本中の基本です。
中には「本当は明るく挨拶したいけど、拒絶されるのが怖いし、何より恥ずかしくてなかなかできない……。」というシャイな方もいると思います。
しかし、大半の人は人から挨拶されると気持ちいいものですし、挨拶してくる人を嫌ったり拒絶したりすることはほとんどありません。
もし挨拶を拒絶されるなら、挨拶以前の問題があるはずです。
挨拶のほか、以下のような行動も礼を欠く下品な行動と解釈されやすいので、心当たりがある方はすぐにでも改めましょう。
・借りた物を返さない
・連絡せずドタキャンする
・言葉づかいが汚い
・約束を守らない
・一方的に話してばかりいる
・大事な話をチャットアプリで済ませる
・人の話を聞かない
いくつかの課題がある方は、「明るい挨拶」から始め、徐々に改善していくのがおすすめです。
「マナーの悪さや育ちの悪さによる下品さ」「礼儀礼節を欠いた下品さ」に続き、3つめにご紹介するのが「人間性の下品さ」です。
店員への横柄な態度は、人間性が疑われても仕方ない典型的なケースです。その他、以下のようなケースも同様です。
・他人の悪口や噂話をいう
・平気で人を待たせる
・特定の人に対して上から目線
・感謝の気持ちを言葉にしない
・他人の話を途中で遮る
人間性の下品さは、恋愛においてかなり深刻です。
どれだけスペックが高くても、人間性の下品さが垣間見えた時点で、多くの人は引いてしまうでしょう。
自動車のハンドルをにぎると人が変わってしまうタイプや、お酒に飲まれてしまうタイプなども要注意。
レストランや小売店などで店員に横柄な態度をとる人は、自分が低俗かつ器の小さな人間であることを自己紹介しているようなものです。
店員さんには感謝と敬意を持つこと。店員に限らず、あらゆる人に敬意を持つことを忘れてはいけません。
いくらマナーの教本を読んでも、エチケットを学習しても、なぜかなかなか身につかない人がいます。
実はマナーや礼儀などで大切なのは、マニュアル通りの作法を行うことではなく、「他者への配慮や気配り」なのです。
他者へ配慮したり周囲に気を配ったりする意識や習慣を育てるために教本や教材を読むのはいいことです。
ですが、こうした本筋を理解しないままマナー本を読んでも、空虚な作法を学習することにしかなりません。
「下品な行動」はつまり「相手や周囲を鑑みない行動」と同等です。
ですから、相手や周囲に十分に配慮し、気を配る意識や習慣が身につけば、自ずと行動や振る舞いも変わります。
下品な行動をやめたい方は、まず「他人への感謝と敬意」の気持ちを持つことから始めてみましょう。
品性のある人生を歩むか、下品な生き方をするか、筆者個人的には個人の自由でどちらでもいいと思います。
しかし、現実問題として、下品だとどうしても恋愛が遠ざかってしまいがちです。
素敵な恋をし、ひいては幸せな家庭を築きたいと思っているのなら、品性のある生き方を意識することも必要でしょう。
幸せな未来をつかむために、まずは靴を大切にするところから始めてみませんか?
Written by はるお