お金は生きていく上で必要なものです。いくらあっても邪魔にはならないと言ってしまっていいはずです。そのため女性は、パートナーを選ぶ際、相手の貯金額を重視すると言われています。今回は、貯金がない男性に対し、女性が思ってしまうことをいくつか紹介したいと思います。
毎月ちゃんとお給料をもらっているのに、貯金がまったくない男性は、お給料が入ってきたら全部使ってしまうタイプなのでしょう。つまり手元にお金が入ってきたら、好きな物を買い、好きな物を食べ、好きな趣味に全部お金を費やすのです。
中には、ギャンブルにハマっていて、持っているお金を全部ギャンブルや投資にまわしてしまう男性もいるかもしれません。そんな男性に対して女性は、「金遣いが荒い」と思うでしょう。結婚をするパートナーにはふさわしくはないと、女性は判断してしまう可能性大です。
貯金がないと、いざというときに困ります。たとえば、車をぶつけてしまって修理代が高額になったり、病気をしてしまい医療費がたくさんかかることも考えられるでしょう。そうしたことを日頃から考え、備えをするつもりがあるなら、貯金がまったくないということは考えられないと思います。
貯金がない男性は、将来のことなどちっとも考えていなくて、その日暮らしなのだなと女性に思われても仕方がないでしょう。ただし、実家に仕送りをしているなど、よほどの事情があるのなら別ですが。
貯金がない男性は、そもそも収入が少ないのだなと女性は考えます。毎日暮らしていくのに精一杯。食費、光熱費、家賃など必要経費を支払ったら、もう手元にはお金が残らないくらい、お給料が低いのかもしれないと考えます。つまり、貯金をする経済的な余裕などないのでしょう。
ただ、収入が高くても貯金がない人もいます。それこそ「宵越しの銭は持たない」タイプで、飲み代、遊びなどにお給料を全部使ってしまいます。しかし、収入があるなら、貯金をするように促すことはできますが、もともとの収入が少ないなら、貯金をするのは不可能なのだなと、女性は判断しパートナー候補からは外すでしょう。
結婚式にはお金がかかります。しかし、ウエディングドレスを着て結婚式をあげ、大勢の人に祝ってもらうのは多くの女性の夢です。そのための資金である貯金がなければ、その夢は叶いません。
両家の両親などが結婚式の費用を出してくれる場合もあるかもしれませんが、それでは両親に頭があがらなくなってしまうでしょう。この人と結婚しても、式はあげられない。新婚旅行も行けないかもしれない。そんな風に女性は思い、結婚はできない相手として見るでしょう。
結婚をしたら、新居を決めて引っ越しをし、そこで新生活が始まります。しかし、それには多額のお金がかかります。部屋を借りるにしても、敷金、礼金、引っ越し費用がかかりますし、家具なども新しくそろえなくてはいけないでしょう。
貯金のない男性には、その資金を出すことができません。となると、いくらいい相手だと思っても、結婚は無しだなと女性は思ってしまうでしょう。結婚は、恋愛と違って、生活そのものです。生活にはお金が必要だというのが現実です。
結婚して子どもが生まれたら、当然お金がかかります。生まれた当初はそれほどでもなくても、子どもが大きくなるにつれ、学費などが大きく家計を圧迫するようになるかもしれません。そんなときに、貯金がなかったら、子どもに不憫な思いをさせるかもと女性は思います。
また、貯金がなかったら、老後の生活も不安です。今すぐに老後がやってくるわけではありませんが、若い頃から貯金をするくせをつけておかないと、少ない年金だけに頼る苦しい老後が待っていると思うと、女性は暗い気持ちになるでしょう。
貯金がないと、毎月新居の家賃を払っていくのも苦しいかもしれません。そこで、貯金はなくても結婚したいと思ったら、相手か自分の実家に住むことを余儀なくされる可能性があります。自分の実家ならまだいいかもしれません。
しかし、新婚当初からどちらかの親と同居をすることになったら、小さなことで揉め事が起こることは目に見えています。それでも、お金がないため、実家を出て自分たちだけで暮らすことができず、悩むことになるのではと女性は想像をします。そんなことが不安になり、「この人とは結婚できない」という判断をせざるを得ないと女性は思うかもしれません。
貯金がない理由はいろいろあると思いますが、健全な金銭感覚を持っていて、結婚願望がある男性なら、節約をしてでも貯金を増やそうと思うのではないでしょうか。お金の使い方には性格があらわれます。いくら好きでも、金銭感覚に問題がある男性とは結婚できないと女性はシビアに思うものです。
Written by 紅 たき