「嫉妬」と聞くと、女性がするイメージを持つ人の方が多いのではないでしょうか? しかし、気になる女性が別の男性と親しく話していたり、彼女が男友達と食事に行ったりする時など、男性でも嫉妬する場面は意外と多いです。
女性からすれば「これくらい大丈夫だ」と思って行動してしまっていることも、時には嫉妬につながる可能性もあります。そこで今回は、男性が嫉妬する瞬間について詳しくご紹介していきます。
男性の嫉妬には種類があることをご存知でしょうか? まずは嫉妬の種類について説明していきましょう。
1つ目は「恋愛の嫉妬」です。この嫉妬はどういった時にするのか分かりやすいものです。例えば自分の気になっている人や彼女の愛情・興味が他人に向けられていることに対して生まれる嫉妬になります。相手のことを好きだからこそ嫉妬が生まれてしまうことも少なくありません。
2つ目は「社会的な嫉妬」です。こちらの感情は少し厄介で、女性よりも男性に見られることが多いでしょう。常に競争社会で生きる男性は、自分よりも優れた功績を残したり、仕事で出世したりすることを妬んでしまいます。
ただし、女性に対しても自分より立場が上になれば社会的な嫉妬につながる可能性は高いです。
嫉妬は大きく2種類に分けられますが、今回は男性が「恋愛の嫉妬」をする瞬間についてご紹介していきましょう。
自分以外の男性の話をされるだけで良い気分はしないのに、元カレの話をされれば嫉妬してしまうという人は多いでしょう。彼女が元カレの話をすれば、「まだ未練があるのかな?」と不安になってしまいますよね。
本当は問い詰めたり、不機嫌な態度をしたりして心配してほしいけど、彼女から女々しいと思われたくないので我慢しているという人も多いようです。
男性が嫉妬する瞬間として最も多いのは、他の異性と楽しそうにしている時が挙げられます。これは彼女や彼女ではない気になっている人にも向けられる感情で、自分といる時よりも楽しそうにしている姿を見れば、間違いなく嫉妬してしまいます。
そういった姿を見ると、「なんでそんなに仲がいいんだろう?」と嫉妬してしまうようです。特に、イケメンと話している時は不安がさらに倍増してしまう傾向にあります。自分よりも優れている人と親しくしていると、悪いことばかり想像してしまいますよね。
いつだって彼女から褒められたいのが男性の心理です。それなのに、彼女が「あの人かっこいい」「○○くんは結構稼いでいるらしいよ」と他の男性と比べるような発言をすれば嫉妬につながってしまいます。
他の男性と比べられると「自分だって頑張っているんだ」という気持ちから、つい怒ってしまう人も少なくありません。
彼女や気になっている人のSNSをチェックしている人は多いでしょう。そんな時に他の男性と頻繁に絡んでいたり、コメントをしたりしていると嫉妬してしまう人もいるようです。
また、デートなどで一緒に過ごしているにも関わらず、SNSに目を向けている姿を見るだけで嫉妬してしまうかもしれません。
次に、嫉妬をする男性の心理を解説していきましょう。
男性の嫉妬をする心理には、好きな女性を独占したいという気持ちが隠されています。こういった感情を「独占欲」といい、自分のものであってほしい・独り占めをしたいという欲のことを指します。
この独占欲があるからこそ、好きな女性が他の男性と話をしていると嫉妬という感情につながっていくのです。
男性は常に競争社会で生きています。誰かと勝負しているわけではないのに、何かと勝ち負けで物事を考えてしまう人も多いのです。
例えば、親友よりも綺麗な彼女と付き合いたい、○○くんだけには気になる人を取られたくないなど、すべて「負けたくない」という感情から嫉妬につながっています。
気になっている人が誰かに取られたり、自分よりも楽しそうにしているという事実が「負け」だと思っているので、嫉妬してしまうのでしょう。反対に自分が優位な立場にいる時はこれでもかと自慢したり、アピールしたりします。
嫉妬する人の中には、過去に浮気された経験があるなど、辛い経験をしたという人が多いでしょう。過去のことだから忘れようと思っていても、心の中ではトラウマになってしまっているので彼女が別の男性と親しく話をしていると過去の記憶が蘇ってしまいます。
「今回は絶対に失敗したくない」という気持ちが強すぎて、嫉妬心へとつながってしまうのです。
今回は、男性が嫉妬してる瞬間や嫉妬をする心理についてご紹介しました。嫉妬をする瞬間は人それぞれではありますが、恋愛の嫉妬に関してはどれも好きな人や彼女が他の男性と関わっていることで嫉妬している人が多いようです。
男性はプライドが高いため、感情をあまり表に出さず隠しているという人の方が多いでしょう。あなたが嫉妬をするように、世の中の男性も嫉妬をしている人は多くいるのです。
それでもやはり「嫉妬」という感情は基本的にマイナスのものなので、プラスに変換できるように心掛けていきましょう。
Written by 早紀