アイドルのヘアスタイルの定番の一つである「ショートカット」。
失恋で髪を切る、といったイメージもありますが、一般的にはボーイッシュな印象を増幅する効果があります。
この記事では、90年代にショートカットで活躍したアイドルや歌手を振り返ります。
アイドルファンであれば誰もが気になる、アイドルのヘアスタイル。
かつては「聖子ちゃんカット」「ワンレングス」「ソバージュ」などが流行った時代もありましたが、そんな人気のヘアスタイルの定番として「ショートカット」があります。
ボーイッシュなイメージを増幅する効果もあるショートカット。この記事では、90年代にショートカットが印象的だったアイドル・歌手を何人かピックアップしてご紹介したいと思います。
まずご紹介するのは90年代を代表するアイドル・広末涼子(1980年7月18日生まれ)。
当時のショートカットブームをけん引したスーパーアイドル、という印象の方も多いかと思います。デビュー前から活発なスポーツ少女で、中学時代は男子に間違えられるくらい短い髪型でした。
デビュー後もその髪型は維持され、“広末といえばボーイッシュ”というイメージ戦略の下、同時期にトップアイドルとして活躍していた奥菜恵、榎本加奈子らとの差別化を図っていました。
その戦略は大当たりし、NTTドコモ「ポケベル」のCMや、竹内まりやプロデュースのシングル「MajiでKoiする5秒前」、初主演映画「20世紀ノスタルジア」など様々な分野で活躍。
“ヒロスエブーム”と呼ばれる社会現象を巻き起こしました。また、広末には同性のファンも多く、広末に影響されて「自分もショートカットにした」という女性が続出したとも言われています。
Written by ミドルエッジ