人の性格は十人十色。大雑把人もいれば細かい性格の人もいますよね。
ただ、細かい性格というのは比較的人間関係をこじらせやすく、本人も辛い思いをしていることも多い気がします……。
そこで今回は、細かい人の特徴と改善策をご紹介。自分の細かさにちょっと困っているのなら、これを参考に少しずつ改善していくのもいいかと思います。
神経質で完璧主義な人は中途半端が許せず、しかも自分ルールを相手に押し付ける傾向が強い気がします。
自分には自分の、相手には相手のやり方があるということを忘れ、自分のやり方や考え方が通らないと機嫌を悪くするのは、大人としても微妙です。完璧主義な場合、言い合いの場面でも相手を論破するまで気がすまない人が多いのではないでしょうか?
そういう性格自分でも疲れてしまうことありますよね。価値観は人それぞれだし、全てを完璧にする必要はなく、時には上手くいかないことだってあるということを心に留めておくだけでも、少しは気持ちが楽になるのではないでしょうか。
細かい人はそれなりにプライドも高い気がします。完璧主義なのもあってか自分に自信があり、自分の考えが常識と思い込んでいるフシが。そうなるとどうしても人間関係で溝を作りやすいかと。
自分が正しいと思っているからか他人からのアドバイスで憤慨したり、少し否定されただけで言い返したり……。それではいずれ孤立してしまいます。
プライドがあるのは別にいいのです。きっと誰にでもプライドはあるので。ただ、無駄に高いプライドはほぼ単なるワガママに等しいかと。他人のアドバイスや意見が癪に触ることもあるかと思います。その時は瞬間的に怒りを爆発させるのではなく、一呼吸置いてから発言しましょう。
細かい人は、完璧主義なだけあって責任感も強い気がします。責任感が強いと、どうしてもそれなりにストレスが……。
上手に発散できる人ならまだいいのかもしれませんが、プライドの高さもあると弱い自分を人に見せることができずに、ストレスをどんどん溜め込んでしまうことも。そうなると今度は心に余裕がなくなり、視野が狭くなったり、怒りっぽくなったりと、いいことはないです。
もちろん責任感があるのは大事なのですが、変に責任感は強くなくていいと思うんです。誰にだってできないことはあるし、失敗することもあるし。もし失敗した場合、反省するのは大事ですが、必要以上に自分を責める必要はないです。
細かい人っておおらかな人に比べると考えすぎるからか、ネガディブ思考が強く、物事を悪い方に考えすぎて被害妄想に囚われやすい気がします。もちろん、物事の最悪パターンを考えるのは大事なのですが、絶望的に考える必要はあまりない気がするし、蓋を開けてみたら自分の勘違いだった、ということもあるはず。
悪い方に考えすぎてもいいことってあまりない気がします。 人間関係で溝を作らない為もそうですが、心の平安を保つ為にもほどよくテキトーになるのは大事です。
心がいつも張りつめている状態では笑顔になれませんよ?
細かい性格って細部まできちんと物事を仕上げる、決まりや約束を守るといった長所もありますが、細かすぎるせいで生きづらくなるのは辛いだけ。
大雑把になる必要はないですが、緩めることも忘れずに。
Written by 美佳