気になる女性に異様なほどの嫉妬深さやネガティブ発言が見られたら、それはもしかして「メンヘラ女子」かもしれません!
メンヘラ女性は最初こそ可愛く思えるものの、深く付き合っていくうちに重くなり、気が滅入ってしまうもの。
そこで本記事では、メンヘラにありがちな症状や特徴から、交際前に見極めておきたい女性像を紹介します。
1. メンヘラの症状とは
メンヘラと思われる人に現れる症状としては、次のようなものがあります。
読んでいただくと分かりますが、普通の女の子と比べてメンヘラ女子と交際するのはかなり大変!
並大抵の覚悟では乗り切れないと覚悟する必要があります。
ネガティブ発言
メンヘラの人は考え方やものの捉え方がネガティブなので、発言も自然と後ろ向きになりがちです。
そばにいる人はしょっちゅう「私はダメな人間」「世界が終わればいいのに」「もう死んでしまいたい」などといったネガティブ発言を聞かされるので大変。
せっかく明るい気持ちでいても、だんだん気が滅入ってきます。
また、思考は伝染するので、付き合っている彼女のネガティブ発言に触れているうちに、いつの間にか自分自身もネガティブなものの考え方をするようになってしまったという男性も少なくありません。
嫉妬深い
メンヘラ女子は自分に自信がないので、いくら相手が好きだと言ってくれていてもそれを信じきることができません。
そのため、彼がちょっと別の女の子と話しただけで嫉妬したり、「いつか自分から離れて行くのではないか」とがんじがらめに束縛しようとしたりするのです。
こういう態度も最初は可愛いと感じるのですが、度重なるとうんざりして「いい加減にしてくれ!」と叫びたくなります。
しかし、実際に別れたいと言うと相手の態度がますますエスカレートするケースもあるので難しいところ。
最悪の場合、ストーカーや嫌がらせをされる可能性もゼロではありません。
不健康自慢
メンヘラ女子は周囲の関心を得るために「不健康自慢」をします。
しかも、最初はかまってもらうための嘘だったものが、しょっちゅう口にしているうちに本当になってしまうのか、実際に慢性的な体調不良を抱えていることが少なくないのです。
そのため、メンヘラ女子と付き合う男性は、デートをしていて頻繁に「頭が痛い」「なんだか気持ち悪い」などと言われたり、「具合が悪いから今から家に来て」と急に呼び出されたりします。
また、メンヘラ女子は感情の波によって体調が変わるので、安定したお勤めや人間関係が苦手。
最初は順調でも、不健康をアピールしてしまうことで築き上げたものにヒビが入ることは珍しくありません。
悲劇のヒロインぶる
メンヘラ女子はそのネガティブさから周囲に迷惑をかけることも多いのですが、気持ちに余裕がないため批判を素直に受け止めることができません。
ではどうやってピンチを切り抜けるかというと、「私は悪くない!」と耳を塞ぎ、悲劇のヒロインになりきってしまうのです。
彼と喧嘩した時も、一方的に自分の言い分をまくし立てて相手の言うことには耳を貸さないので、常に彼氏側が我慢することになります。
まともな話がほとんど通じないし、自分のしたことに対する責任もとろうとしないので、一緒にいるとストレスが溜まるし、なにかと迷惑をかけられることも多くなるでしょう。
依存心が強い
メンヘラ女子はいつだって自分を親のように保護してくれる相手を求めています。
本来であれば本物の親がそうした役割を果たすのですが、メンヘラになる人の親にはそうした資質が欠けている場合も多く、安心して過ごせる場所がありません。
そのため、メンヘラ女子にとって、自分を好きだと言ってくれる男性は恋人であって親代わりでもある存在。
これまでの分も取り返そう! とばかりにべったり寄りかかり依存するので、男性側はただ恋愛しているだけのはずなのに、まるで子育てをするような大変さと苦労も味わうことになります。
男性の年齢がかなり上ならこうした関係も成立するかもしれませんが、同年代や年下だと支えきるのは難しいですね。
2. こんな女性には気を付けたい! メンヘラ女子の特徴3選
メンヘラと呼ばれる女性には、次のような特徴があります。
これを覚えておくと厄介な相手との接触を避けることにも役立つので、ぜひ参考にしてみてください。
かまってちゃん
メンヘラ女子は一人でいるのが苦手なので、自分に優しくしてくれる誰かと常に行動を共にしたがります。
そのため相手は彼氏に限らず、自分の話を真剣に聞いてくれる女友達や、根気よく仕事を教えてくれる上司だったりすることも。
またSNSも頻繁に更新しており、それに対して反応がないと「どうしてコメントをくれないの!」と怒り出したり、「私のことどうでもいいんだ」と拗ねたりするので、フォロワーになっている人は常に気が抜けず、まめにチェックをする義務と緊張を強いられることになります。
そして、嘘をつくことが多いのもメンヘラ女子の特徴の1つ。
自分に関心を集めたり事を有利に運んだりするためなら平気で嘘をつくので、周囲の人は傷つけられたり振り回されたりすることが多いです。
些細なことで激昂する
メンヘラ女子の心はいつだっていっぱいいっぱいの状態。
常にギリギリのラインでなんとか平静を保っているので、人とうまくいかなかったり、なにか嫌なことがあったりすると、途端にバランスが崩れていきなりキレることがあるのです。
特に我慢ならないのが相手からの無関心で、少しでも自分のほうを向いてくれていないと感じたり、軽く扱われていると感じたりすると一気にドカン!
相手に対してヒステリックに怒鳴りながらも、心の中で必死に「もっと私を見て。お願いだから無視しないで」と訴えかけているのです。
親からきちんと愛情をかけてもらっていないので、孤独感を味わうのが怖いんですね。
また、お店でも特別扱いを望むので、店員さんが思ったように動いてくれないとクレーマーに変身することもあります。
生活が不規則
メンヘラ女子は感情が不安定でよく考え事をするので、なかなか眠る気になれず、夜更かししてしまうことが多いです。
人間が明るい気持ちを保つには、早起きして太陽の光を浴び、日中は活動的に過ごすのが効果的と言われていますが、この真逆の生活なのですからメンヘラ度は加速するばかり。
寝不足でいつも頭がボーっとしているし、不規則な生活のせいで体調も悪いので、仕事でミスをしたり人間関係の些細なことに苛立ってトラブルを起こす機会も多くなります。
もし職場でいつもイライラしていたり、すぐに泣いたりする情緒不安定な人がいたら、それはもしかしたら隠れメンヘラ女子かもしれませんね。
3. 理解しておけば安心! メンヘラ女子がついとってしまう行動とは
メンヘラ女子を見極めるには、彼女達が無意識にとってしまう行動について知っておくと安心です。
次のようなことをしてしまいがちなので、ピンときたら一応警戒するようにしましょう。
体調不良をアピールしてくる
メンヘラ女子は「大丈夫?」と言ってもらうのが好きなので、周囲の人ににしょっちゅう体調が悪いとアピールします。
そして、気を使ってくれないと怒り出します。
大人なら誰しも体調の悪い時があり、それに耐えて日々の生活を営んでいるものですが、メンヘラ女子は小さな子供のように労わってもらわなくては我慢できないのです。
SNSでも常にネガティブ発言
メンヘラ女子にとってSNSほどイキイキと活動できる場はないので、更新頻度は高めです。
ただし、書き込む内容はネガティブ発言ばかり。
いつ見ても「疲れた」「死にたい」「〇〇が気に入らない」「〇〇してほしい」というようなことしか書いていないので、フォローする側は「またか」とうんざりしてしまいます。
彼氏や友達の行動を監視する
メンヘラ女子は見捨てられる不安感が強いので、彼氏や友達が自分とは関係ないところで楽しそうにしているのが許せません。
そのため、「明日は何をしているの?」としつこく予定をたずねたり、SNSをマメにチェックしたりして相手の行動を監視します。
知り合いの女性が自分のSNSにすぐ反応するなら、それはもしかしたら自分を依存のターゲットに狙っているメンヘラ女子かも!?
相手の都合を無視して身勝手な行動をとる
メンヘラ女子は自分のことで頭がいっぱいなので、自分のとった行動が相手にどれだけ迷惑をかけているかということに気付きません。
そのため、深夜だろうが仕事中だろうが自分のかけたい時に電話をかけるし、誰かに会いたいと思えば「今すぐ来て」と平気で呼びつけたりするのです。
また、愚痴や悪口を聞かされる側の気持ちが理解できないので、自分の中の黒い部分を思うがままに垂れ流します。
奇抜な言動やファッションが目立つ
メンヘラ女子は目立つことで周囲の関心を得たいので、思わず「うん?」と気になってしまうような変わった行動をとったり、奇抜なファッションをしたりします。
単に個性的なだけの人という可能性もあるので見極めが難しいのですが、周囲に配慮した言動ができないのならそれはメンヘラ女子である可能性が高いでしょう。
4. メンヘラとは違う? メンヘラとヤンデレの違い
メンヘラとよく似た言葉に「ヤンデレ」というものがあります。
どちらも同じように感じますが、実は両者には次のように明確な違いがあるのです。
ターゲットの違い
メンヘラの場合は自分と関わる全ての相手が甘えたり攻撃したりする対象ですが、ヤンデレは好きな人や交際相手にのみ、そうした傾向を示します。
交際相手への態度の違い
メンヘラは自分をかまってほしい、大切に扱ってほしいという態度で恋人に接します。
一方、ヤンデレは基本的に交際相手の幸せを願っているので、自分を犠牲にして尽くすことも厭いません。
浮気癖の有無
メンヘラは自分に優しくしてくれる人に弱く、寂しさに耐えられないので、簡単に浮気をしてしまう傾向があります。
一方、ヤンデレは好きな人以外では気持ちが満たされないし、相手を追いかけることで頭がいっぱいなので、浮気はしません。
ヤンデレは、好きな人のことを思うあまり独占欲や嫉妬深さが大きくなって病む人です。
メンヘラと共通する部分があるとすれば、それは自分に自信がないこと。
心のどこかで「こんな自分が幸せになれるはずがない」と思っているので、相手が思うような行動をとってくれないと不安になってしまうのですね。
5. 自分が「メンヘラ製造機」になっている可能性もあるので要注意!
2019年夏クールのドラマに「凪のお暇(なぎのおいとま)」がありますが、これに登場するキャラ・ゴンが「メンヘラ製造機」と呼ばれて話題になっています。
ゴンを演じるのは今をときめく人気俳優・中村倫也さんなのですが、ドラマの中でとってしまう行動がとにかくやばい!
次のような「無責任な優しさ」で、女性達を次々にメンヘラ体質へと変えてしまうのです。
<ゴンの行動の特徴>
- 誰にでも優しく人懐っこい。弱い部分にそっと寄り添ってくれる温かさを持つ
- 思わせぶりな言動が多く、女性に「自分はこの人にとって特別な存在だ」と思わせるのがうまい(自分の部屋の合い鍵を渡すなど)
- 言ってほしい言葉をくれる
- 息をするように自然な態度で目の前の相手を褒める
このように、ゴンという男性は、なにげない行動や言葉によって相手を誤解させ、自分がいないとダメな状態にしてしまいます。
一見優しい男性のようにも見えますが、裏を返せば誰のことも大切に思っていないということ。
その時々で無責任な優しさをふりまき、それで相手が自分に夢中になってしまっても責任はとらないのですから、優しいどころか非常に冷たい男性であると言えるでしょう。
リアル社会でも、ゴンのような振舞いで、知らず知らずのうちになのか、それともわざとなのか、自分に依存する女性を作り出してしまう男性は多くいます。
たとえば、次のようなことをしてしまっていませんか?
- ダメと言えず、女性のワガママを聞きすぎてしまう
- 女性に尽くす自分が好き。そんな自分の姿に酔っている
- 嫌われるのが怖くて相手に本音を言うことができない
- 彼女以外の女性からの相談にも乗るし、誘われれば会ってしまう
- 連絡がマメ。LINE(ライン)にもすぐに返信する
もし、あなたの周りにメンヘラ女子が多くいるのなら、もともとの責任は自分にあるのかもしれません。
人に優しくするのは大事なことですが、最後まで責任の持てない中途半端な優しさは結局相手を深く傷つけるだけ。
「もしかして?」と自覚のある人は、自分のとる行動が単なる自己満足になってしまっていないかどうかをよく考えてみましょう。
また、メンヘラ製造機になってしまう男性は、実は自分自身がメンヘラだったということもよくあるものです。
女性に対して必要以上に優しくしてしまう原因が何なのか、一度じっくり考えてみると良いかもしれませんね。
6. まとめ
気になる女性がメンヘラ気味だと、距離を詰めたいけれど遠ざかりたい気持ちもあって、そのことに罪悪感を覚えてしまう男性が少なくありません。
しかし、ここまで紹介してきたように、メンヘラ女子と恋人として付き合うのはものすごく大変です。
大げさでなく、「一緒に地獄に落ちる」ぐらいの覚悟がなければ自滅してしまうし、中途半端な優しさではかえって彼女を傷つけてしまうことも。
そこまでの覚悟は持てないというのであれば、あえて身を引くのも男の優しさです。