こんにちは、トイアンナです。「恋愛依存体質」って、重くて怖い女のイメージがありますよね。
私もこの言葉からは「あなたがいないと生きていけないのおおお!」と、すがっている女性が思い浮かびます。
そして、自ら依存体質を自覚しているがゆえに「依存してしまうから、彼氏を作らない」という話も聞くようになりました。
人に迷惑をかけるくらいなら、接点すら絶ってしまおう……という、優しさを感じられる決断です。
が、依存体質なのを実感しているなら、なおさら「依存しないために」何かを避けるべきではありません。
これは、私の失敗談に基づいた警告です。
1. 依存体質の人は、結局何かに依存する
かつては私自身が恋愛依存体質で、彼氏ができるたびに「彼のために生きよう」と頑張っていました。そのせいでトラブルになったことも。
そこで24歳ごろ、恋人がいなくても生きていけるように……と、依存体質を自覚し、彼へ寄りかかるのをやめました。そして、仕事へ依存したのです。
依存体質の人は、恋人へ依存しないようにと距離を置いても、ほかの何かに依存します。
仕事依存なら残業代が儲かるかもしれませんが、アルコールや買い物、ギャンブルなどもっと危ない方へも、足を踏み外しやすいのです。
結局のところ、どんな人生を選んでも依存体質そのものが自分の足かせになってしまう。
その事実から目をそらして恋愛からだけ遠ざかっても、楽にはなれません。
2. 依存体質から抜け出すために「たくさんの依存」をしよう
では、依存体質から抜け出すにはどうすればいいのか。答えは「たくさんのものに少しずつ依存する」ことです。
たくさんの彼氏を作れという話ではありません。いや、精神衛生だけを考えるならそれもアリっちゃアリですが、トラブルになりやすいのでお勧めできません……。
できれば、「買い物、お酒、友達、彼氏、趣味の〇〇、仕事、ジム通い、ゲーム」と、少しずつ異なるものへ依存していきましょう。
ストレス発散のために100万円の買い物をしたらおおごとですが、アイスを1,000円買うくらいなら、家計簿でヒヤっとするだけで済みます。
友達一人に依存したら立派な依存体質ですが、信頼できる友達が二十人いたらどうでしょうか。どんなに連絡したって分散するので、重すぎることにはなりません。
依存体質を自覚しているなら、まずは依存先をたくさんに増やすこと。恋人だって、作っちゃいましょう。依存しちゃいましょう。
ただし、たくさんある依存先のなかのひとつとして。それが、健全な暮らしへの第一歩です。