好きなのに恥ずかしさから避けてしまう「好き避け」と、相手が嫌いとか後ろめたさから遠ざける「ごめん避け」には、同じ「避ける」という行為であっても根本に違いがあります。
表面的には分かりづらい好き避けとごめん避けについて、街コンや合コンなど出会いの場で見極める為の方法をご紹介します。
1. 「好き避け」「ごめん避け」をする時の、女性の心理って?
「好き避け」は恥ずかしさから起こる
女性が「好き避け」をする時は、好きな人と近づいたり、会話をしたりすることが恥ずかしい時です。
また、あなたに好意を持っていることを、あなた自身や周りに気づかれたくないという気持ちもあります。
なぜ好意を気付かれたくないのかというと、自分に自信を持つことができないから。
好意を知られた時にあなたに拒否されることが怖いことや、周囲に「あの子無理じゃない?」と噂されることから逃れているのです。
恥ずかしさや自分の自信なさから、心と行動がちぐはぐになってしまいます。
「ごめん避け」は相手に好意を持っていないから起こる
相手にか関わりたくないから避けるのが、「ごめん避け」です。
この時の女性の心理は、「好意を持ってくれているのは分かるけど、応えられないからごめん」というのと、「あなたのことが嫌いだからこっちに来ないで!」という2パターンが主です。
どちらにしても、あなたとの接点を極力避けたいという気持ちが、ごめん避けに繋がります。
女性の行動にごめん避けのサインを見つけたら、あなたの想いは叶わないと考えた方がいいでしょう。
2. こんな避け方なら「好き避け」
笑顔がぎこちない
「好き避け」は、相手を好きなのに、緊張が態度に出てしまっている状態。
目の前に好きな人がいることで、本当はすごく嬉しいのに、緊張して思うように笑うことができないのです。
これは大勢の人の前で発表をする時、頭の中が真っ白になってしまうのと同じようなこと。
意識していない男性と話している時の方が、自然な笑顔になりやすいという女性の方が多いかもしれません。
会話が途切れがちになる
これも、女性の緊張からくる行動です。
会話をしている途中に「えっと……」と口ごもってしまったり、目線を合わせようとすると不自然にそらしたりするのは、あなたを好きだからかもしれません。
気づけばいつも近くにいる
ふと周りに目をやるといつも視界に入るのであれば、女性があなたに近づくチャンスをうかがっているのかもしれません。
これこそまさに「好き避け」の典型。ピッタリ隣に寄り添いたい気持ちはあるものの、恥ずかしくて、近づくことが精いっぱいという気持ちの表れです。
頻繁に視界に入る女性は、あなたのことを「好き避け」している可能性が高いでしょう。
3. こんな避け方なら「ごめん避け」かも
会話を終わらせようとする
一見盛り上がっているような会話でも、相手が話題を掘り下げようとせず、笑っているだけであれば、早く会話を終わらせたいと思っているのかもしれません。
男性から質問しても、たった一言、しかも言い切るような形で返してくるのであれば、早々に話を切り上げたいというサインです。
加えて、明らかによそよそしい態度や、笑顔になってもすぐに真顔に戻るなど、素っ気ない態度なのであれば、あなたへの好意はありません。
よく「え?」と聞き返される
あなたの話に集中していないということ。それか、わざと聞いていないふりをしているということも考えられます。
あなたに関心がないということを早く察知してほしい気持ちの表れ。時計を気にしたり、周囲の様子ばかりチラチラ見ている時も、あなたへの関心の無さを気付いてほしいという女性のサインです。
近づくと遠ざかる
自分から話しかけようと気になる女性の元に近づくと、するりと逃げるように遠ざかっていくのであれば、ごめん避けでしょう。
これは、あなたとの接触を故意に避けている証拠。
彼女にとってあなたの好意は迷惑で、これ以上関わりを持ちたくないと逃げているのかもしれません。
何度彼女の近くに行こうとトライしても成功しないのであれば、ごめん避けされているのだと潔く諦めましょう。
4. 「好き避け」と「ごめん避け」、決定的な違いは?
会話の内容の深さ
「好き避け」であれば、会話の中でプライベートなことを聞いたとしてもある程度答えてくれるでしょう。
「ごめん避け」であれば上手くごまかされ、当たり障りのない回答になります。
二人きりになってくれるかそうでないか
「好き避け」であれば、女性は二人きりでの会話を厭いません。恥ずかしそうにしていながらもその場に居続けてくれるでしょう。
女性は、好きな男性を目の前にすれば、離れてほしくない気持ちからなんとかその場を繋ごうとします。
たとえ、口数が少なかったり、話の内容が薄かったとしても、周囲を気にするような様子は見せないでしょう。
「ごめん避け」なら、女性はすぐにその場を立ち去ろうとします。
5. 「好き避け」と「ごめん避け」は紙一重
しっかり見極めよう!
「好き避け」と「ごめん避け」の違いはほんのわずか。
ですから、たった一度避けられたからといってすぐに諦めてしまうことはせず、気になる女性がいたら何度かアプローチしてみましょう。