こんにちは、「魔女のサバト」という、婚活相談に乗るグループを運営しているトイアンナです。
魔女のサバトでは累計2万人の人生相談を伺ってきましたが、「婚活疲れ」はその中でも最も多いご相談のひとつ。そこでご相談を伺いながら、分かったことがあります。
実は、婚活疲れの原因は婚活そのものにないからこそ、なかなか疲れが取れないのです。
1. 婚活で「ピンとこない」から出会いが増えて婚活疲れに
婚活疲れが起きるのは、出会った数の割に「この人と結婚したいな」と思える候補が、なかなか出てこないからです。
誰だって、自己紹介を100人とやれと言われたら疲れるもの。そして、終わらない婚活はまさに「自己紹介100人勝負」となりがちです。
では、なぜピンとこない相手と、何人も出会い続けることになるのか。それは、自分のなかで納得できる相手の条件が、言葉にできていないからです。
2. 婚活疲れを防ぐために、結婚したい条件を言葉にしよう
結婚したい相手の条件? 言葉にできているよ。私は身長や学歴、将来の家庭観で検索にかけているし、闇雲に出会ってないもの…… と思う方も、ひとまずご自身の「結婚したい相手の条件」を5つ以内で書いてみてください。
優しい・話していて楽しい・誠実、などなど。それって、検索で落とし込めない「ふわっとした」条件じゃありませんか。
知的な人がいい、というより「研究者と付き合いたい」と言う方が出会いを作りやすいように、優しさ、楽しさ、誠実さも「具体的に出会いの場へ落とし込める」くらい的確な言葉が必要です。
たとえば、「博愛主義者」がいいならボランティア会場で出会いを探したほうがいいでしょうし「私にだけ優しければあとはどうでもいい」なら、女性と出会い自体が少ない、男性が多い職場の人を探せばいいはず。
こんな風に、具体的な行動に落とし込めるほど、結婚相手の条件は言葉にできているでしょうか。落とし込めていないなら、今がじっくり家で考えるチャンスです。
3. 脱・婚活疲れは「出会う前」の準備で変わる
もし、あなたが婚活疲れをいま味わっているのなら。その原因は「出会いすぎによる疲れ」です。
出会いの数を減らしても、この人だ! と思う方と知り合いたいなら、自分の条件をしっかり言葉に落とし込みましょう。
婚活、婚活と出会いばかり増やしたくのはわかりますが、まずはスマホのメモ帳か、紙とペンを用意して。婚活疲れを防いで、最速で共にいて楽な相手と、自然体で過ごせる結婚生活を目指しましょう。