失恋すると、誰でも辛いですよね。立ち直るのに時間がかかる人は多いことでしょう。
特に「もううんざり!」と言われて別れてしまった際のショックは大きいものです……。
ですが、同じことを繰り返すと、また似たような別れ方をしてしまうかもしれません。
そこで、愛想つかされないように、「もううんざり……」と言われて振られた女性の体験談を集めてみました。
1. 「もううんざり」とフラれた体験談
遠距離の彼との待ち合わせで遅刻して逆ギレ
「高校生の時に付き合った彼氏は、私と同じくバンドマンだったので、ちょっと遠いイベントで出会ったのが、交際に至ったきっかけでした。
そのためプチ遠距離で、電車で3時間くらいと高校生にしては遠かったので、2ヶ月に1回デートをできれば良い方でした。
彼はマメに連絡をくれたので、それに不満はなかったのですが、やっぱり私の中で、たまにしかできないデートは特別なものでした。
3回目のデートの時、東京都の駅構内で待ち合わせたのですが、田舎に住んでいる私には未知の場所で……。
乗り継ぎもままならず、反対の電車に乗って、さらに迷って30分くらい遅刻してしまったんです。
あろうことか、遅刻の連絡をした時に、彼が複雑な場所を待ち合わせに選んだ不満もあったのだと思いますが、『会える日が少ないのに遅刻しちゃったじゃん!』と逆ギレしてしまいました。
その時は普通にデートをしたのですが、その日の夜に『もう無理』と電話が来てあっけなく終わりました」(19歳/女性/バンドマン)
自分の思い通りにしようとして……。
「今思えば、とてもくだらない別れ方をしてしまいました。2人目の彼氏で経験が浅かったのもあると思いますが、彼氏がSNSで小学生男子のようなことを投稿していたり、寒いギャグを連発しているのが嫌だったんです。
『こんな男子と付き合ってるんだ』と周りに思われるのがたまらなく嫌で、彼にそういう言動をやめて欲しかったんです。
普通に、理由とセットで相談すればよかったのですが、彼を確実に自分の思い通りにしたいために、『やめてくれなきゃ別れる』と、自分との交際を天秤にかけてしまったんです。
彼は、『そんなことで』とうんざりしてしまったらしく、『面倒くさい』と一言言い捨てて、本当に別れてしまいました。
彼のことは好きだからずっと心残りだけれど、面倒くさい女だと今も思われているため、復縁も期待できません」(26歳/女性/公務員)
愛情確認をしたくて「別れる」を多用した
「今まで付き合って来た歴代男子全員、浮気が原因で別れているので、彼氏を信用できなくなっています。
その際で、彼氏からのラブアピールが減ったり、連絡頻度が減ったりしただけで、『もしかして浮気!?』と疑ってしまい、勝手に不安になってしまうんです。そのせいで、ダメだと思いつつ、なかなか治らないくせがあります。
恋愛をしていく中で身についた良くないくせなのですが、関係性に不安になった時に、引き止めてほしくて、あなたの気持ちがわからないからなど理由をつけて、『もう別れる』と頻繁に言っていたんです。
最初は彼氏は慌てて『そんなこと言わないでよ』と泣きそうになりながら、愛情表現をしてくれるので安心してしまっていたのですが……。
何度目かの時に、『もううんざり、疲れる』と本当に振られ、失恋してしまいました。
だいぶショックだったのに、治らず次の彼にもそれをすると、疲れて他の女性に走っていましたね。どうにか自分を変えたいです」(22歳/女性/大学生)
忙しくて会えない彼に不満を言った
「仕事って、繁忙期と閑散期のある職種が結構ありますよね。彼もそうで、付き合って2年目は特に昇進がかかっている時だったので、かなり仕事に打ち込んでいました。
『今頑張れば給料アップが期待できるから』と、夜遅くまで働き、土日はぐったりで、代わりに私とのデートやLINE(ライン)は減っていきました。
彼は、私のことを仕事に理解のある女性だと思っていたらしいですが、全然そんなことはなかったです。
彼にいい顔したくて理解のあるふりをしていたけれど、『1日1回もLINEできないわけ』と不満が募っていき、ある時それが爆発して、言うべきでないことまで、わーっと一斉に喋ってしまいました。
すると、びっくりした彼が『距離を置こう』と。『仕事に専念したいから、落ち着いたらまた付き合おう』と恋愛関係を解消されました。
私は落ち着いた頃に連絡をしたのですが、彼なりに婉曲的に別れの言葉を言ったつもりだったらしく、今度ははっきりと『仕事と恋愛を天秤にかけるやつは無理』と、かなりきつくうんざりしている心情を明かされました。
『次のデート楽しみだな』くらいのソフトな“会いたい”にすればよかったのかな……など悶々としています」(29歳/女性/事務)
2. 次こそは失恋しないように……。
男性は、身体的に、そして時間的に縛られるのが苦手な生き物だと言われています。
また、実は繊細な心を持っている人が多いので、いつも平然としているように見えて、ある日突然キャパを超えて「もう無理だ」と思ってしまうこともあるのです。
失恋はつらいものですが、男性の不満の声を聞ける可能性の高い場面です。
次の恋愛で生かし、今度こそ悲しい別れが訪れないよう気をつけたいですよね。