「これだ!」と決めて渡したものがマナーとしてNGだった時、自分も相手も傷ついてしまうことになります。
せっかく贈り物をするのなら、相手に喜ばれるものをプレゼントしたいですよね。
そこで、贈り物として基本的にNGなアイテムと、さまざまなシチュエーションに合わせた最適な贈り物をご紹介します。
1. 基本的にNGな贈り物とは?
ハンカチ
ハンカチは、漢字で書くと「手巾(てぎれ)」となり、「手切れ」を思わせることから、贈り物には不向きだといわれています。
「絶好」「もう会いたくない」などのメッセージとも受け取られかねないので、気を付けましょう。
靴下
靴下を贈ることは、「相手を踏みつける」という意味になるので、避ける方がベター。特に目上の人に対するプレゼントにするなら注意が必要です。
ただし、親しい人に対するプレゼントならOKとする場合もあります。
商品券やギフトカード
商品券やギフトカードなど、お金の代わりになるものは、「心がこもっていない」と思われてしまいかねないのでやめておきましょう。
贈り物は、相手への思いやりを込めて選ぶもの。ですから、贈る人のことを考えながら選んだ「モノ」の方が喜ばれます。
身だしなみや外見を整えるためのもの
櫛(くし)は、「苦」「死」を思わせることから贈り物として有名なタブー。
ダイエット用品やコスメ、ヘアスタイリング剤など身だしなみを整えるものは、相手に対して「身なりをきちんとした方がいい」と、皮肉のようにとらえられる可能性があるので、やめましょう。
趣味や嗜好性の強いもの
ファッションやインテリアアイテム、お酒や喫煙具など趣向性の強いものは、好みに合わなければまったく喜ばれません。
相手から「○○ブランドの○○が欲しい」などと特別にリクエストされたとか、相手の好みをよく知っているなどの場合を除いて、やめておいた方がいいでしょう。
2. 出世のお祝いに贈るなら
昇進や栄転など、男性が出世したことに対してお祝いを贈るのなら、万年筆や名入れボールペンなどプレミアム感のある文具がおすすめ。
「新しいポジションでも頑張ってくださいね」とエールを込めた、素敵なプレゼントとなるでしょう。
ただし、目上の人に対して文具を贈ると、「もっともっと頑張れ!」とプレッシャーをかけているように思われ、嫌みに思われてしまうことがあるので、気を付けましょう。
価格の相場は、3,000円から3万円と幅広く、個人か大勢でお金を出し合うのか、また、どのくらい近しい関係なのかということで変わります。
3. お世話になった男性に贈るなら
ちょっとイイものを
日頃の感謝を込めて、お世話になっている男性に渡すプレゼントを選ぶ時のポイントは「自分ではわざわざ買わない、ちょっとイイもの」。
たとえば、一般的なものよりも高価なスイーツやこだわりのドリンクなどがいいでしょう。
また、ビジネスマンに贈るならデスクの上にちょい置きできるおしゃれなトレーやデザイン性の高いUSBなどが人気。
価格は、3,000円~1万円前後が相場で、関係性によって変わります。
4. 本命彼に贈るなら
片思い中ならさりげなくこだわりのある小物を
本命の彼に贈るなら、日常にあると便利な小物を贈るといいでしょう。
たとえば、コインケースやカードケース、ビジネスバッグの中を整理することのできるミニポーチなど、かゆいところに手がとどくような気の利いたアイテムがおすすめ。
あまりにチープなものではなく、革素材だったり、人気上昇中の注目ブランドのものであったりなど、さりげないこだわりを感じさせるものがいいでしょう。
気に入って使ってもらうことができれば、彼に自分の存在を意識してもらうことのできるチャンスになります。
片思い中の彼への贈り物は、1万円前後で選ぶのがベターです。
交際中ならいつも使ってもらえるものを
本命彼と交際中なのであれば、頻繁に使うものを贈るといいでしょう。
財布や名刺入れなどの革小物や、長く着ることのできる定番のファッションアイテムなど、いつも身につけてもらうことができるものがおすすめ。
また、「何が欲しい?」と相手にリサーチしてみるのもいいかもしれません。本命彼への贈り物の価格は、2万円~3万円程度が最も多いといわれています。
5. 「センスのいいね」と言われる贈り物とは?
気を遣わせない程よい価格
「センスいいね」と思わせるには、相手に極力気を遣わせないプレゼントを選ぶことが大切です。
たとえば、数万円や数十万円もするような世界の一流ブランドアイテムを贈ると、相手が恐縮してしまいますよね。
また、あまりにも安物を贈ると、「気が進まないのに、いやいやプレゼントを買ったのか?」と、相手に気を遣わせてしまうことになります。
高すぎず、安すぎず、ちょっとイイモノというのが、センスのいいプレゼントだといえるでしょう。
気軽に使えるもの
アート作品や、デリケートな素材ですぐに傷がついてしまいそうなものは、いくらデザインが優れていても、センスのいい贈り物とは言えません。
相手に気兼ねなく使ってもらえるものこそ、喜ばれるでしょう。
さりげないプレゼントなら飲食物もおすすめ
日ごろの感謝やお礼の気持ちを伝えるための贈り物は、さりげないものが喜ばれます。
「ほんの気持ち」として贈るなら、形に残るものよりも、食べ物やドリンクなど消費してしまうものがおすすめです。
話題のスイーツや、新商品、手に入りにくいプレミアム感のあるものなどが人気です。
6. まとめ
贈り物とは、ただ「モノ」を渡せばいいというのではなく、思いを込めて、失礼のないものを選ぶというプロセスも大切です。
「相手に気を遣わせないもの」「邪魔にならないもの」など、贈った後のことも考えてプレゼント選びをすることで、結果的にセンスのいい贈り物となりますよ。
贈り物のNGマナーを覚え、センスのいい贈り物をぜひ選んでくださいね。