「恋多き魔性の女」だったり「恋愛以外興味のない、依存症みたいな感じ」だったりと、あまりポジティブな印象を持たれない恋愛体質。改善したい! と悩んでいる女の子も多いみたいです。ということで今回は恋愛体質の女の子にありがちな特徴と、その改善方法をお伝えしちゃいます!
恋愛体質ってどんな人?
「あの子って恋愛体質だよね~!」
「わたし、恋愛体質っぽいところがあるから……」
そんな会話を聞くにつけ、なーんとなく流されてしまう”恋愛体質”というコトバ。
実際のところ、それってなんなの? どんな体質なのよ? と疑問に思うこと、ありませんか?
ということでまずは恋愛体質とはなんだろう? というところをご説明します!
恋愛体質① 恋していないと落ち着かない!
じつは恋愛体質の定義はいまいちハッキリしません。よく言われるのが、「とにかく恋愛にどっぷりハマってしまって、そこから抜け出せない」といった、いわゆる恋愛依存に近いもの。
一方でそれとはまったく違う「恋愛を上手に楽しむことのできる百戦錬磨」こそが恋愛体質だと主張する人もいます。こちらはいわゆる恋多き女というヤツでしょうか。マリリンモンローとか峰不二子とか、妖艶で、常に男性のカゲがチラつくモテタイプですね。
一見共通点が少ないようにも思える両者ですが、どちらのタイプにも言えることは、常に生活の一部に恋愛が組み込まれているということです。
そんな恋に生きる人を指すコトバ「恋愛体質」ですが、どうやらあまり良いイメージを持たれないことが多いみたい……。
恋愛体質② ネガティブな印象が強い
ネットで「恋愛体質」と検索してみると、次に続くのは「改善」「治したい」「やめたい」「うざい」などなど、ネガティブワードのオンパレード。
どうやら大半の人が、恋愛体質にはあまり良い印象を持っていないようです。これはいったいナゼ?
依存タイプか百戦錬磨タイプかによって理由は違ってくるのですが、「改善したい」と感じているうちのほとんどが前者。ということで今回は、依存寄りの恋愛体質の特徴について見ていきましょう!
「あっ、これわたしのコト?」と思い当たるところがないか、チェックしてみてくださいね!
恋愛体質の特徴をチェック!あなたはいくつ当てはまる?
【ルックスが良く、モテる子が多い】
恋といっても「片思い」から「両思い」までありますが、片思いの経験をどれほど積んでも恋愛体質とは呼べません。
恋愛経験が豊富だということは、それだけ男性に選ばれてきたとも言えます。当然、見た目レベルもそこそこ高く、かわいい子が多いですね。
つまり恋愛体質の女の子は、かわいくてモテる子に多いということがわかります。
【さみしがりや】
常に恋をしていたい、恋人がいないと落ち着かないという人は、総じてさみしがりやの傾向が強いです。
クリスマスやバレンタインなど、恋人たちが盛り上がる季節になると、ぼっちの心にやけに冷たい風が吹く……そんな経験をしたことのある人も少なくないでしょう。
口では「リア充爆発しろ」と毒づきながら、心の中では「一緒に歩いてくれる恋人がほしいナ……」なんて、密かに思っているんですよね。これが一年のうちに数える程度ならば健全な精神状態と言えますが、恋愛体質の場合は常に続くんです。
さみしがりやをこじらせると、本当は好きじゃないのに、とりあえず寂しさを埋めてくれる相手とつき合うようになります。これって、本人にとっても相手にとっても幸せな恋とは呼べませんよね。
つき合っていくうちに相手の魅力に気づき、良い関係に発展できればいいのですが、そうとばかりは限りません。
本当は好きじゃないから、いつもどこか満たされない。そしてもっと寂しくなって、また寂しさを埋める相手を探すようになる……恋愛体質の悪循環です。
【交友関係は狭く深く】
人との関わり方として、「広く浅く」タイプと「狭く深く」タイプに分かれます。
広く浅く人とつき合える人は、恋愛をしても必要以上にのめり込みにくい傾向があるようです。一人の相手にどっぷりハマりにくく、常に広い視野を持ち続けられるからですね。
逆に友人が少なく、小さなコミュニティの中で深くつき合っていくタイプの人は、一旦心を許した相手にはどこまでものめり込みます。それが恋人なら尚更ですよね。
いつしかまわりが見えないくらいに視野が狭くなり「彼以外に男なんていない!」という極端な状態に……。
もちろん浮気をすすめるわけではないですが、「素敵な男性は彼だけじゃない」という余裕を持っていないと、もし何かあったときにその関係から抜け出せなくなっちゃいますよ。
狭く深い交友関係を築くのは、決して悪いことではありません。ただ恋愛においては、ある程の余裕を持っていた方が精神衛生上良いことが多いことを忘れずに。
【仲の良い人にだけベッタリ】
誰とでも仲良くなれる、人懐っこいタイプっていますよね。一方で、なかなか人には甘えられない人もいます。こういうタイプって、じつは特定の人にだけはとことん甘えられる! ってケースが多いんです。
誰とでも仲良くなれる人は、どれくらい自分の心をオープンにするのがベストか、ちゃーんとわかっています。人付き合いがとても上手で、器用に立ち回ることができるんですよね。
でも甘えベタなタイプは、心の扉は開けるか閉じるかの二択! とても不器用です。だからこそ「この人なら!」と一旦信じた相手には心をさらけ出し、その人を絶対に手放したくないと強く思います。
もし離れてしまうと心に深く傷を負い、立ち直るまでに相当の時間がかかってしまいます。
【夢見がちのロマンチスト】
いくつになっても少年の心を忘れない男性と比べて、女の子はリアリストだなんて言われますが、本当でしょうか? そうとも言えるし、そうじゃないとも言えますよね。
女の子だって、やっぱり夢は見るし妄想だってします。白馬に乗った王子様は無理でも、できれば玉の輿、それが無理でもカッコよくて、誰よりわたしを愛してくれる人……なんて、理想を挙げ連ねればキリがないのでは?
理想は理想、現実は現実。と割り切れる女の子は心配いりませんが、なかには理想と現実がごっちゃになってしまっている女の子も。妄想ばかり膨らませていても、目の前の現実は何一つ変わりません!
夢も妄想もほどほどに、心の目を見開いてリアルを見つめましょう。目の前の問題から目をそらしていては、前へ進むことはできませんよ。
【「恋こそすべて!」と思い込んでいる】
恋愛体質は思い込みからきていることも少なくありません。
「女の子として生まれたからには結婚して幸せになりたい」
「素敵なウェディングドレスを着るのが夢」
「恋をしていなきゃ輝けない」
など、自分で自分に恋愛あるべき論を押し付けてしまっているケースが多々あります。
特に10代の頃から、恋愛中心の生活を送ってきた女の子にありがちなのが「恋をして結婚をして子どもを産んで家庭を作る」が未来予想図であり理想的な姿だと思い込んでしまうこと。
女の子の幸せが結婚と出産・育児だけだなんて、いったい何十年前の常識でしょうか? にもかかわらずいまだに女の子達の間では、それこそが幸せのカタチだという思い込みが根強くあります。
もちろんそれも一つの幸せですが、女の子にはもっともっとたくさんの可能性があるんです。恋愛以外の楽しみや可能性を開拓しながら、同時進行で恋も進めてみてはいかがですか?
【おひとり様が苦手】
おひとり様を難なくできる女の子って素敵! と思うようになったのは、いつ頃からだったでしょうか。
というのも筆者自身、おひとり様は苦手でした。どこへ行くにも彼氏と一緒でなければ落ち着かず、一人で出かけたって楽しくないと思い込んでいたのです。
でも今ならわかる、おひとり様の良さ!
誰にも気を遣うことなく、自分の行きたいところへ行き、食べたいものを食べることができるなんて……最高じゃないかな!?
おひとり様が苦手だという女の子には、
・自分が望んでいるものがよくわからない
・自分で選ぶ、決めるのは大変
という心理があります。
恋愛依存や恋愛体質になりやすい女の子によく見られる性格が、他力本願で優柔不断な一面が強いということ。思い当たる女の子、いませんか? ちなみに筆者は思い当たることばかりです……。
一度自分の心としっかり向き合ってみて、自分が本当にしたいことは何なのか? 考えてみましょう。恋愛体質から抜け出すために、この作業を避けて通ることはできません。
自分の心がわかるようになれば、おひとり様が楽しくなります。すると誰かと一緒にいる時間も、もっと楽しめるようになるはずですよ。
【異性を見る目が「恋愛できるかどうか」】
男女の友情は成立すると思いますか?
なんて質問、よくありますよね。ずっと語られているあたり、たぶん人類にとって永遠のテーマなんでしょう。
恋愛体質の人の場合、目に入る異性をとりあえず恋愛対象かどうかで判断していると言われます。「人として」見るのではなく、あくまでも「異性として」見ちゃうんです。
なので相手がちょっと好みの男性だったりすると、無意識のうちに相手に好かれようという行動に走るクセがあります。悪気はないのですが、このクセのせいで異性との間に恋愛抜きの友情は生まれにくいようです。
初対面の男性を目の前にするとつい「キスできる?できない?」と考えちゃうあなたは、まずは目の前の人を一人の人間として見るクセを付けたほうが良いかも。"
恋愛体質、そろそろ卒業しない?
恋愛体質を自覚している女の子の中には「やめたい」「改善したい」と思っている人が多くいます。筆者もかつては恋愛依存よりの恋愛体質でしたが、そんな自分がとにかく嫌いでした。
そんな女の子に伝えたいこと、それは「あえて恋愛とは関係のない時間を大切にしてほしい」ということです。
・観たい映画があれば、彼氏と予定を合わせずに一人で観に行きましょう。
・行ってみたいごはん屋さんには、最近疎遠な女友達を誘ってみては?
・たまには一人で過ごす休日も悪くないし、時間ができたらふらっと一人旅に出てみるのも素敵ですね。
→映画を見るのに、彼の好みを考慮する必要はありません。
→「俺、パスタとか食った気がしないんだよなー」なんて愚痴を聞かされることもありません。
→彼と一緒では絶対に寄れなかったあのお店だって、あなたが居たいだけ居ればいいんです。
……ほら。恋愛が絡まない毎日も、悪くないって思えてきませんか?
そうやって彼と離れる時間を作ると、彼と過ごす時間がこれまでよりもずっと濃密になります。するともっと楽しくなるし、一緒に過ごす時間がもっと大切なものになるんです。
恋愛体質が改善すると、恋のことばかり考えていたときよりずっと良い恋ができるようになります。急には難しくても、少しずつ卒業できるようにがんばって!
そうすれば、今までとはまた違った景色が見えてくるはずですよ♡