-10kgのダイエットに成功し、ダイエットインストラクターになったけんママです。
「ダイエットはしたいけれど、どうしたらモチベーションを保てますか?」ダイエットをしたいという女性からいただく質問の中で最も多いのが、この質問です。
日々の暮らしの中で、ダイエットは最優先事項ではありません。日常生活を送る中には、誘惑もいっぱい。
お付き合いでの食事もあるし、可愛くて美味しいスイーツだって食べたい。お仕事が休みの日はおうちでゆっくり休みたい……そんな中、ダイエットのモチベーションを保つにはどうしたら良いのか?お伝えしていきます。
1. 目的と手段を間違えないこと
まずダイエットをする大前提として見失わないで欲しいことが、「目的と手段を間違えないこと」。
株式会社マクロミルとインモビジャパンの共同調査によると、回答者の90%以上の女性が、これまでに何らかのダイエットをしたことがあるとわかりました。
参考:ダイエットに関する調査
それだけ、たくさんの人がダイエットに取り組もうと思うのです。ですが、少し立ち止まってみましょう。ダイエットをすることが目的になってしまっていませんか?
ダイエットは、「好きなブランドの洋服を着こなすため」だったり、「もっと美しい自分になるため」だったり、「健康な体を維持するため」の手段であって、目的ではありません。
そこをまず間違ってしまうと、何のためにダイエットをするのか迷子になってしまうのです。
まずは、何のためにダイエットしたいのか?よく考えてみましょう。
2. 長期目標と短期目標
長期目標は「なりたい姿」
何のためにダイエットしたいのか? 具体的に書き出してみましょう。スマホのメモでも手帳でも何でもかまいません。
まずは、長期目標。「なりたい姿」を想像してみます。
私の場合は、DIESELのスキニージーンズをかっこよく履きこなすことを目標にしました。買ってみたいと思い店舗へ行って試着したものの、あえなく撃沈した経験があり、それを大きな目標にしたのです。
また、同窓会があるとか、友人の結婚式に出席するなどの目標があるとモチベーションが上がりますよね。
私の場合も、同僚の結婚式の招待状が届き、パツパツになってチャックが閉まらなくなってしまった自分のドレス姿を見て、これを着こなそうと心に誓ったのです。
「なりたい姿」があれば、どんなにスイーツの誘惑があったとしても、打ち勝つ活力になりますよね。
短期目標は「フワフワクリームよりも優しく」
「なりたい姿」をしっかりと想像出来るようになったら、次は短期目標です。短期目標は、都度決めていきますが、決める時のポイントは「フワフワクリームよりも優しく」。
ハードルが低く、必ず達成出来そうなことを目標にするのです。たとえば、「毎日食べ終えたらすぐに歯を磨いてしまう習慣をつける」など。
これだったら達成出来そうですし、習慣化することで、食事の後に無駄に間食をしてしまうということも避けられます。数値の目標に関しても同じです。まさか、「二週間で20kg痩せるぞ!」なんて目標を立ててはいませんよね? それは不可能な目標ですし、実際にこんな減量をしたら、体を壊します。
自分が達成出来そうな目標を1つずつ達成していき、時間をかけてダイエットを習慣化していきましょう。その方が、リバウンドも防ぐことが出来るのです。
これは私が減量期に掲げていた短期目標です。「フワフワクリームより優しい」目標であっても、それを周りにも宣言することで、達成した時の喜びはひとしお。
私の場合はInstagramの公開アカウントに宣言していましたが、周りの友人にでも、家族にでも、どんな場であっても良いと思います。
有言実行する成功体験を積んで、「自分はダイエットをきちんと出来ている」という感覚を味わいましょう。それが、モチベーションを一定に保つことに繋がっていきます。
3. モチベーションは保つものではない
ここまでモチベーションの保ち方をお伝えしてきましたが、全部覆します。そもそもダイエットのモチベーションは保つものではありません。
「美しくなりたい」その思いから、自然と保たれるものなのです。そんなポジティブな気持ちでダイエットに取り組み、どんどん綺麗になっていきましょう!