焦る! 不安! 友人の結婚や出産報告に焦ったときの心の保ち方

恋に仕事に忙しい私たち世代、毎日自分の生活を精一杯こなしているつもりでも、周りが結婚や出産ラッシュを迎えると、ついつい焦って心穏やかではいられなくなることもあるでしょう。

TwitterやFacebookの普及により、正直あまり知りたくなかった結婚や出産報告を知る機会が増えた方も多いはず。今日はそんなSNSでざわついてしまった心を沈める方法をご紹介します。

 

SNSの存在を好き勝手定義するところから始めよう

あなたにとって、Facebookはどんな場ですか?友人との近況報告の場?他人に見せる日記?個人的な見解になりますが、はっきり言ってSNSはリア充自慢大会の場です!

うらやましいと思う書き込みを見ながらちょっと考えてください。例えばあなたの友人の書き込みに、「寝坊してスッピンで出社したら好きな人と遭遇してしまった」とか、「合コンが大ハズレで会費損した!」なんて書き込みはありませんか?おそらく無いと思います。ですがアナタにも周りの友人たちにも、そんな日常の失敗は常にあるはずです。

そういった失敗談が書かれていないということは、SNSに書かれている事は皆さん最高によそいきの日常をあげているという事です。うらやましいと思う前に、まずはSNSとの適切な距離と、相手の状況を冷たすぎるくらい冷静に見返しましょう。

超バッドエンドを想定してみる

冷静に呼吸を整えたら、次にやっていただきたい事は1つ。それは、このまま超最低な状況に事が進んだ場合の、自分の未来を想像するのです。

例えば学生時代の友人が結婚報告をしていて、うらやましいと思ったら
想像①:結婚のために恋人探しをがんばるも、上手く行かず行き遅れる
想像②:結婚も妊娠も当然できず、親の介護や自分の体の不調に悩まされる
想像③:親の死後、シングル生活を寂しく送る。経済的にも特別裕福ではなく、定年後もパートと年金を頼りにギリギリの生活を送る。
想像④:身寄りも心を許せる友人もおらず、今後は孤独死を恐れる日々。

どうでしょう、正直ここまでの生活って、自分に訪れる気がしないなと思った方は多いのではないでしょうか。

幸せな結婚や出産がこの先自分の人生で起こらなくても、それが老後の自分が思う寂しい生活と直結するとは限りません。シングルの方の中には老後も趣味や友人を常にアップロードし、生活を充実させている方も多くいらっしゃいます。

大切なのは不安や焦りをそのままにしておかないこと。

一説によると、不安や後悔、焦りのたぐいは、人間のやる気や実際のパフォーマンスを低下させるといわれています。実は冷静になってその正体と向き合うと、心も落ち着き、対処法も考えられるものです。

結婚や出産は降ってくるものでもありませんが、焦ったら出来るというものでもありません。ぜひ焦りや不安で気持ちがいっぱいになったら、気持ちをゆっくり振り返り、自分のペースを取り戻しましょう。

Written by おおしま りえ

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