LINEに限らず、メールでもSNSのメッセージでもそうですが、顔を突き合わせて話をしているわけではないので、明快にしてシンプルなコミュニケーションスタンスが求められます。
今回は、彼との関係が悪化するLINEの終わらせ方に迫ります。
さっそくご紹介しましょう!
「ぼくが送った質問を無視したままLINEでのトークが終了するって、ど~ゆ~ことなのか解せません」(24歳・IT)
質問を無視する人っているのでしょうか?
あるいは質問につぐ質問……というケースであれば、1つ2つ無視することがあるかもしれませんね。
ま、無視されてもめげないことです。言い方は悪いかもしれませんが、たかがLINEです。そこに愛の本質はない。
「微妙なスタンプを送りっぱなしにされると、どう返事をしていいのかわからないのです。場合によっては、彼女、急に機嫌が悪くなったのかな、もう別れたいと思っているのかなと思います」(25歳・通信)
あいまいなスタンプの誤解から別れが生じることもある……なんともめんどうな時代になりました。であれば、LINEなんかやめちゃえ……とはいかないところが、また悩ましい時代です。
「おれの長文を無視したままLINEでの会話を終えるおれの彼女! 根性あるなあと思います」(26歳・建築)
長文は、その文章のなかにいくつものテーマが含まれていることが多く、それが「返信しづらい」要因ではないかと思います。
ま、今度会ったときに話せばいいや……というのが、長文をもらったがわの気持ちだろうと思いますが、このへんからカップルに亀裂が生じることもよくある話でしょう。
「ぼくが『じゃあまたね!』と送ったにもかかわらず、そのあとに大量のスタンプを送ってくる彼女! いつLINEのトークが終わるんじゃい!」(27歳・飲食)
みなさんお仕事に忙しいですからねえ……またね、と言えば、それでおしまいでいいんです。
いかがでしたか?
なかなか微妙な証言が4つ出てきました。
冒頭にも書いたように、本来はなんでも会って話をすればすむことなんです。
でもLINEって便利だし、愛する彼氏とLINE、ということになれば、いつも彼氏がそばにいるみたいな感覚になって楽しいというのもまた事実でしょう。
できるだけLINEでのトークは短文でおこなう。その短文に持たせる意味は1つだけにする。
こういうことが求められるのだろうと思いますが、短文に意味を1つだけ持たせる、というのは、プロの作詞家でもなかなかできない芸当です。
LINEは、なかなかプロ並みに扱うのがむずかしいツールを開発したといえます。