運命の彼を“最短距離で”引き寄せる「パラドクス(逆説)法」

「彼さえ出来ればコンプレックスも気にならないのに」
「恋がうまくいけば自分に自信が持てるのに」
そんな声をよく聞きます。でもそんな人にかぎって、
「コンプレックスがあるから私なんて無理」
「恋が成就する自信なんてない」
と悩んでいる。……なんだか矛盾してるようだけど、
きっと傷つく事を恐れて踏み出せずにいるんですね。
 
そんな女性のために、心理セラピスト・リズ山崎さんが考案した、
“無条件に”、”最短距離で”、運命の恋を引き寄せるメソッド「パラドクス(逆説)法」をご紹介します。

まずはペンを用意してください。はじめる際の注意点はただ1つ、
「私がもっと●●●だったら」というコンプレックスからの発想を一切忘れること!
準備が出来たら、さあ、始めましょう!

“最高の恋”をしているときの「気持ち」は?

目を閉じて深呼吸しながら“最高の恋をしている私”を想像することから始めます。閉じたまぶたの奥から、額の中央あたりを見るような感じで、“運命の彼に愛され最高の関係になっている幸せな私”を思い描きます。

深呼吸を繰り返しながら、「今どんな気持ちでいっぱいなのか?」心の状態に耳を澄ませて下さい。胸の中いっぱいに「今の気持ち」を広げ定着させたら、その「気持ち」を書き留めます。

“愛されている私”の「表情」は?

もう一度目を閉じ「気持ち」を味わいながら更に深呼吸で広げていきます。その「気持ち」でいることを自分に許すイメージで、身体の力を抜いていきながら、気持ちがどんどん広がり身体の外へあふれ出ていくのを想像します。
「気持ち」は自然と皮膚の外の「表情」に滲み、あふれ出ます。
顔の筋肉をゆるめましょう。

リラックスして、自分の顔が“その表情”になることを許してください。
さて、今どんな表情になっていますか? 書き留めてください。

「減った行動」、「増えた行動」

ふたたび目を閉じ深呼吸。今度は「気持ち」が表情だけでなく、両腕、胸、背中、身体全体へと広がり、柔らかく流れ出ていくのを感じましょう。(閉じた瞼の奥から額の中央を見るようなイメージ、深呼吸を忘れずに)

定着してきたら、自分の状態をよく観察してください。姿勢や態度、話し方や行動はどのようになっているでしょうか? 以前と比べて「減っている行動」、「増えた行動」を書き出します。

最後に、その波動があなたの外側へ広がっているのをイメージしながら、自分の周り、部屋の中を観察してみましょう。部屋の中はどんな様子ですか? 減ったものや、増えたものはないでしょうか? それを書き出します。
深呼吸に戻って、すべての変化や感覚を十分に味わい、受け入れられたと思ったら、静かに目を開けましょう。

おわりに

「もっと●●●だったら」とコンプレックスにこだわっていると、なかなか素敵な恋には巡りあえません。だから逆説的に“もうそうなっている私”を想像して、そこから最適な行動や、自分へのメッセージをみつけるのが「パラドクス法」の考え方なんです。

見出された「気持ち」は、「いつも●●な気持ちでいよう」、「●●な気持ちでいるのが良い」というあなたへの処方箋です。

「表情」「行動」は、これからどのように変わればいいか、というメッセージ。たとえば、『明るく元気にしなきゃ』と思い込んでいたのが『もっとおだやかに振る舞う』のが正しい方向性だったりすることがあるでしょう。

部屋の中の何を捨て、何を増やせばいいかのヒントもみつかります。

 

参考文献

「最高にハッピーな恋愛がやってくる本」 リズ山崎 情報センター出版局

 

Photo by Vive La Palestina

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