月々の給料に応じて、夫のお小遣いを決定する妻がいる一方、食費や教育費など、必要なお金を受け取って、あとの支払いはすべて夫にお任せ…なんて妻がいるのも事実。
夫婦の数だけ存在するかお金の管理方法。あなたは男と女、どちらが家計を握った方が夫婦円満になると思いますか?
(出典:株式会社リンクバル)
『恋学』が女性を対象に行ったインターネット調査「結婚後、家計を握りたいと思いますか?」によると、約半数(45%)が「自分が握りたい」と回答。夫の行動と財布の紐をキュッと引き締めたいと願う女性が多いことが分かりました。
確かに几帳面で細かい作業を得意とする女性の方が家計管理に向いていますが、「飲み会もお小遣いの3万円でやりくりしてね」「また友達と遊びに行くの?」なんて引き締めすぎると、夫に不満が溜まって夫婦仲に亀裂が生じてしまうことも…。
独身時代のようにはいきませんが、たまには羽を伸ばす機会を与えてあげることを忘れずに!
(出典:株式会社リンクバル)
続いて、男性を対象に同じ質問をしてみたところ、なんと42%が「妻に握ってほしい」と回答。仕事で数字に追われた生活にストレスを感じているぶん、家庭ではのんびり過ごしたいと思っている男性が多いことが分かりました。
でも、共働きの夫婦の場合、「それぞれ自己管理(28%)」した方が、家庭内での負担を分散できるというメリットがあります。また、経理や数字を扱う仕事に就いている男性や、将来のための貯蓄を真剣に考えている夫婦ほど、「自分が握りたい(28%)」という思いが強く、エクセルや家計簿で厳密にお金を管理しているとか。
たとえ「俺がやるからいいよ」と強きな発言していても、「家庭内のことは妻に任せたい」「仕方なく引き受けている」というのが、男の本音なのかもしれませんね。
結局のところ、男と女のどちらが家計を握った方が夫婦円満になるのでしょうか。
いつまでも仲の良い夫婦でいるポイントは、いまの家計管理にふたりが納得しているか。つまり、どちらが家計を握っているかではなく、互いに不満のない方法でお金のやりくりをすることが大切なんです。
「どうして私ばかり…」「収入と支出のバランスが崩れているけど、このままで大丈夫かな?」「自由なお金がなくて息苦しい」など、ストレスや将来への不安を感じたら危険サイン! 今すぐパートナーと話し合う機会を設けてみてはいかがですか?
大好きな人と過ごす幸せな結婚生活と引き換えに、ある程度の“諦め”と“我慢”が求められているのようです。あなたはどんな家計管理の方法をカレに提案しますか?
【参照】
恋学アンケート
2015年10月22日現在
photo by Bob Shrinker