○○キャンセル界隈なんて言葉、少し前に流行りましたね。
この場合の“キャンセル”とは「やめる」あるいは「最初からしない」、「諦める」などを意味し、最も代表的な界隈はやはり「風呂キャンセル界隈」ではないでしょうか?
SNS上では通称・風呂キャンへの同意が集中、男女ともに入浴をサボる現代人が多いことが明らかになりました。毎日お風呂に入らないと絶対にイヤな人からすると、この事実は衝撃的だったことでしょう。
いくら“風呂キャン民”が多くとも、入浴拒否は基本的に「良いこと」とは言えないのが悩ましいところ。
最近お風呂を面倒くさがりがち、あるいは昔からキャンセルのクセがついているあなたは、この界隈に当てはまるのでしょうか?以下のチェックシートで確認してみてください!
体調不良で入れない、疲れすぎて1日入浴をスキップしたくらいでは、“界隈民”には当てはまらないでしょう。
「風呂キャンセル界隈」がどのレベルの入浴拒否を指すのか、やや分かりづらいところがありますよね。該当するポイントを5つまとめましたので、当てはまる数が多いほど要注意ですよ。
「家から出ない日は汚れていないから大丈夫」なんて考えを持つ風呂キャン民は多いので、引きこもりDayはあっさり入浴を拒否します。
引きこもり続けた分だけお風呂に入らないタイプも少なくはありません。つまり、3日外出しなければそのぶん体を洗わないということです(笑)
外に出ずとも生きる以上体は汚れているはずなのですが……彼らはそこをあまり気にしていないとか。
休みの日はシャワーさえも浴びず、お風呂場に近寄らないのならあなたは立派な界隈民でしょう。
外出しようが、引きこもろうが、入浴をしない状態で2日以上平気な人は風呂キャン界隈に当てはまりますね。一般的な感覚を持つ人なら1~2日お風呂に入らないだけでも、妙な不快感を覚えるからです。
この手のタイプはだいぶ大雑把であり、「ちょっとくらい風呂キャンしても大丈夫」と思っています。
確かに体を洗わなくてもほぼ無臭な人もいますが、そういう問題ではないような……?
入浴拒否は全身の汚れが溜まる以外にもデメリットは多いですから、社会人のマナーとして毎日お風呂に入るべきだと筆者は思いますよ!
毎日お風呂にきちんと入る人は、衛生観念をしっかりと持っています。
「入浴しないとベッドに入らない」とか「外着のままベッドの上でゴロゴロしない」等のルールを自分の中で決めているでしょう。
しかし、風呂キャン界隈の人々は衛生面がちょっぴりだらしない傾向が強いのです。
寝床と普段生活するエリアやスペースがごっちゃになり、“超えてはならないであろうライン”を平気で超えるorそもそも線引きをしていないため、体を清潔に保つ意識が薄いのだと思いますね。
メイクをしたまま寝る女性や、枕カバーを一切洗わない男性などがよく入浴拒否をしがち。
中には手洗いうがいをスキップするタイプや、歯磨きを忘れやすい人も多いので、こうなれば風呂キャン以前の問題といっても過言ではないでしょう。
とてもシンプルな理由ですが、もともとお風呂に入るのが嫌いだと風呂キャン界隈民になるのはごく自然な話。嫌なことを毎日行うのは非常に苦痛ですからね。
入浴嫌いの理由は多岐にわたり、湯船に浸かるのが苦手やら、入浴後の髪の毛を乾かすのが面倒くさいなど、人によって言い分が色々あるようです(笑)
これは一番困ったパターン!「自分はお風呂に入らなくてもキレイ」という謎の自信がある男女、なぜか世の中にいっぱいいるんですよね……。
もちろん絶対にキレイなんてことはなく、ご自身が放つ強烈な体臭に気づかない人さえいるので、本当に恐ろしいものです。
きちんと入浴し、ニオイや清潔感を気にするのは大人としてのエチケット。「自分は大丈夫」なんて過信は禁物ですから、“気にしすぎ”くらいがちょうどいいのかもしれません。
風呂キャン界隈と非常にポップな言い方をしていますが、冷静に考えてみてください。「お風呂に入らない」って……単純に超汚いですよね!?
入浴をして悪いことはありませんが、キャンセルをするとデメリットが多いので気を付けたいところ。
・体臭が出やすい
・髪の毛や肌が汚くなる
・代謝や免疫の低下
・皮膚病などにかかりやすくなる
・清潔感がなくなる
など、ダメな部分を挙げればキリがないでしょう。
健康面に悪影響を及ぼすだけではなく、体臭のキツさや清潔感の減少で人間関係に亀裂が入るやら、時に出世の足を引っ張る可能性もゼロではありません。
どんなに面倒でも、せめてシャワーくらいは毎日浴びる習慣を心掛けて!
「自分は大丈夫」の油断がとんでもない方向へ災いするかもしれないので、風呂キャンはよっぽどの時のみに留めることを強くオススメします。
風呂キャン界隈民が多いことに、余計な安心感を覚えていませんか?
他に仲間がいると思うと人間は自分に甘くなりがちですが、職場などで「お風呂に入りません」なんて主張したら普通はドン引きされてしまいますよ。そのくらい入浴拒否は一般的な感覚で言えば、“常識はずれなこと”なんです。
風呂キャンのクセがついている人が、いきなり湯船に浸かる毎日を送るのは厳しいかと思いますので(笑)まずはシャワーを浴びるようにしましょう。
お風呂に入ってサッパリしたとか、髪の毛やお肌が前よりキレイになったなどの体験をすれば、徐々にキャンセルをしなくなるはず。
入浴は社会人としての基本で、最低限のマナー。界隈民から卒業できるよう、できることから始めていきましょうね。
Written by たかなし亜妖