パートナーシップを大切にするなら、お互いに思いやりを持てる関係が理想的。
しかし、パートナーよりも自分を優先する人も残念ながら一定数存在するのが現実です。
こういうタイプの人と一緒にいると、常にストレスが溜まる原因となりがちなため要注意。場合によっては、あなたばかりが損をする可能性も否めません。
そこで今回は、パートナーより自分が優先な人にありがちな行動や言動を一挙ご紹介。ぜひ今後の交際やコミュニケーションの参考にしてくださいね!
自分が暇なときだけ連絡し、忙しいと無視するようなマイペースすぎる対応をする人には要注意。
こういうタイプの人は、自分のペースを乱されることを極度に嫌う一方、相手の寂しさや不安に関しては無頓着なことが多い傾向にあります。
もちろん、恋愛において適度な距離感は大切です。
ただ、あまりにも一方的なペースで関係を進める人と付き合うと、精神的な負担や不安感が大きくなり、安心感のない関係になりがち。
長く付き合うほど不満が蓄積しやすくなり、結果として関係のバランスが崩れやすくなります。
デートの行き先や待ち合わせの時間を一方的に決められて悩んでいるという話も意外と多く耳にします。
デートをリードしてくれる姿勢があるならまだしも、相手の希望を尊重する姿勢が全くない人には注意したほうがよいでしょう。
そもそも、デートは二人で楽しむもの。しかし「自分ですべて決めたい!」という意志が強すぎる人は、相手の意見を聞く時には譲るといった柔軟な対応をしてくれません。
こうした小さな不満やすれ違いが、後々の関係が不安定になる要因となりやすいのです。
何をするにも「自分が楽しいか」という一点が最優先な人との付き合いも控えたほうが身のためです。
このタイプの人は、相手が何を求めているかなんて二の次。パートナーと一緒にいる時間も自分が楽しめなければすぐに不機嫌になります。
そもそも相手のために何かをしてあげるという発想がほとんどないため、自分の意見が通らないと満足できないんですよね。
しかし、一方通行の恋愛は長続きしません。お互いが楽しめるバランスを取れない相手には、早めに見切りをつけましょう。
パートナーより自分を優先する人は、とにかく自分の非を認めない傾向にあります。
何かミスしても「そんなつもりじゃなかった」「お前だって~」と、責任回避の言葉を連発。
そうなると、いつもこちらが我慢して折れるしかありません。
しかし、モヤモヤを抱えたまま過ごすのは正直しんどいもの。そう長続きはしないでしょう。
相手のことを本当に大事に思っているなら、素直に「ごめん」が言えるはず。謝れない人とは冷静に距離を取るのが正解かもしれませんね。
パートナーより自分を優先するような人は、前提として自分のことが大好きです。
そういう人は、無意識のうちにマウントを取ることが当たり前になっている可能性が高いため要注意。
「そんなこともできないの?」「どうせお前には無理じゃないか?」。
こういった言葉に真面目に耳を傾けていると、いつのまにか心の中がネガティブな状態に支配されてしまいます。
気づいたときには、自分が相手よりもずっと下にいるような気分になっていることも……。
相手の気持ちや立場を考えられない人とは、深く付き合わないのが身のためです。
「自分の夢が最優先」という意志が強い人は、どうしてもパートナーとの時間や関係に対する優先度が低くなりがちです。
どんな人も、自分の人生を大切にしたいと思うもの。
だからこそ、自分のキャリアや夢を優先したいという考え方は正しいですし、人として尊敬できる部分でもあります。
ただ、恋愛や人間関係をよい状態で保つには、やはりお互いのバランスが大切。
自分自身のキャリアや夢を追いすぎて、パートナーを大切にする気持ちが薄れている人とは結果的にうまくいかないケースも多いため注意しましょう。
インターネット社会の発展にともない、SNSのいいねの数や世間一般での評価を日常的に気にする人も増えてきた現在。
世間体を気にすること自体は、特に悪いことではありません。
ただし、そのぶんパートナーの気持ちを後回しにしがちな人には注意したほうがよいでしょう。
たとえば、実際は恋人を大切にしていないのに、SNSではあたかも理想のカップルのように演出したがるような人には要注意。
相手の要望ばかりに振り回されていると、自分だけがどんどん疲弊していくことになります。
良好な人間関係を築くためには、お互いに対等であることが何より大切。
しかし、中には自分の都合ばかりを優先したり、相手を一方的に支配しようとしたりする人がいるのも事実です。
こうしたタイプの人に合わせ続けていると、しだいに自己主張ができなくなり、いつのまにか相手に従うことが当たり前になってしまうことも。
「この人といると精神的に疲れる」と感じたら、我慢して付き合う必要はありません。
些細なことでも違和感を覚えたら、まずは自分の意見や考えをしっかり伝えましょう。
それでも改善されない場合は、思い切って距離を置くことをおすすめします。
Written by 糸野旬