ガチで簡単! 片付けが得意な人に学ぶ「片付けの1分原理」

「なかなか部屋をきれいに片付けられない……」

「片つけなきゃと思っても重い腰が上がらない……」

「どこから手をつければいいのかわからない……」

なかなか部屋の片付けが進まず、途方に暮れている方は多いのではないでしょうか。

いつも部屋がきれいな人は、どのようにしてきれいな状態を維持しているのでしょう?

今回は、片付け上手から学ぶ「片付けの1分原理」をご紹介します。

部屋を上手に片付けられるようになりたい人は、ぜひ最後までにご覧ください。

そもそも「片付けの1分原理」って?

「片付けの1分原理」とは、「1分だけ片付ける」と決めて片付けを実行する方法です。

たとえば部屋で何かを使った後、使用したものを片付けるのにかかる時間はせいぜい1分、かかっても数分です。

この1分間だけを面倒くさがらずに行動することで、部屋が片ついていく──という原理です。

片つけなければならないと思っているのになかなか着手できない。

その背景には、「やらなければならない」「達成しなければならない」という自分自身へのプレッシャーやストレスが関係しているようです。

片付けの1分原理では、最初から「1分間だけ」と決めているため、こうしたプレッシャーやストレスを緩和する効果に期待できます。

実際にタイマーなどを使ってきっちり1分を測るのも、片付けや掃除をゲーム感覚で楽しめて効果的かもしれませんね。

1分で片付けられなかった場合は?

1分で片付けられなかった場合は?

1分と決めて片付けを始めたものの、1分以内に片付けを完了できなかった場合、片付けを続けてもいいですし中止してもかまいません。

大切なのは、自分自身に選択権や決定権があるということです。1分間は片付けをするという鉄則だけしっかりと守ったら、後は自由に決めましょう。

中には

「1分も片付けをしていたら調子が出てきて、かえって片付けに集中したくなった」

という人もいるでしょうし、

「1分は頑張ったけどやっぱり面倒からおしまい!」

という人もいるでしょう。

「とはいえ、中途半端なままで終わるのも気持ち悪いから、やっぱり最後までやり切るか……」

と、しぶしぶ片付けを完遂する人もいるかもしれません。

いずれにしても結果オーライです。

片付けや掃除のプレッシャーやストレスを軽減し、精神的な負担を減らしながらコツコツ続けるのがポイントです。

「片付けの1分原理」はどういうタイミングで発動すればいい?

「片付けの1分原理」をどういうタイミングで発動すべきかは各々の自由ですが、いくつかおすすめのタイミングをご提案します。

①物を使用した後に発動する

①物を使用した後に発動する

日常生活を送っていると、色々な物を使いますよね。

たとえば段ボールの荷物が届いたら、ハサミやカッターナイフを使ったり、食事を用意するときには包丁やまな板を使ったり。

自宅で仕事をする場合はパソコンやメモ用紙を使ったり。

このように、とにかく何かを使って片付ける必要がある場合に、都度「1分だけ」と自分に合図を出して、片付けに着手してみてはいかがでしょうか。

普段はなかなか片付けを始められなかった人が、この方法で片付けに着手できるようになるケースが実際にあります。

ハマればかなり効果的な方法なので、ぜひ試してみてください。

②決まった回数を発動する

1日の中で片付けの1分原理を発動する回数を決め、日々そのノルマを達成する方法です。

時間は特に決めず、「今だ!」と思ったタイミングで発動します。

物事のルーティン化が苦手な人や、飽きっぽい人におすすめの方法です

1日のうちに発動する回数は、最初は2~3回程度がおすすめ。

もちろん負担でなければ4回でも5回でもかまいません。

ただし、あまり回数を多くするとストレスになる可能性があるので、最初は負担にならない程度の回数を設定するのがおすすめです。

定刻で発動する

定刻で発動する

発動する時刻やタイミングをあらかじめ決めておき、ルーティンのように日々消化する方法です。

たとえば、朝の準備を終えた後の1分と、仕事などから帰宅してすぐの1分、お風呂に入る前の1分──

といった具合に、負担にならないタイミングをあらかじめ決めておきましょう。

片付ける時のポイント

1分原理で片付けを行う時は、どこの場所からどういう手順で片付けるか──などと考えていては、すぐにタイムオーバーしてしまいます。

あまり深く考えず、とにかく「気になるところ」から着手するのがおすすめです。

「ここに着手しちゃうと、とても1分では終えられないな……」など、時間の計算もしないこと。

とにかく毎日コツコツ1分原理で片付けをしていけば、やがてゴールが見えてくるはずです。

すぐに成果をあげようとするのでなく、まずは習慣として落とし込みましょう。

片付け1分原理で汚部屋とさよならしよう

どんなに散らかっている部屋も、コツコツと片付け続ければ徐々に片付いていきます。

最初はどこから手をつければいいのかわからなかったり、終わりが見えなくてうんざりすることもあるかもしれません。

ですが、片付けの1分原理が習慣として身についたころには、きっと何らかの形で変化が見られるようになっているはずです。

しかも、片付けの1分原理は難しい知識や技術など不要で、誰でも今日からすぐに始めることができます。

小さな一歩かもしれませんが、数ヶ月後には見違えるような大きな一歩になっているかも?

あなたも今日から片付けの1分原理で、きれいに整頓された部屋を目指してみませんか?

Written by はるお

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