婚活と聞くと、多くは30代以上の人がしているイメージを持つと思います。しかし、20代でも婚活をしている人はたくさんいます。
この年代から婚活を始めるメリットはどんなものがあるのでしょうか? この記事では、男性に焦点を当てて20代で婚活をするメリットとデメリットを解説します。
男性で20代から婚活を始めるのは、どちらかというと早いほうです。
男性は30代あたりから結婚を意識し始めるので、婚活もそのくらいで始める人が多く、20代でも前半から始めるのであればかなり早いスタートになるでしょう。
ちなみに、リクルートが行った婚活に関する調査では、20代男性で婚活をしているのはおよそ25%という結果に。独身者の4人に1人が婚活しているということになります。
将来結婚を目指すのであれば、できるだけ早いうちから活動したほうがいいでしょう!
・参考:リクルート婚活実態調査2023
若いというのは、それだけ魅力的に見えるもの。女性も若さを求める人が多く、20代というだけで、異性から多くのアプローチを受けることになります。
自分も20代で婚活をしていましたが、女性の食いつき具合はかなりすごかったと、30代になった今になって思います。
若さというのは武器になるので、この武器は是非活かしてほしいですね。
男性で20代から婚活をしている人はあまり多くありません。周囲と比べられることもなく、一人勝ち状態です。
しかし、30代にもなると多くの人が婚活を始めます。周りはライバルだらけになり、スペックが劣る男性は出会いを見つけづらくなってしまうでしょう。
先ほど紹介した通り、4人に1人しか結婚に向けた活動をしていない年代だからこそ、多少スペック不足でもなんとかなることもあります。
まだまだ会社の中では若い年代ということもあり、任される仕事もそこまで多くありません。
30代ともなれば立場も上になり、重大な仕事を任されることもあるでしょう。そんな状態で婚活をしても、「メッセージの返信をする時間すら惜しい」ということに。30代で婚活がうまくいかない人は、忙しさが原因の場合もあります。
その点、そこまで多くの仕事を抱えるわけではない20代は、婚活に充てられる時間の確保が可能に。余裕があるからこそ、スムーズに出会いに繋げられるでしょう。
女性側の相手選びのポイントに「年収」があります。高収入のほうがモテるというのは、婚活をしている人なら誰もが実感していると思います。
年功序列な日本社会ということで、20代はそこまで多くの収入を得られず、他の世代に負けてしまうことも。年収を重視する女性から選ばれづらくなり、この部分は大きなデメリットになってしまうでしょう。
お金にそこまで余裕がないということは、婚活にかける予算も減ってしまいます。
いいデートスポットに連れていけなかったり、結婚相談所に入会したいけど費用の問題でできなかったりと、思うようにお金をかけられないことも。
実際に20代で婚活をしていた自分も、この部分は特に痛感しました。マッチングアプリで出会った女性とのデートのときに安い居酒屋を選ぶなど、お金の面で苦労したことを今でも覚えています。
婚活予算を用意できないことで出会いを逃す場合もあり、この点も一つのハンデになると考えられます。
人は、年齢を重ねれば重ねるほど結婚を意識するものです。40代にもなると、「交際=結婚」だと考える人も多く、交際ができれば結婚に繋げられる可能性が非常に高くなります。
しかし、20代については、そこまで結婚を強く意識している人が少なく、交際をしても結婚に繋がらないことも。「交際人数だけが増えて、目的である結婚ができない!」ということも珍しくないでしょう。
若さゆえに結婚に繋がりづらい、というのも一つのデメリットです。
若者は勢いがあります。この勢いを恋愛でも発揮する人も珍しくありません。「勢いで結婚相手を選んで後々後悔する」という人も少なからず存在します。
まだ若さが垣間見える年代だからこそ、将来を考えないで相手選びをしがち。これについても、20代から婚活を始めるデメリットだといえるでしょう。
この年代から結婚を意識した活動をするとしても、勢いだけで相手を選ぶというのはやめてくださいね!
結婚を意識するのなら、早いうちからの婚活をおすすめします。やはり、早くから始めるというのはそれだけ有利になるものです。
たとえ相手が見つからなかったとしても、早い段階から活動することで、婚活に関するノウハウが蓄積されます。このノウハウは年齢を重ねても役立つものです。
「20代だからまだ結婚は意識しなくていい」と考えていると、あっという間に30代を迎え、結婚適齢期が過ぎてしまうでしょう! そうならないように、できるだけ早いうちから婚活を始めてみてください。
Written by 桃田