理想的な恋を実現するには、良い人と悪い人を正しく見極め、自分に合う相手を適切に選ぶことが大切です。
今回は素敵な恋を成就するために、「良い人と悪い人の見分け方」を紹介します。
良い人と悪い人それぞれの具体的な特徴も併せて紹介するので、恋に悩んでいる方は参考にしてくださいね。
結論から言うと、良い人と悪い人を見極めるには「相性が良い相手を見極められるかどうか」がポイントです。
たとえば「容姿に恵まれている」「学歴や収入が高い」「家柄が良い」など、いわゆる「世間一般的に見るとハイスペック」な相手が、必ずしも自分にとって理想的なパートナーとは限りません。
社会的ステイタスや社会的評価は相手を選ぶ上で参考やヒントにはなりますが、「恋愛相性が良いか悪いか」はまた別問題なのです。
つまり「良い人」とは「スペックが高い人」でなく「自分に合う人」であり、「悪い人」は「スペックが低い人」でなく「自分と合わない人」ということ。
ですから、相手との相性を正しく見極めるにはまず「自分自身をよく知ること」が重要です。
自分は恋愛やパートナーに対して何を望み、何を期待しているのか。恋や結婚にどういうビジョンを持っているのか。相手とどういう関係を築き、どういう未来を歩みたいのか──。
自分自身の恋愛観や価値観と相手の性格や人柄を照らし合わせながら、理想の相手を適切に見極めましょう。
運命の人とのご縁をしっかりと掴むために、まずは良い人の特徴について解説します。相性が良い相手を見極める時の参考にしてくださいね。
上から目線で接してくる人や、いわゆる男尊女卑的な感覚がある相手は要注意。
「女性は男性より立場が下」という先入観や固定観念がある男性との恋愛は幸せになれる確率が低いので、いくら容姿が好みのタイプだったとしても見送るのが賢明です。
中には女性を家政婦のように扱うことに何の疑問や抵抗を抱かない男性もいます。
相手がこうした歪んだジェンダー観を持っていないかどうかは、最初にしっかり見極めておかなければならない超重要事項と言えるでしょう。
同じテンションや温度感でコミュニケーションできるかどうかもとても大切な要素です。
特に将来的に結婚を考えることになるかもしれない真剣な恋ならなおさら。日常的なシーンでストレスなく会話を楽しめる相性かどうかはとても大切です。
筆者は結婚10年を過ぎた今も、毎日のように妻とたくさんの会話を楽しんでいます。
しかし、「楽しい会話をたくさん交わせること」が必ずしも正解ではありません。
もしあなたが、会話があまり得意でない性格なら、「会話をしなくてもわかり合える相性かどうか」「会話をしなくても良好な関係を維持できる相性か」といった視点を持つことが、真に相性の良い相手(良い人)を見極める上で大切です。
たとえば笑いのツボが同じだったり、趣味のツボが同じだったりなど、何か一つ揺るぎない共通点があると理想的です。
人生設計が似ているとか結婚観が似ている、好きな話題が同じ──などでも構いません。
また、自分にないものを持っている相手は尊敬の対象になりますが、恋愛や結婚においては「似ていない部分」よりも「似ている部分」が多い方がうまくいきやすい傾向があるようです。
ただし、似ているのはあくまで長所に限ります。
似ている短所が多い間柄だとむしろトラブルになりやすいので、「自分の長所と同じ長所を持っている相手」という目線で相手を選ぶのが良いでしょう。
次に、相性が良くない「交際を避けるべき相手」の特徴を紹介します。
もし相手と接していて何か違和感を覚えたら、恋愛関係に進むのは保留にしましょう。
違和感とは、言うなれば過去の危険な体験を照合して発信された、あなた自身の脳からの危険信号です。
あなた自身は、なぜ危険信号が発せられたのか思い当たらないかもしれません。しかし、だからといって「気のせいだろう」と流してしまうのは危険です。
違和感は、ほとんどの場合やがて「これが違和感の正体だったんだ!」と気付く瞬間が訪れます。
しかし、気付いてからでは時既に遅しのケースも多いので、とにかく自分の直感を信じて慎重に対策するのが賢明です。
自分を都合よく利用する男性との交際を希望する女性は少ないはず──とはいえ、男性に都合よく利用されてしまう女性が後を絶たないのも、また現実です。
もし「都合よく利用されているだけ」と感じているにも関わらず、その相手とすっぱりと縁を切れないなら、それはあなた自身が何かしらの課題を抱えているということ。
そのお相手に精神的に依存してしまっているか、関係そのものが承認欲求や自己効力感を得るための手段になってしまっているか、あるいはその関係に対して投じてきた労力や時間やお金などに固執してしまっているか。
いずれにせよ、ご自分のメンタル課題を克服するのが急務となりそうです。
短期的な恋を楽しむだけの関係なら問題ないかもしれませんが、将来的な関係まで見越すような真剣な交際において「価値観が合わない」のは致命的です。
育った環境や触れてきた文化・習慣があまりに違うと、生活を共にするのはかなり難しいでしょう。
異なる価値観や習慣を持つ相手と調和するには、それなりの思慮深さや知性、精神的成熟度が求められます。
特に気を付けたいのが「金銭感覚」と「家庭観」。
お金の感覚やイメージする家庭像に共感できない相手は、恋愛対象から外しておくのが賢明でしょう。
恋愛は、末永く良好な関係でいられる相手を見極められるかどうかが大切です。
相性の合う相手を適切に見極めて幸せな恋を実現するために、まずは自分自身をよく理解しましょう。
本記事が幸せな恋を成就するヒントになれば幸いです。
Written by はるお