若者たちの間で使われる新しい言葉は、驚くほど日々変わっていきますよね。
だからこそ、それについていくのはなかなか大変ともいえるのではないでしょうか。
「ついていくのしんどい!」と思うかもしれませんが、心配はご無用です!
だって、必ずしも最新の流行についていけないからといって、自分らしさまで失われるわけではないからです。
今回は、最近の若者たちが使っている新しい言葉をいくつかご紹介しながら、流行に追われることなく自分らしい言葉遣いを大切にするためのアドバイスをお伝えしたいと思います。
昔の言葉で言う「感動する」「しみじみする」に近い意味で使われます。
感情が強く動かされる様子を指す、と考えたらわかりやすいかもしれませんね。
例えば、感動的な映画を見たときや美しい風景を見たときに「エモい」と表現すれば問題なし!
特に、SNS上で自分の感情を表現する際に頻繁に使われているので、チェックしてみるといいでしょう。
「大丈夫そう?」の略語で、相手に「大丈夫?」と確認したいときに使われます。
例えば、友達が約束の時間に遅れそうな時や、作業が終わるかどうか確認したい時に「大丈夫そ?」と軽い感じで聞くことができます。
簡単にいえば、「いける?」や「いい?」というニュアンスで使われると覚えれば大丈夫です。
英語の「chill」が語源で、「リラックスする」「まったりする」という意味です。
主に気分や雰囲気を表現する時に使われています。
例えば、友達とカフェでゆったり過ごす時間や、自宅でリラックスしている時に「今日はチルい日だね」と使われることが多いですよ。
これらは全て「了解」を意味する言葉です。
例えば、「了解しました」と返す代わりに「りょ」と言うと、少しラフな感じになります。
同様に、「うぃ」「おけい」「おけえ」も同じ意味で、友達同士の会話やカジュアルなやり取りでよく使われていますよ。
これらの言葉を使うことで、より親しみやすい印象を与えることができるのも利点かもしれません。
これらはすべて「笑い」を表すインターネットスラングで、あちこちで目にしたことがあるのではないでしょうか。
「www」はもともと「笑」を表す「w」がたくさん連なったもので、大笑いを示します。
「草」や「くさ」は、「w」が草が生えているように見えることから派生した表現で、面白いメッセージや画像に対して「www」や「草」とコメントすることで、笑っていることが伝わります。
これらは「まじ?」の短縮形や派生形で、驚きや疑問を表します。
驚くようなニュースを聞いたときや、信じられない話を聞いたときに「ま?」と使われることが多いです。
「よい、全く問題ない」という意味です。
「よき」と「全く問題ない」という意味の「もんざえもん」が合わさった表現です。
「おけまる」や「よいちょまる」など、同じ「~まる」シリーズの中でも特に新しい言葉とされています。
これらは、同意や承認を少しユーモラスに伝えるために使われ、「この計画どう?」と聞かれたときに「よきまるもんざえもん」と返すと、「とてもいいよ」という意味になるわけです。
最近の若者言葉を理解するためには、SNSや若者向けのメディアを定期的にチェックするのが効果的!
X(Twitter)やTikTokは新しい言葉の宝庫です。
YouTubeやInstagramも、若者の文化を理解するための重要なツールになります。
手っ取り早く若者言葉を見つける方法は、ハッシュタグやトレンドを追うこと。
流行している言葉をいち早くキャッチすることができますよ!
若者言葉を無理に使うと、かえって不自然に見えることがあります。
特に普段使い慣れていない言葉を使うと、ぎこちない印象を与えやすくなるので、無理に若者言葉を使おうとせず自分がいつも使っている言葉を大切にすることが大切です。
自然体でいることで、相手にも安心感を与えることができますし、自分らしさを失わないことが信頼関係を築く上で忘れたくないポイントといえます。
大人としての言葉遣いを磨くためには、正しい日本語の使い方を意識することが大切です。
丁寧な言葉遣いや相手を尊重する表現を心掛けることで、自然と信頼感や好感度が高まりますよ。
また、自分の言葉遣いに自信を持つことが、コミュニケーションをスムーズに進めるポイントにもなるはずです。
日常的に敬語や丁寧語を使う練習をすることで、自然と身につけることができるだけじゃなく、読書や新聞を読むことで語彙力を増やしてより豊かな表現を身につける効果につながります。
若者言葉を無理に覚える必要はありませんが、ちょっとした知識として持っておくのは悪くありません。
大人としての自分の言葉遣いを大切にしつつ、柔軟にコミュニケーションを取ることが大事ですし、自然体でいることがなによりも一番の魅力となるでしょう。
相手に合わせた柔軟な会話術を心掛けることで信頼関係を築くことができ、最終的には自分らしさを大切にして自信を持ってコミュニケーションを楽しめるでしょう。
Written by 千桜ミモザ