不意に訪れる不倫の甘い誘惑。一歩踏み入ってしまったが最後、抱えるリスクは決して小さなものではありません。
この記事では、不倫のリスクと、実際に不倫への代償を支払った女性の末路について解説します。不倫の現実を知るヒントとして、ぜひ読み進めてみてくださいね。
不倫は、刺激的で燃え上がるような恋に溺れられる一方で、多大なリスクが伴う不貞行為。バレた時の代償は想像をはるかに超えて重く、人生を狂わせかねないものです。
甘い誘惑に飛び込む前に、まずはそのリスクについてチェックしていきましょう。
不倫が発覚すると、相手の配偶者から慰謝料を請求される可能性が大。
不倫期間や、相手方夫婦の今後(離婚か再構築か)にもよりますが、おおよその目安として数十万円から300万円程度を支払うのが一般的です。
自分も結婚している場合、自分自身の配偶者から慰謝料を請求される可能性についても考えておかなければなりません。
場合によっては、配偶者も不倫相手も失った上、莫大な借金が残る結果になることも。
自分が既婚者の場合、不倫がバレると配偶者から離婚を要求されるリスクが高まります。
離婚することになれば、慰謝料の支払いに加え、財産分与・引っ越しなど、さまざまな対応に追われます。
子供がいる場合には、親権や養育費を巡って争うケースもあり、そうなれば子供に与える影響は計り知れません。不倫は家庭崩壊のトリガーになりかねないのです。
不倫は、道徳的に許されない行為と捉えられます。バレれば周囲からの信用を大きく失うでしょう。
家族や友人との関係が壊れ、孤立無援の状態に陥る可能性も。それまでの人間関係が一気に崩れ去ることを覚悟しなければなりません。
社会的評価の低下は、精神的につらいだけでなく、現実的な不利益の原因ともなります。結果として不倫から足を洗っても、将来思いがけない場所で過去の過ちが話題になるなど、目に見えない十字架を背負った人生となってしまう可能性が高いのです。
社内不倫は、職場の風紀を乱すだけでなく、会社のイメージダウンにもつながります。
SNSの普及によって、ちょっとした汚点がたちまち全世界に拡散される近年、自社のイメージダウンにつながる行為について、企業の目はよりシビアなものとなっています。
不倫当事者は左遷や降格などの不利益を被る可能性が高く、それとなく退職をうながされるケースも少なくありません。
これまでコツコツと築き上げてきたキャリアを一瞬で失ってしまう、不倫とはそんなハイリスクな行為なのです。
ここからは、実際に不倫の代償を支払うことになった人たちの末路を紹介します。
自分の身にこんなことが降りかかってきたらどうするか、じっくり考えてみてください。
Aさんは、不倫がバレたことで夫と離婚。さらに、事実を知った両親や親族からも、激しい罵倒の末絶縁されてしまいました。
不倫相手は妻との再構築を選んだため、もはやAさんに頼れる人は一人もいません。肉親にも恋人にも見放された彼女の行き着く先は、孤独な人生のみ。
不倫をしたことで、かけがえのない家族を失い、誰にも頼ることができない境遇に追い込まれています。いっときの快楽が招いた、悲惨な結末といえるでしょう。
Bさんは、婚約中の不倫が発覚し、婚約者と不倫相手の妻の両方から慰謝料を請求されてしまいました。
請求額はトータルで500万円。分割払いを認めてもらったものの、簡単に返済できる金額ではありません。
さらには挙式直前での破談となったため、原因を作ったBさんが式場のキャンセル料も全額負担することになりました。
結果として、Bさんに残ったのは膨大な借金のみ。不倫の代償は財布だけでなく、人生設計をも狂わせる危険性があるのです。
Cさんは、不倫相手とのデート中の写真を軽い気持ちでSNSに投稿したことが原因で、不倫がバレてしまいました。
写真は面白おかしいタグとともに瞬く間に拡散され、Cさんは実名とともにネット上に晒され続けることに。
新しい境遇で再出発しようにも、「不倫女」というレッテルを貼られているために、再就職はまず不可能。居心地は最悪ながらも、現在も同じ職場で働き続けています。普通の結婚も期待できません。
消すことのできないデジタルタトゥーを背負い、これからの長い人生を生きていかなければならないのです。
不倫は、一時の快楽と引き換えに、取り返しのつかない代償を支払うことになりかねない行為です。
その誘惑に負けないためには、リスクをしっかりと認識し、自制心を持つことが大切。
あなたにパートナーがいるのなら、二人の関係を見つめ直し、しっかりとコミュニケーションをとることで、不倫の誘惑から遠ざかることができるでしょう。
不倫の誘惑に乗って、刺激と引き換えに築き上げてきた人間関係やキャリアを棒に振ってしまうのか。
それとも、ごく平凡ながら、後ろめたいことのない堅実な人生を歩むのか。
すべてはあなた自身にかかっています。ぜひとも後悔のない選択をしてくださいね。
Written by やまだうめ