他人に「だらしない」と思われるのは社会人として考えものです。
なぜなら、だらしないとは言い換えると“気を遣えない”・“しっかりしていない”という意味ですから、一度そういった印象を抱かれるといずれは信用を失ってしまいます。「あの人はだらしない」なんて多くの人に思われたくないですよね。
清潔感があり、ピシッとした女性とそうでない人は、見た目と行動に大きな差が見られます。今回はだらしない人の特徴とその解消方法についてお話していきます!
だらしない人は生活ぶりが雑で細かいことを気にしないため、見た目からして清潔感のなさが現れています。
だいたい「だらしない」という言葉が使われるのも、外見を指しているケースが多いのではないでしょうか?
外見が全てではないものの、やはり第一印象は大切。
髪の毛、洋服、小物類など、社会人としてみっともなく見えないような心掛けをしましょう。
実は結構見られているのが、髪の毛。
・チリチリとした傷み
・ブラシでとかしていないようなボサボサ感
・カラー後、染め直さず伸びきった根元(プリン)
・ベタベタとしたオイリーさ
何カ月も美容室へ行かず、ヘアケアにも気を遣わないとあっという間に汚らしい印象に……。
逆を言えば派手なカラーリングでもサラサラヘアを保っていると、清潔感が出るもの。
髪を染めていなくても数か月に一回程度は美容室へ行って整えましょう。毛先のほつれやバラバラ感、広がりがおさまるだけでもかなり綺麗に見えますよ!
物を大事にするのは大切なことですが、年季が入った服を外で着用するのはやめましょう。
色褪せや着崩れを起こしていたり、毛玉がついていたり、取れないシミがついていると一気に清潔感が失われてしまいます。
くたくたの服は処分するか部屋着に回し、人から見られても恥ずかしくないような格好をしてください。
おしゃれやダサイという問題ではなく、これは社会人としてのマナーです!
露出のしすぎはセクシーを超えてだらしない印象を与えるため、肌見せコーデをする時は十分に気を付けて。
肩が少し出ている程度や、お腹をチラ見せくらいなら構いませんが、下着が見えそうなミニスカートや背中がパックリ開いているトップスは男性でもドン引きです。
また露出度の高い服+ブラ紐が見えているのはもう最悪。
だらしないだけではなく、見ているだけで痛々しいので肌見せコーデをする際はご注意を。
ヒールの金具が出っ放しでカンカン音を鳴らして歩いている人、気になりませんか?
よーく見るとかかとの塗装がハゲているなど、②で説明したようなだらしなさが出てしまいます。
金具が露出した靴は履き心地が悪く、周りにも聞こえるような音を立てて歩くと下品な印象に。
いいことはまるでありませんから、修理に出すか思い切って新調するべきですね。
「一体いくつカバンを持っているの!?」というくらい、荷物が多い女性。
メインのバッグに加え、何が入っているか分からない大きなエコバッグやトート、さらにプラスして紙袋などを持っていると、整理整頓が苦手な人と思われるかもしれません。
仕事で荷物が増えるのは仕方がないことですが、プライベートでは必要・不要をしっかりと分けてカバンの中身を厳選してください。
だらしなさは内側の意識から現れることも多いため、ガサツな行動は清潔感ダウンの元。
言動一つでだらしなく見えるのは損ですから、大人として恥ずかしくない振る舞いをしたいものです。
男性だから、女性だから……なんて言い方は古いかもしれませんが、やっぱり女性にはみんなエレガントでいてほしいのです(笑)
ですから「〇〇じゃねーよ」「マジクソ」「腹いっぱい」等の荒っぽい言葉遣いはだらしない印象になり、相手に不快感を与えてしまうかもしれません。
周りが聞いていて驚かないような言葉選びをするのも、大人として大事なことですからね!
多くの方がやってしまいがちな足を開いて座るあの行動。
自宅でやる分には構いませんが、外でパカッと開くのは絶対にやめましょう。あぐら座も同様です。
スカートで足を開けば当然下着が見えるでしょうし、そういったことを気にしない=だらしないへと繋がるため、座り方には細心の注意を払ってください。。
などなど、物の扱いが雑な人はだらしない雰囲気が出がち。
だらしないと下品はイコールですから、これらの行動をするだけで一気にイメージダウンするでしょう。
物を丁寧に扱うだけでも印象が大きく変わります。
ついスマホを投げがち、書類をバサッ!と置きがち…… な人は今日から改善しましょうね。
遅刻や忘れ物をしょっちゅうするのは、大人になっても自分を律することができない弱みの現れ。社会的に“だらしない”と思われますから、周りからの評価が大きく下がるでしょう。
どんなに性格が良くてもこの2つがしっかりできないと、人としての信用がなくなってしまいますよ。
遅刻や忘れ物を一切しない人間はいませんが、信頼を失くしてからでは遅いので、改善のための努力をするべきです。
会社のデスクや電車でメイクをする派からすると「どこで化粧をしたっていいじゃない!」なんて思うかもしれませんね。
でも、人目がつく場所でのメイクはマナー違反。周りにラメや粉が飛んで誰かの衣類を汚す可能性があり、周りにも気を遣わせてしまうでしょう。
それにメイク中の顔って、ちょっと人に見せられない表情が多いと思いませんか?(笑)
それを堂々とやってのけるのがガサツ=だらしないため、必ず決められた場所で行ってください。
だらしないと思われないためには周囲だけではなく、自分への気遣いも重要になります。
周りの目を気にしすぎるのも×ですが、全く何も構わないのはキケン。
あなたの無意識が誰かに迷惑を掛けたり、不快感を与えたり、所属する組織の評価を下げる可能性があるからです。
「だらしない」と言われた経験がある人は、まず生活から見直してください。
家が汚いなら片づける、遅刻常習犯なら約束に遅れないよう努力するなど、内側から改善していくと意識が徐々に高まるでしょう。そうすることで見た目への変化にも良い影響を与えます。
だらしなさから生まれるのはマイナスの要素しかありません。
やばいと気づいた時こそ改善する絶好のチャンス!素敵な女性になるためにも、小さなことから気を配ってみましょう。
Written by たかなし亜妖