「下品な女性」というと、下ネタばかりを口走る人を指すように思われがちですが、本来、言動に品性が感じられずしとやかでないことを総称して「下品」と呼びます。漫画に出てくるようなお嬢様のように振る舞う必要はないものの、日頃からちょっとした所作には気を付けるべき。
男性は品のない女性を恋愛対象から外します。過去にガサツと言われたり、品のなさを指摘されたりした経験があるなら、今日から改善し、周囲へ好印象を与える素敵なオトナを目指しましょう。
品がないと言われても、自覚がなければ注意される理由が分からないもの。考えは個人によりけりですが、多くの人が下品と感じる行動は以下の5つです。無意識のうちに行っていないかチェックしてみてください。
当てはまる数が多いほど男性からドン引きされ、恋愛の対象外になるので要注意!
女性が大股を広げて座る姿を良しとする人はいないでしょう。スカートの場合はもってのほかですが、パンツスタイルでもとにかくNGな行為です。
この時代に男らしい・女らしいという表現は古くさいかもしれませんが、足を広げて座るのは男性的なイメージが強いので、女性がやると引かれる原因に。居酒屋の座敷席などで豪快にあぐらをかくのもやめましょう。「落ち着きのなさは足に出る」なんて言葉もありますからね、下品と思われても仕方がありません。
声が大きくガハガハと笑う女性には「男勝りな印象を受ける」との声多し。笑い方や声のボリュームによっては、井戸端会議をするおばさんぽさが出てしまいます。女子会中ならまだしも、異性がいる場で同じテンションを貫くのは×!
いつもギャーギャーと騒いで大笑いする癖が付いてるなら、まずはワントーン下げる努力を! 決して「猫被りをしろ」という話ではなく、上品さを意識して落ち着いた大人をイメージをするといいでしょう。
これは男女共通して品のなさを感じる行為。ドアを思い切り閉める、スマホなどを放り投げる姿はとてもガサツな印象を受けます。
物の扱い方は品格が顕著に出る場面。所作が美しくない人は普段の生活も雑に思われがちなので、丁寧な行動を心掛けましょう。
「〇〇じゃねーだろ!」「クソ〇〇なんだけど!」「やべー!」ふとした瞬間にこんな発言をしていませんか?
これらは、ただ下品に思われるだけではなく、きちんとした言葉遣いができないのかな? と常識を疑われてしまうことにも繋がります。汚い言葉は聞くだけで不快ですし、高圧的で乱暴な印象が強いため、頻繁に発すればあなたが損をするでしょう。
特に30代以降の言葉の乱れについて、男性はシビアな目を向けるもの。社会人としてなっていない、落ち着きがない、若作りをしていると判断されれば即恋愛対象外は確実です。
食事中のマナーは、追求すればするほど難しい問題。魚のキレイな食べ方や正しいカトラリーの使い方など深掘りすればキリがないので、マニュアル通りの完璧さは必要ありません。
人が「下品」だと感じる食べ方は、音を立てる、ボロボロこぼす、中途半端な残し方をする、ガツガツご飯をかきこむなど。また、寄せ箸(箸で食器を引き寄せること)といった箸使いの悪さも品のなさを感じさせる原因に。
どんなに魅力的な女性だとしても、食事中に幻滅されればその先はありません。こぼさない、残さない、音を立てないは常識中の常識。大人として恥ずかしくないよう、普段から食べ方には細心の注意を払ってください。
品の良さを身につけるなら、何事も丁寧に行いましょう。一つ一つの行動を雑にしなければ自然と下品さは解消されていきます。たとえば勢いで「腹減った」「何か食いたい」と言いたくなったら、言葉を出す前に一旦ストップ!
同じ言葉でも「お腹が空いた」「何か食べたい」に言い換えるだけでずいぶんと印象が異なりますからね。
面倒ですが、ドアを閉める時も音を立てずにそっと行う等の心がけが“丁寧さ”です。細部まで気を遣えば自然と上品さが溢れるのです。
不思議なことに、品のある所作を続けると心にも余裕が生まれます。内側も外側も美しい女性を目指せば、あなたはもう下品と言われることはないでしょう。
Written by たかなし亜妖