大好きな彼氏からもらえば、どんなプレゼントだって嬉しい! ……そんな時期もたしかにあるかもしれません。
けれど人の心は移ろいゆくもの。「ぶっちゃけ、困るんだよね」そんなつぶやきが聞こえてくるような、女性がもらって困るプレゼントを紹介します。
趣味に合わない服やバッグは、もらって困るプレゼントの代表格。「キミに似合うと思って」とにっこり笑顔で渡されれば断りにくい。
「俺、こういう服が好きだから」と言われるのも、”俺色に染まれ”的なマインドが見え隠れしてなんだか嫌な気持ちになる女性は多いでしょう。
服やバッグは、女性同士であってもなかなかプレゼントすることはありません。なぜなら、「着ない服」「使わないバッグ」をもらったとて、困るだけだとわかっているからです。
女性に直接「これがほしい」と言われた時以外は、安易に服やバッグをプレゼントに選ぶのはやめておきましょう。
よほどコスメに精通している男性でなければ、コスメを女性へのプレゼントに選ぶのはやめておいた方がいいでしょう。
まずコスメは、服やバッグ以上にぱっと見て好みがわかりにくいです。にもかかわらず強いこだわりを持って使っている人が少なくないので、プレゼントするにはとてもリスキーです。
また中には、敏感肌などの理由から使えるコスメが限られている人もいます。そういう人にピントのずれたコスメを渡してしまうと、お試しで使用してもらうことすらできません。
相手が日常使いしているコスメを熟知していれば、それを渡すのはありでしょう。でも、プレゼントとしては少々インパクトに欠けますよね。
どうしてもコスメを渡すのであれば、彼女の好きなメーカーの新商品を選ぶなどが良いかもしれません。
「女性はかわいいものが好きでしょ!」という先入観から、ぬいぐるみをプレゼントに選ぶ男性もいるでしょう。相手の女性がぬいぐるみ好きで集めていたり、特別好きなキャラクターがいたりする場合は、プレゼントとして渡せば喜んでくれると思います。
しかし「ぬいぐるみ=かわいい=喜ぶはず!」という安易な連想ゲームで選んでしまうと、あまり良い印象を持たれないことも。
「たしかにかわいいけど、大人の女性にぬいぐるみってどうなの?」と思われてしまう可能性があります。
大きなぬいぐるみを置くにはそれなりのスペースが必要ですし、気分的に処分もしにくいもの。ぬいぐるみをプレゼントに選ぶ際は、相手の好みをしっかりとリサーチしたうえでにしましょう。
男性から女性へのプレゼントの定番といえば、アクセサリーがあります。
いち女性の意見としては、何歳になってもアクセサリーをつければ気持ちが上がるし、好きな男性からプレゼントしてもらえればそりゃ嬉しい! そんなアイテムです。
とはいえ、なんでもいいわけではない! というのが正直なところ。たとえどんなに愛しい相手からのプレゼントであっても、あまりにチープな品を渡されるとがっかりします。
まず単純に、年齢によってどんどん求める質が上がります。「10代、20代前半の頃は安物でも良かった。でもアラサーになったら、ワンランク上の上質なものを身につけたい」と思う人が少なくないのです。
他にも、「安く抑えようとする=大切に思われていない」と女性に思わせてしまうことにつながります。また、金属アレルギーの人は、特定の素材のものしか身につけることができません。
恋人同士で何かしらのペアグッズを持つ人もいるでしょう。ですので、これがもらって困るプレゼントに該当するかどうかは、ケースバイケースです。
たとえば付き合って間もない間柄なのに、急にペアアクセを渡されたら、人によっては「重いな」と感じることもあります。
また、どんなグッズなのかにもよりますね。家の中でだけ使うペアカップならOKでも、身につけるもの系はNGなど。
それはお互いの価値観によって異なるので、自分の気持ちだけでプレゼントするのではなく、二人で話し合って決めると良いでしょう。
チープなアクセサリーはNGとお伝えしましたが、高ければ良いわけでもありません。
たとえば高級品の代名詞とも言えるブランドもの。女性が好きなブランドであればナイスチョイス! となりますが、そうでない場合は高級品がゆえに困らせてしまう場合があります。
安いものはダメ、じゃあ高いものならOK! と簡単に考えるのではなく、相手の女性が何を望んでいるのかをよく考えることが大切です。
相手のことを思い、「喜んでほしい」という気持ちで贈るプレゼント。どうせなら、贈った方も贈られた方も、ハッピーになれるものを選びたいですよね。
総じて言えることは、「趣味でないもの、使わないものをもらっても困る」ということです。また、安すぎたり、高価すぎたりと相手の金銭感覚に合わないものも、避けた方が良いでしょう。
せっかく一生懸命選んだのに、もらって困るプレゼント認定されたら悲しいですよね。そうならないためには、共通の知人に探りを入れるなど入念に下調べをするか、もしくは直接相手に聞いてしまうのも手。
サプライズ感は薄まりますが、失敗なく喜ばれるプレゼントが選べるので、「どうしても何がいいのかわからない!」という際には、思い切って試してみてくださいね。
Written by 七尾なお