嫌いではないけれど、会った後にとても疲れを感じる人っていますよね。関わらないのが一番ですが、そうならないこともあるでしょう。そこで今回は、一緒にいて疲れる人の対処法を紹介します。
一緒にいて疲れる人の共通点も紹介しますので、周りに当てはまる人がいたら要注意です。人間関係のストレスを少しでも減らすためにも、ぜひ参考にしてくださいね!
まずは、一緒にいて疲れる人によく見られる特徴から見ていきましょう。
一緒にいて疲れる人には、常に上から目線で話す人が多いです。自分は偉い、凄いとナチュラルに思っているため、平気で人を見下すような発言をすることも!
他の話をしていても、すぐに自分の話にすり替えて話し続けられたら、なんだか会話するのも疲れちゃいますよね。それが自慢話なら尚更です。
常に上から目線のタイプは本人に悪気がないことも多いため、余計に疲れを感じてしまうのかもしれません。
上から目線タイプとは正反対! 相手のことを気遣いしすぎるタイプも、一緒にいて疲れる人といえるでしょう。本来であれば、気を使ってもらえるのって嬉しいことですよね。しかし、何事にも限度があります。
「寒くない?」「大丈夫?」「疲れてない?」といった相手を気遣う言葉も、一緒にいる間に何度も聞かれたらうんざりしちゃいますよね。
全然楽しそうではないのに「楽しい~!」って言われると、なんだか申し訳なさを感じることも……。居心地の悪さから、結果的に一緒にいて疲れたと感じてしまうようです。
その時の気分によって態度が変わる人も、一緒にいる相手を疲れさせる人です。機嫌が良い時は一緒にいて楽しく過ごせる一方で、機嫌が悪い時は素っ気なくて冷たい態度を平気で取る人はいませんか?
時々わがままになったり、機嫌が悪くなったりすることもあるけど、基本はいい人だしなんて思ったら大間違いです! 自分の気分で周りへの態度が変わる人には要注意です。
何か話していても、「でも」「だって」「どうせ私なんか」など、否定的なことばっかり言う人との会話って、気を使ってばかりで楽しめませんよね。ネガティブな話題は場の雰囲気も盛り下がるため、聞いているだけで気分も落ち込んでしまいがちです。
人によって物事の捉え方には差があるとはいえ、ネガティブすぎる人も一緒にいて疲れる人の特徴でしょう。
同じように、自虐ネタばかり話す人も一緒にいて疲れを感じやすいです。本人は自分を下げることで話を盛り上げているつもりかもしれませんが、言われたほうは「そんなことないよ~」と否定しなければならず、気を使います。
また、何度も同じことを言われるため、次第に飽き飽きしてしまうことでしょう。
関わらないのが一番とはいえ、共通する友人がいたり職場が一緒だったりと、どうしても付き合いを絶つのが難しい場合も……。一緒にいて疲れる人にはどう接すれば良いのか、対処法を紹介します。
一切関わらないのは難しいとはいえ、必要以上に関わらなくても良いようにできるだけ距離を置いて付き合うのが望ましいです。
例えば、友人グループの1人が一緒にいて疲れる人の場合、なるべく離れた位置をキープしたり、2人きりにならないようにしたりと、過度に関わることのないように距離を置いてみましょう。仕事の場合は、なるべくメールでやり取りするなど、直接的な関わりを減らすのも1つの方法です。
一緒にいて疲れる人は、自分が相手を疲れさせていることに気付いていません。そのため、今後も付き合いが続くのであれば、一度直してほしい部分を伝えるのも良いでしょう。
例えば、気を使いすぎて疲れる人には、「あまりに気を使われすぎるのは申し訳ない」「何かあれば自分で伝えるから大丈夫だよ」など、今より関係を良くしたいのだと伝えます。相手を傷つけないように、言い方や言葉選びにも気を付けることが大切です。
一緒にいて疲れる人からしょっちゅう誘われる場合には、はっきり断ることも大切です。無理して付き合ったところで、余計に疲れてストレスを感じるだけです。
関係を切るのは難しいとはいえ、深い付き合いをする気はないのだと割り切って対応することも必要です。
ここまで、一緒にいて疲れる人の共通点や対処法について紹介しました。一緒にいて疲れる人には、自分本位な人もいれば、気を使いすぎた結果、相手を疲れさせてしまう人など様々です。
できるだけ距離を置くのが一番ですが、どうしても関係を絶つのが難しい場合には、今回紹介したようにはっきり断ったり、改善してほしい部分を伝えたりと、少しでもストレスを減らせるように対処してみてください。
Written by 早紀