ふとした瞬間に「あれ、私ってもしかして都合のいい女?」と感じることはありませんか。
あるいは、親しい友人を見ていてそう感じることがあるかもしれませんね。都合のいい女になってしまう女性には、いくつかの特徴があります。
自分に思い当たるものがないか、一度チェックしてみてくださいね。
ここでは、都合のいい女になりやすい女性の特徴を紹介します。当てはまるものはありますか?
彼の言うことに対して絶対的な肯定、NOと言わないイエスマンになっていませんか?
彼に嫌われるのが怖くて、ついなんでも言うことを聞いてしまうという女性は少なくありません。
しかしそれが、男性にとっては「何を言っても離れていかない女」。つまり都合のいい女になってしまうんです。
彼のことが好きだから、たとえ当日であっても、たとえそれが深夜であっても「会えない?」と連絡をもらえば行く!
……こんな女性は、都合のいい女の典型でしょう。
男性にとって、「暇なときに呼べば来る暇つぶしの相手」もしくは「セックスしたいときに呼べばやれる相手」として認識されてしまっている可能性があります。
連絡が来ると、まるでAIかのように迅速・スピーディーな返信をしていませんか?
自分の仕事や用事、家事などはすべて後回しにして、彼に1秒でも早く返事をしたい。そうしないと、もう連絡が来なくなってしまうかも……という怖さがあるのかもしれません。
でも、そうやって常に彼ファーストの行動をすればするほど、相手にとっては都合のいい女になってしまうかも。
女性には多かれ少なかれ母性本能が備わっているせいでしょうか。相手は自立した立派な成人男性であるはずなのに、ついあれこれと世話を焼いてしまうことがありますね。
みなまで言わずともわかってくれて、先回りしてかゆいところに手が届く手厚いサポートをしてくれる女性、それはまるで「おかん」。
恋愛対象としては見られなくても、近くにいると何かと都合がいい。そんな都合のいい女もいます。
金銭面での都合のいい女になってしまうパターンも。男性より収入があるからデート代を奢ってあげる、困っているからお金を貸してあげる、などですね。
基本的に、男性は女性にお金を出させたがらないものです。フラットな関係性で割り勘ならまだしも、毎回デート代を奢ってもらったり、ましてや「金に困っているから貸してくれ」なんて、なかなか言う男性はいません。
にも関わらず、こういった関係性が続いてしまっているのは、やはりそれが男性にとって都合がいいからに他ならないのでしょう。
ちゃんと付き合うという言葉を交わしていないのに、その場の流れでなんとなく身体の関係を持ってしまい、そのままズルズルと……。これ、都合のいい女の特徴のど定番ですね。
デートの場所はいつも家かホテル、会えるのは夜などの短い時間だけなどの特徴も加われば、もうそれ以外の選択肢はないと言い切ってもいいほどです。
都合のいい女にありがちな特徴を挙げてきましたが、いかがでしょうか。「うっ、当てはまる!」とドキリとした人もいるのでは?
ここでは、都合のいい女にならないため、また、既になっている場合はそこから脱却するための方法を紹介します。
イエスマンをやめ、彼の言うことを何でも無条件で受け入れることをやめましょう。
都合のいい女になりやすい女性は、「自分さえ我慢すれば」と思ってしまいがち。自分が傷つけられること、蔑ろにされることに対して鈍感になっているんです。
大切にされていないなら、怒ってもいい。受け入れる必要はありません。
自分の気持ちに正直になり、嫌なことを嫌だと言う勇気を持ちましょう。
たとえ彼から「今から会えない?」とお誘いがきたとて、それに秒で応えるのはやめましょう。AI並のスピードでLINE(ライン)を返すのもしかりです。
まずは自分の都合が最優先。で、余裕があれば彼の相手をしてもいい。それくらい、ドンと構えてみましょう。
少し放置したくらいで彼が離れていかないことに気づくかもしれないし、もしかしたら離れてしまうかもしれません。でも、あなたの都合を優先してくれない相手なら、どのみちうまくはいかないのです。
お金関係は、明確にルールを定めた方がいいでしょう。
例えば「親しい人であってもお金は貸さない」「デート代は割り勘か、交互に奢る」などですね。
普通の恋人同士であればまったく問題のないルールです。もしそういった相談ができないようなら、相手はあなたのことを「下に見ている」という証拠。離れた方が身のためでしょう。
ズルズルと身体だけの関係が続くと、心身ともにどんどん傷ついてしまいます。
双方が納得して割り切った関係でいるなら問題はないのですが、そうでない場合ははっきりと「中途半端な関係はもう嫌」と伝えた方が良いでしょう。
誠実な男性であれば何らかの行動に出るはずですし、そうでなければその関係はそこで終わりを告げるかもしれません。でも、行動した先にはもっと明るい未来が待っているはずです。
真面目で優しい女性ほど、都合のいい女になる特徴を備えています。なのではっきりとNOを言えず、彼を好きだから、嫌われたくないから……とどんどん自分の価値を下げてしまうのです。
「尽くしていれば、いつか本命に昇格できるはず」と願う女性がいるかもしれません。でも、ほとんどの男性ははじめから「本命女性」と「都合のいい女」を分けていると言われています。
つまり、本命が消えても次の本命が来るだけで、都合のいい女が本命に昇格することはほとんどないのです。
そんなの、悲しいじゃないですか? もしあなたが悲しい恋愛をしているなら、そこから抜け出し、もっと良い恋を見つけにいくことをおすすめします。
Written by 七尾なお