人から「美人」「モテそう」とよく言われるものの、実は男性からのアプローチが全然ないと悩んでいませんか? もしかすると高嶺の花と意識されていて、近寄りがたい存在になっている可能性があります。
しかし、自分が高嶺の花であることを自覚していない人は多いでしょう。自分が高嶺の花と思われているのであれば、恋愛に発展するのは難しいのか、男性の本音も知りたいですよね。そこで今回は、高嶺の花と言われる女性の特徴から男性が抱いている本音についてご紹介します!
高嶺の花とは、遠くだけ見ているだけで手に入れることができないもの、ほど遠いものを例える言葉です。主に容姿や性格に優れている、知的で勉強や仕事もできるなどの魅力を持つ完璧な女子を指します。
主に女性に使う言葉ですが、手が届かない存在という意味では男性にも使っても問題ない言葉です。
しかし、男性の場合はイケメンや紳士の言葉で同じ意味を表現できるので、高嶺の花が使われることはほとんどありません。
また、人以外に「このアクセサリーは高級すぎて自分には高嶺の花」と、ものに対して使う場合もあります。
高嶺の花は、憧れや高貴な存在に対して使われる言葉なので、褒め言葉になります。
しかし、高嶺の花と呼ばれる女性は恋愛面で悩みを抱えがちです。
外見も内面も完璧すぎるゆえに気高いイメージを持たれたり、人気者だからライバルが多い、自分では釣り合わなそうと思い込んだりする男性は多く、アプローチされにくい傾向があります。
モテる分類でありながらも、完璧すぎて恋愛面では損をしている人は少なくないのです。
高嶺の花と言われる女性には、いくつか特徴があります。男性の視点で高嶺の花とはどのような存在を指すのか、その特徴を見ていきましょう。
高嶺の花と聞いて一番に思いつく印象と言えば、誰もが注目するような優れた容姿を持っていることです。目鼻立ちがはっきりしていて、誰もが見惚れてしまうルックスを有しています。
単純に見た目が綺麗な人を指すのではなく、モデルやアイドルなど芸能界で活躍できるほどに群を抜いて優れた外見を有する人を高嶺の花と指すことが多いです。
男性の多くは容姿端麗な女性を好みます。
しかし、あまりにも優れた容姿だと圧倒されてしまい、声をかけることにおこがましさを感じたり、見ているだけで満足と感じたりする男性は多いようです。
周りの視線を集めるほどの人気で、みんなから多くの支持を受けているのも高嶺の花の特徴です。見た目の良さだけではなく優しい雰囲気を持ち、勉強や仕事など器用にこなすなど、人々の憧れの的となっています。
鼻につかないので同性からも好かれやすく、むしろ目標にしたい相手と認識されていることが多いです。
表立って周りから持ち上げられることがなく、人気がある自覚を持っていない人でも、密かに大勢から憧れの眼差しを向けられている場合もあります。
人気者は誰からも親しまれ、愛される存在ですが、恋愛面で必ずしも有利とは限りません。学校や職場のアイドルのような存在なので、人気があり過ぎて逆に近寄りがたいと思われていることも多いです。
高嶺の花と言われる女性は、家柄が良いイメージからお金持ちの印象も持たれやすいです。
由緒正しい家柄の出身である場合、自分の家系と比べて臆してしまう男性は少なくないようです。
また、お金持ちの場合、普段からブランド品や良質なものに触れている印象を抱かれやすく、「自分と生きている世界が違う」と感じてしまう人もいます。
それが高嶺の花のイメージをより強めているのでしょう。
ただし、高嶺の花の全てがお金持ちとは限らず、ごく一般的な家庭で育った人もいます。家が特別良い家柄でお金持ちでなくても、普段の振る舞いや品格のあるイメージから高嶺の花と呼ばれている人も少なくありません。
高嶺の花と言うと、優秀な学識やスキルと、美しい美貌の両方を持ち合わせる才色兼備の女性というイメージが強くあります。才色兼備なだけではなく、性格の良さや周囲への気遣いができる一面も持ち合わせているのが特徴です。
内面的にも完璧な人なので、人格者として多くの人に慕われている傾向があります。その一方で、完璧すぎてプライドが高そうなイメージも持たれがちです。
プライドが高い人は負けず嫌いで、人に甘えたり、頼ったりすることが苦手、同じレベルを求められるなどの印象があるので、近寄りがたいと感じる男性は少なくありません。
実際は完璧主義でもない、プライドも高くない人であっても、近寄りがたい雰囲気が出ていると、簡単にイメージを変えるのは難しいでしょう。
美人なだけではなく、身長が高くスラッとしたスタイルを有している人も高嶺の花と呼ばれることが多いです。モデルのような素敵なスタイルに、男性のみならず同性からの視線も集めます。スラッとしたスタイルの女性は男性にとってとても魅力的な存在です。
その一方で、魅力的すぎて近付きがたいという印象を持たれやすくなります。
特に日本人男性は身長にコンプレックスを持っている人が多く、自分も高身長ではない限り、身長が高い女性の隣で歩くことに抵抗感を持つケースも少なくありません。
そのため、どんなに美人な人でも彼女候補から外れてしまうことがあるのです。
高嶺の花と言われる女性は、内面的にも魅力があります。話す言葉や所作の一つひとつに上品さがあり、その品の良さが様々な人から好感を持たれる要素につながっています。
あまりに上品すぎると、話し方や所作など品格に自信がない男性の場合、親しくすることに申し訳なさを感じてしまう人も少なくありません。
自分と住む世界が違う印象も持たれやすく、自分とは釣り合わないと思われているため、男性から積極的にアプローチを受けにくい傾向にあるようです。
高嶺の花は男性に媚びることがなく、自立していてクールな印象がある人に多いです。男性によく媚びる女性は、精神的にも経済的にも男性に依存する傾向があります。
始めは頼られて嬉しく思うものの、依存状態が長く続くと重く感じてしまうものです。高嶺の花と言われる女性は自分に強い自信を持っているので、男性に媚びたり、依存したりすることがありません。
自立心に溢れ、堂々とした姿に憧れを抱く男女は多いのです。ただし、やはり完璧で真面目過ぎる印象が強く、ちょっと可愛げがない印象に見られる点が恋愛面で損する原因になっています。
外見的な特徴として、清楚な見た目をしている人も高嶺の花と言われがちです。具体的にはナチュラルなメイクに黒髪、色白など男性の視線を集めるような見た目をしています。
派手なメイクやファッションを好む人よりも、清楚で落ち着いた印象の人に女性らしさを感じる男性は少なくありません。高嶺の花は、まさに男性が描く理想の女性と言っても過言ではないでしょう。
清楚な女性は多くの男性の理想像なので、学校や職場内ではアイドルと扱われる傾向にあり、気軽に接することができない相手と思われることもあります。
高嶺の花と言われる女性は美人で清楚なだけではなく、ファッションセンスが高いのも特徴的です。
自分に似合う服装や髪型にこだわっているので、オシャレ好きな同性から憧れの的として敬われます。周りには、常にオシャレに敏感な子が集まっていることでしょう。
一方、男性はオシャレで魅力的な男性とは感じながらも、距離を取ってしまうことがあります。
男性のセンスを大きく上回っていたり、元々ファッションに興味がなかったりすると、「センスや話が合わない」と思われてしまう可能性があるでしょう。
高嶺の花と言われる女性は独特なオーラを持ち、一見すると近寄りがたい雰囲気があります。本人は特別な人間とは思っていないものの、他人の視点からは特別な存在と見られているため、気軽に接することができない人と思われがち。
美人でクールな印象も強いことから、黙っていると怖さや冷たさも感じ、それも人を寄せ付けない要素になっているようです。
しかし、実際に話してみると気さくで親しみやすい人が多く、そのギャップも魅力的な要素になっています。
あまり人に話しかけられることが少ないと感じている人は、独特のオーラがそうさせているのかもしれません。
話しかけやすい雰囲気作りを心掛けたり、自分から話しかけてコミュニケーションを取ったりする機会を増やすことで、イメージが変わる可能性がありますよ。
高嶺の花は、男性にとって理想が詰まった女性です。しかし、レベルが高すぎるゆえにアプローチする前に諦めてしまう人も多いようです。
どうして高嶺の花と呼ばれる女性に対して、男性はアプローチをしかけることが難しいのか、その本音を見ていきましょう。
男性の多くは、高嶺の花に対して「手が届かない存在」と思っています。特に自分に自信を持てない男性は、容姿端麗で完璧すぎる女性と自分は釣り合わないと感じています。
そのため、告白したところで玉砕するだろうと思い、積極的にアプローチできない男性は多いのです。男性はプライドの高い傾向があるので、失敗してへこんだ時や否定されると立ち直るまで時間がかかってしまいます。
つまり、自分を傷付けないためにも、告白するなら高確率でOKしてくれる女性を選ぶ傾向にあるのです。
完璧すぎる高嶺の花の場合、成功率はゼロに等しいと思い込んでいるので、よほど自信がない限り積極的にアプローチしてくる男性は少ないと言えます。
しかし、心の奥では「仲良くしたい」、「付き合いたい」と密かに思っている人は少なくありません。
気になる相手がいれば自分から積極的に関わっていき、「手が届かない存在ではない」ことをアピールしていくことが大事です。
すでに彼氏がいそうなイメージから、手が出せない男性も少なくありません。高嶺の花は外見も内見も魅力的なので、捨て置く存在はいないというのが世間一般のイメージ。
しかも、彼氏がいるかいないか事実確認もされないまま噂が広まり、「彼氏がいるなら仕方ない」と諦めてしまいます。
プレイボーイならともかく、一般的な感覚であればリスクを冒してまで彼氏持ちの相手にアプローチしようとは思いません。しかも、高嶺の花となると相手もハイスペックなイケメンとイメージされているので、自分では太刀打ちできないと考えています。
そのため、誤解が解けない限り、男性からのアプローチは望めない可能性があります。
彼氏がいるという噂を聞いた時は、明確にいないことを示し、むしろ募集中であることをアピールしていきましょう。
自立心が強くクールな高嶺の花の女性は、隙がないという印象もあります。そのため、なかなか話しかけたり、アピールしたりするのが難しいと感じている男性も多いです。
例えば、ちょっと落ち込んでいる時や体調が悪い時など、弱っている姿を見た時に付け入る隙ができます。上手く隙に入ることができれば、お互いの距離が近付き恋愛関係に発展する可能性も!
しかし、高嶺の花は人に弱みを見せることが少なく、人に頼られることはあっても、頼る場面が非常に少ない傾向にあります。
気付かないうちに、自ら恋愛につながる機会をつぶしていることが多く、男性に隙がないという印象を与えてしまうのです。
完璧主義の人や弱みを見せることが恥だと感じている人は、その考え方を見直していく必要があります。普段完璧な人に弱点があると、そのギャップに魅力や親しみを感じやすくなり、男性も付け入る隙を見つけやすくなるでしょう。
高嶺の花は誰からも憧れる存在であり、名誉なことと言えます。しかし、多くの人に手に届かない存在と思われているため、意外にも男性からあまりモテていない実情があります。
本当にモテる高嶺の花になるためには、親しみやすい女性になることを心掛けましょう。
自分から積極的に話しかける、人と話す時は笑顔を意識する、完璧にこだわらないなど、実は話しかけやすい、親しみやすいと思わせるギャップを見せることで、男性も「頑張れば仲良くなれるかも」と思えるようになります。
恋愛関係になれず悩んでいる方は、ご紹介した特徴から男性を遠ざけている要素がないか確認し、本当の自分を見せることを心掛けていきましょう。
Written by 早紀