悩む人が多いお見合いでの質問について|定番ものやコツについても紹介

これからお見合いをするという場合、相手に対してどんな質問をすれば良いのか悩むことが多いでしょう。

本記事では、お見合いの定番の質問や、NGの質問などを詳しく紹介しています。お見合いで後悔しないためにも、ぜひ記事を参考にシミュレーションしてみてください。

悩む人が多いお見合いでの質問について3つ

悩む人が多いお見合いでの質問について3つ

お見合いはこれからの人生を左右する可能性のある重大イベントです。相手のことを知るためにも、相手に質問することは大切です。とは言っても、「質問って何をどうすればいいの?」と不安に思う人もいることでしょう。

ここでは、お見合い相手に質問するときの3つのポイントを紹介します。好印象を持ってもらうためにも、会話の雰囲気を大切にしながら質問してみてください。

1:5W1Hを参考にする

5W1Hとは、英語の「Who(誰が)、When(いつ)、Where(どこで)、What(何を)、Why(なぜ)」、そして「How(どのように)」という、会話などの要素です。

質問をしても、相手から「はい」「いいえ」など簡単な答えしか返ってこないこともあります。そんなときは、この5W1Hを参考に、質問を投げかけてみてください。

会話が続くだけでなく、相手に対してちゃんと興味を持っていることが伝わるでしょう。

2:感情を表現するためにリアクションをする

リアクションが薄いと、「本当は興味がないのでは?」と相手に思われてしまう可能性があります。質問に答えてもらったら、それに対してリアクションするようにしましょう。

お見合いの席で緊張してしまうのは当然ですが、表情まで硬くなってしまわないように気を付けてください。

3:取り調べのような雰囲気を出さない

質問をするときは、「これは?」「あれは?」と質問攻めにして取り調べのような雰囲気にならないように注意してください。相手に対する質問が多過ぎると、まるで品定めをされているような気持ちになってしまうでしょう。

相手のことが気になっても、お見合いの場で全てを知ろうとしないことが大切です。聞きたいことは、後々改めて聞くこともできます。

お見合いでの定番の質問6つ

お見合いでの定番の質問6つ

ここでは、お見合いでの定番の質問を6つ紹介します。

お見合い当日は、緊張して何を質問したらいいか分からなくなってしまう可能性があるため、これらの定番の質問をしながら、少しずつ打ち解けていくのがおすすめです。

ただし定番とは言っても、自然に聞きやすい内容のものもあれば、雰囲気によっては避けた方が無難な内容もあるため、しっかりと場の空気を読んだ上で参考にしてください。

1:互いに話しやすい趣味

1つ目の質問は、お互いが話しやすい趣味についてです。

趣味は自分の好きなことですので、緊張していても比較的会話が盛り上がりやすいのがポイントです。もし自分も同じ趣味であれば、どんどん会話が広がっていきます。

趣味は結婚後の生活にも関わってくる可能性があるため、できれば聞いておきたい質問です。趣味の内容はインドア派かアウトドア派かを見極めるのにも役立ちます。

2:会話をつなげやすい出身地

2つ目の質問は、相手の出身地についてです。

出身地は誰もが答えやすく嫌な気持ちにならないため、質問に困ったらとりあえず聞いてみるというのもいいでしょう。自分と同じ出身地であったり、観光で行ったことがあったりすれば、そこから会話を広げていくこともできます。

3:話が弾む休日の過ごし方

3つ目の質問は、休日の過ごし方についてです。休日の過ごし方を聞くことで、結婚後の生活を想像できます。相手の性格を把握する上でも、休日の過ごし方は重要なデータになります。

「映画をよく観に行く」「図書館が好き」などの質問の答えは、デートの参考にすることもできます。楽しい話題は、会話も盛り上がりやすいためおすすめです。

4:大事なポイントである仕事への熱意

4つ目の質問は、仕事についてです。仕事の内容や業務時間は、結婚後の生活に大きく影響してきます。早出や遅出の有無、出勤曜日などを知っておくことで、すれ違わずに生活していける仕事かどうか確認できます。

結婚後も仕事を続けてほしい場合は、熱意を持って仕事をしているかどうかも重要です。仕事の話は、共通点も多く話が盛り上がりやすいためおすすめです。

5:家族構成は相手の雰囲気による

家族構成は、結婚した後どのような親戚と関わることになるのか想像できる質問です。

しかし、人によっては特別な事情を抱えている場合もあるため、いきなり聞くのは避けた方が無難です。どうしても聞いておきたい場合は、相手から家族の話が出たときに自然に聞くのがおすすめです。

例えば、家族と仲が悪かったり、病気で入院していたりすると、その後の会話が盛り下がってしまいます。

6:恋愛や結婚観も相手の状況を見て

恋愛や結婚観は、結婚する上で特に気になる問題です。

しかし、仲良くなる前にいきなり聞き出そうとするのは止めましょう。以前の恋愛が楽しかったとしても辛かったとしても、それが終わったからこそお見合いに来ているということを理解しましょう。

あまり以前の恋愛について聞かれたくない人もいるため、どうしても聞きたい場合は、相手の状況や雰囲気を見ながら質問してみてください。

なお、結婚観については聞いておくことで結婚後のすれ違いを避ける目的もあります。

お見合いで相手が話しやすい質問のコツ7個

お見合いで相手が話しやすい質問のコツ7個

お見合いでは、相手が話しやすくなる質問の仕方のコツがあります。

質問の仕方によっては、相手が答えにくくなってしまったり、会話がすぐに途切れてしまったりする可能性もあります。質問をするときのポイントを7つ紹介していますので、ぜひ心掛けてみてください。

1:話題の共通点を見つける

1つ目のコツは、お互いに共通点のある話題を見つけることです。

自分の好きな趣味や休日の過ごし方などに共通点があると、一気に親近感が湧いてきます。最初は緊張で打ち解けられなくても、共通点が見つかることで会話が楽しくなります。

もしあらかじめプロフィールを交換している場合は、何か共通点がないか探してみてください。

2:話しやすい話題は深掘りする

2つ目のコツは、話しやすい話題が見つかったら、すぐに会話を終わらせずに深掘りして詳しく聞いてみることです。ただし「詳しく教えてください」では、相手に丸投げ状態になってしまいます。

何をどう聞けば良いか悩んだときは、先に説明した5W1Hを思い出しましょう。さまざまな視点から質問をすることで、会話が盛り上がるだけでなく、相手に楽しい気持ちで話してもらえます。

そして、「もっと知りたい」という気持ちが相手にも伝わるでしょう。

3:自分のことばかり話さない

3つ目のコツは、自分のことばかり話さないことです。たった1回のお見合いで、お互いを完璧に理解し合うことはできません。相手に自分のことを知ってもらおうと必死になって、自分のことばかり話さないように気を付けてください。

これからデートを重ねていく上で、徐々に自分のことを話していくことがポイントです。少ない時間で自分の話ばかりしていると、「こちらに興味ないのではないか」と否定的に思われてしまう可能性があります。

4:軽いテーマは2択で聞くのもよい

4つ目のコツは、軽く話せるようなテーマであれば、2択で答えやすい質問にすることです。

一般的に、「はい」「いいえ」のように2択で答えられるような質問は、会話が広がりにくいため避けられることがあります。

しかし、会ったばかりのときなどは、緊張をほぐすためにもシンプルで答えやすい質問から入ることで、会話のきっかけを作りやすいという場合もあります。

ウォーミングアップのつもりで、「今日は車で来られたのですか?」など、簡単な質問から始めるのもおすすめです。

5:質問攻めにしない

5つ目のコツは、質問攻めにしないことです。ひたすら質問して答えるばかりでは、自分のことを調べられているようで良い気はしません。

お見合いで大切なのは、きちんとコミュニケーションをとりながら会話をすることです。たくさん聞きたいことがあっても、質問攻めにしないように気を付けてください。

対等な立場のはずなのに、まるで面接のような雰囲気で相手を気疲れさせてしまうでしょう。

6:相手の話に共感し相槌を打つ

6つ目のコツは、相手の話に共感し、タイミング良く相槌を打つことです。話しているのに何の反応もないと、きちんと聞いているのか不安になってしまいます。

また、相槌さえ打てば何でも良いというわけではなく、少しずつ変化のある相槌を打つことがポイントです。「そうですね」「すごいですね」など、相手が話しやすくなるような相槌を心掛けましょう。

7:自分も率直に話す

7つ目のコツは、相手に話させるだけでなく自分も率直に話すことです。

無理に自分を良く見せようとせず、率直に話すことで誠実な姿勢を見せることができます。背伸びをし過ぎず、自信を持って自分のことを率直に話すように心掛けましょう。

お見合いで聞いておきたい質問例5つ

お見合いで聞いておきたい質問例5つ

ここでは、お見合いで聞いておきたい質問例を5つ紹介します。

ただし、以下で紹介する質問例は、結婚後の生活をイメージする際には役立ちますが、相手によっては失礼になってしまうものもあります。

そのため、相手の雰囲気を見ながら、聞けそうであれば聞くくらいの気持ちでいると良いでしょう。

1:どんな家庭を作りたいか

1つ目は、どんな家庭を作りたいかという質問です。

結婚を見据えているとはいえ、いきなり家庭の話をするのは気が引けるという場合は、今まで育ってきたお互いの家庭について話すのもおすすめです。自然の流れで、もし結婚したらどんな家庭にしたいかということが聞ける可能性があります。

結婚してから後悔しないためにも、できればお互いに理解を深めておきたい項目です。

2:子供は好きか

2つ目は、子供が好きかどうかという質問です。もし、自分が子供がほしいと思っている場合、相手が子供好きかどうかは重要な問題になります。

ただし、子供がほしくても授かれないデリケートな理由がある人もいます。子供が好きかどうか聞くということは、積極的に子供がほしいということをアピールしているようにも聞こえますので注意してください。

3:共働きが希望かどうか

3つ目は、共働きを希望しているかどうかです。共働きを希望している場合は、あらかじめ聞いておくと安心です。共働きかどうかによって、結婚後の生活スタイルも大きく変わってきます。

家庭のことを考えて、共働きを希望していない場合もあります。働きたい人もそうでない人も、しっかり考え方を聞いておくことが大切です。楽をするために専業主婦になるなどと、安易に考えるのはやめましょう。

4:生活のリズム

4つ目は、相手の生活リズムについてです。一緒に生活していく上で、お互いの生活リズムを知っておくことは重要です。仕事の関係で一方が朝型、一方は夜型の場合、寝る時間や活動時間が違うため、すれ違いが多くなってしまう可能性があります。

また、デートをするのにも、休日が違うとなかなか予定を合わせるのが難しくなります。しかし、生活リズムが違ってもうまくいく夫婦はいますので、お互いの性格や思いやりが重要と言えるでしょう。

5:休日はのんびりする方か外出好きか

5つ目は、休日はのんびりする方か好きか、外出する方が好きかです。

休日は仕事から離れて自分の時間を楽しむことのできる大切な日です。一方はのんびりしたい派で、もう一方は外出したい派であれば、休日がどちらかのストレスになってしまう可能性があります。

「相手がのんびりでも外出でもどちらでも良い」という人であれば問題ありませんが、「休日は絶対外出したい」など、過ごし方にこだわりがある場合は、同じタイプでなければ負担になってしまうでしょう。

お見合いでのNGな質問6個

お見合いでのNGな質問6個

お見合いでの質問には、相手を不快にさせてしまう可能性のあるものがあります。せっかく良い人に出会っても、自分の質問のせいで失敗してしまったら後悔しきれないでしょう。

ここでは、気を付けた方が良い質問を6つ紹介します。結婚する上で気になる内容ではありますが、初対面の相手に聞くのは避けましょう。

1:お見合いや婚活経験をしつこく聞くこと

1つ目のNGの質問は、お見合いや婚活経験についてしつこく聞くことです。

ここでは、「しつこく」というのがポイントです。話の流れでさらっと聞くことはあっても、あまり深追いすると引かれる可能性が高い質問ということを覚えておきましょう。

「何回お見合いしたんですか?」「どんな婚活しているんですか?」など、気になったとしても控えた方が無難です。

相手にとっては断られた回数を晒すようなもののため、不快な気持ちにさせてしまいます。「マナーを知らない人」という印象を持たれる可能性が大きいでしょう。

2:恋愛経験を聞くこと

2つ目は、恋愛経験を聞くことです。恋愛経験を聞く質問の場合、「経験回数で交際を決める人なの?」と思われてしまう可能性があります。

回数が少なければ良いのか、あるいは全く経験がない方が良いのか、質問の目的がよく分からないため、相手も答え辛くなってしまいます。

誰とも付き合ったことがない場合、それがコンプレックスになっている可能性がありますので、質問には注意が必要です。

3:年収や貯金を細かく聞くこと

3つ目は、相手の年収や貯金を細かく聞き出そうとすることです。

年収や貯金についての質問は、お金目的の人だと思われてしまう可能性があります。もちろん、結婚するにあたって相手の年収や貯金は判断基準になることもあるでしょう。

しかし、初対面でいきなりお金について質問すると、お金に対する執着心が強く見えてしまうため、注意が必要です。

4:住所を詳しく知りたがること

4つ目は、相手の住所を詳しく知りたがろうとすることです。

「何市に住んでいるか」など、住んでいる地域を教えるくらいであれば、あまり問題はないでしょう。もし心配な場合は、「ここまで遠くなかったですか?」など、遠回りに聞いてみるのも良いでしょう。

初対面の人にいきなり住所を教えることに不安を覚える人は多く、「付きまとわれるのでは」など、変な不安を持たれてしまう可能性があります。

詳しい住所は、正式にお付き合いが始まってから教えてもらいましょう。

5:答え難いことを2択で詰めること

5つ目は、相手が答え難いことを2択で問い詰めることです。例えば「子供を産みたいですか?」や「専業主婦になっても良いですか?」などの質問は、すぐに答えられないことも多いでしょう。

こういった質問を平気で2択で迫ってしまう人は、「デリカシーがない人」や「自分本位な人」とみなされてしまう可能性があります。

例え、自分の中に譲れない結婚の絶対条件があったとしても、初対面でいきなり聞くのはNGです。

6:勤務先を特定しようとすること

6つ目は、相手の勤務先を特定しようとすることです。

今後の付き合いが望めない相手に、自分を特定される可能性のある情報を教えたいと考える人は多くありません。

逆に、電話が掛かってきたり、実際に来てしまったりするのではないかと不安になる人の方が多いのではないでしょうか。

自分にそんな意図がなくても、相手が恐怖を感じてしまえばその時点で「この人は無理」と判断されてしまう可能性があります。

勤務先を聞くのは、正式に付き合い始めてからにしましょう。

お見合いでの質問は会話を楽しめるようにしよう

お見合いでの質問は会話を楽しめるようにしよう

お見合いは、お互いに楽しい雰囲気で会話をすることが大切です。本記事で紹介した質問やコツを参考にしながら、楽しい時間を過ごしてみてください。

中には、会話が下手で悩んでいる人もいるでしょうが、無理して話を盛り上げようとするのではなく、質問を交えながら相手との会話を楽しんでみましょう。

Written by KOIGAKU

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