それって「罠」かも…?諦められない恋の真実と、つかめるはずの幸せ

情熱的な想いを抱くほど、好きな人に対する執着が強くなり、恋を諦められなくなります。また、その傾向は、年齢が高くなるにつれて顕著に表れるようです。女性は特に、年を重ねれば恋のチャンスがどうしても減ってしまうので、「彼を逃したら、いつ好きになれる人と出逢えるかわからない」と、ついしがみつきたくなるのでしょう。

でも、そんな思い込みは“罠”かもしれません……。幸せになる道をみずから狭めている可能性があるのです。

片想いの賞味期限は、約1年

20〜30代における片想いの賞味期限は、大体1年といわれます。

つまり、1年想い続けてどうにもならないなら、諦めたほうが良いということ。1年以上も叶わぬ想いを抱き続けるのは、好きになる相手を間違えているんですね。

特に、意中の男性が既婚者だとか、他に本命彼女がいる場合は、すぐさま想いを断ち切るべきでしょう。20〜30代の貴重な時間を無駄に過ごすわけにはいきません。

諦めるとどうなるのか?を冷静にシミュレーションしてみる

恋を諦めることに、漠然とした怖さしかないなら、冷静に具体的なシミュレーションをしてみましょう。そして「なぜ彼を追いかけ続けているのか?他の人じゃダメなのか?」を考えるのです。

もし、片想い特有の、視野が狭くなる状態に陥っているだけなら、ハッとさせられる部分が必ず見えてきます。ただ意地を張っていたり、フリーになるのを恐れて周りの目を気にしていたりする場合は、「彼じゃなくてもいい」わけです。

実らない恋を続けるメリットとデメリット、諦めた場合のメリットとデメリットを紙に書き出して比較すれば、自分がどんな決断を下すべきかが自然と見えてくるはずです。またこの時、良い意味で楽観的に考えることが大事。「もし彼を諦めても、他にいい人はいる。大丈夫!」と前向きになりましょう。

「長い片想いを続けること」は全然幸せじゃない!

好きな人と結ばれず、遠くから目で追うだけの関係より、恋人同士になってお付き合いするほうが幸せに決まっています。片想いという状態を好んで続けるにしても、不毛な恋には変わりありません。恋に恋して、妄想の中で遊ぶだけに終わってしまいます。

20~30代という、女性が一番光り輝く時代を存分に謳歌するためにも、「長い片想い=不幸」という考え方をしましょう。35歳くらいになってから、もっと素敵な恋をたくさんしておけば良かったと後悔しても遅いのです。

諦めた先に幸せがある!

1年以上も想い続けてどうにもならない相手は、「自分と結ばれる運命を持ち合わせていない」のです。本当に愛し合うべき人というのは、出逢った瞬間に気付いたり、いったんは離ればなれになっても必ずまた接点が生まれたりと、恋人同士になるきっかけを絶対に持っています。

じゃあ、どう頑張っても付き合えない男性を、なぜ好きになってしまったのか……?

答えは、「本当に結ばれるべき人と愛し合うため」でしょうね。人は成就する恋だけを経験するわけではないので、失恋も大事です。涙ひとつ流さずに最高の恋愛を手に入れようなんて、そもそも不可能なのです。

片想いに長い時間を費やすのは無駄ですが、片想いに苦しむこと自体は、決して無駄ではありません。人を愛する上で、さまざまな“気づき”を得られるはずです。

だから、十分に恋心を募らせて苦悩したなら、潔く諦めるべきでしょう。諦めた先に、本当の幸せが待っているのです。

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