女性たちにとって、ちょっぴり憂鬱な年末年始。義理の実家への帰省を予定している方も多いのでは?
「自分の実家のように寛げない!」
「去年は『コロナ渦だから』っていう理由で逃げたけど……」
「毎年帰らない訳にはいかないよね?」
でも、義理の実家への帰省にはデメリットばかりではないかも!? そこで今回は、25歳~38歳の既婚女性を対象に「義理の実家への帰省」に関するアンケートを実施! 思わず「わかる~!」と共感してしまうエピソードをご紹介します。
「2歳になったばかりの息子がずっと部屋の中で大泣きしていたら、義理の母が『ばあちゃんが抱っこしてあげるから、おいで~』と抱き寄せてくるくる回り始めて、あっという間にご機嫌に!
さらに用意しておいてくれたシャボン玉を持って義理母と庭へ行ったら、『おばあちゃん、好き』『もっと遊ぶ~』というほど懐いていてビックリした。3兄弟を育てた義理母に思わず脱帽! ゆっくり美味しいおせち料理を食べられて本当に嬉しかった。お義母さんありがとう!」(31歳/女性/メーカー)
帰省に付きものなのが、子どものぐずり対策です。長時間の移動に備えて、シールブックを用意したり、お気に入りのDVDを準備している方も多いのでは?
でも、帰省先に着いた頃にはぐったり疲れてお手上げ状態に……。そんなとき頼りになるのが、子育ての先輩・義理母です。泣いている子どもをあやすのはとっても上手! 「孫を見ていてあげる」と言われたら、遠慮なくお任せしてみてはいかがですか? 帰省に対する苦手意識を払拭できるかもしれません。
「とってもお料理が上手な義理母。行くたびに美味しい料理やスイーツを振る舞ってくれるんだけど、前回帰省したときはお土産のオードブルも準備してくれて……! 嫌だと思う人は嫌なのかもしれないけれど、私は年末年始に料理をする手間が省けてラッキー。毎年お義母さんに感謝してる!」(29歳/女性/IT)
義実家への帰省といえば、おせち料理などのご馳走が付きもの。お義母さんがすべて手作りしている家庭も多いはずです。
義理母への苦手意識が先行していると、「手料理が口に合わない」「量が多すぎる」「押しつけがましい」と感じてしまうこともありますが、せっかくのおもてなしです。前向きに捉えてみてはいかがですか? 年末年始に台所へ立つ時間が減るメリットを実感できるはずです。
「とにかく夫のことが大好きな義理母は、行くたびに昔のアルバムを引っ張り出してきて思い出話をしてくる。『この頃は可愛かったのよ~』『とってもお利口さんだったの』と自慢話をお腹いっぱい聞かされたあと、最終的に『あなたはこんな〇〇ちゃんを夫にもらって幸せね』で話が終わる。またあの時間が訪れるかと思うと、帰省前から憂鬱……」(33歳/女性/専業主婦)
多かれ少なかれ、母親は息子を大切に想う傾向があります。だから、今回のように嫁の前で息子自慢をするケースは少なくないはず! なかには昔のガールフレンドの話を持ち出して「あなたは息子の好みと違う」なんて嫌味を口にする義理母も……。
こんなときは、義理母の息子である夫にSOSを送ってみましょう。事前に「あの話が始まったら、話を切り替えてね」とお願いしておくのもアリです。
「泊りがけで義理家へ帰省すると、どこまで家事を手伝ったらいいのか迷う。そして気疲れする。食事の準備や洗濯、買い物など、『お手伝いします!』と声をかけると、義理父が『大丈夫だからゆっくりしていなさい』と言ってくれる。でも、義理母は面白くなさそうな感じ。一体どうしたらいいのよって毎回悩む。あーめんどくさい!」(36歳/女性/金融)
大人数が集まる年末年始は、食事の準備や後片付けが大変! お客さんという立場ではありますが、何も手伝わない訳にはいきませんよね。
まずは「何かお手伝いすることはありませんか?」と伺いましょう。何か手伝いが必要なときは「〇〇やって!」とお願いされるはずです。ただし、「何もしなくていい」と言われたら潔くお手伝いしないことも必要かもしれません。
あなたは義理の実家への帰省は、楽しみですか? それとも憂鬱ですか? 今年は久しぶりに帰省する方も多いはずです。気持ちをリセットして義理母と向き合えば、意外と心地よい関係を築けるはずですよ。
【取材協力】
※25歳~38歳の既婚女性
Written by mook