他人と比べがち…自分に自信が無い人の特徴5つ

「うまくできるかわからない」「失敗するのが怖い」など、自信がなくて一歩踏み出すのに躊躇した経験はありませんか? 日本では謙遜が美徳とされがちですが、適度に自信を持つことは人生において大切なこと。そこで当記事では自信が無い人の特徴を挙げつつ、そこから脱却するための方法も紹介します。

自信が無い人の特徴

自信が無い人の特徴

一般的に「自信が無い人」と言われる人の特徴を5つ挙げました。当てはまるものはありますか?

ネガティブ思考が強い

何をするにも「失敗しそう」「どうせ自分には無理だ」というように、ネガティブ思考が強い人、いますよね。ネガティブと自信は相反するものですから、普段からネガティブな言動が多い人は自信が無い人と言えるでしょう。

また、こうしたネガティブ発言が自分でなく、他人に向けられたものであっても同様のことが言えます。本当に自信がある人は、他人の行動に対してねちねち言ったりしないものだからです。

他人と比べがち

自信が無い人は、何かにつけて他人と自分を比較する癖があります。例えば「仕事の成績でAさんより劣っているから自分はダメだ、頑張りが足りない」という考え方ですね。

世の中には上には上がいますから、他人と比べ始めるとキリがなく、いつまで経っても達成感を得られません。また仮に自分がトップに立てたとしても、常に他人を気にしていなければならないため心が落ち着かず、自信を持つこともできません。

依存心が強い

他人に対する依存心が強く、自分で決断できない、常に周りに合わせて何かを決めてもらうのも自信が無い人の特徴です。

自分に自信を持てないから、他の人に頼って決めてもらう方が楽だと思ってしまうんですね。

自分の意見をはっきり言えない

自信のない人は何か思うことがあっても、自分に自信が無いばかりに自分の意見をはっきり言えません。

その結果周りから責められたり、断れないばかりに面倒な役を押し付けられたりすることも多々。さらに「だから自分はダメなんだ」と自信を失うマイナスのループに陥ってしまいます。

完璧主義

ちょっと意外かもしれませんが、自信が無いからこそ完璧主義に走る、というケースも珍しくありません。自分に自信が無いからこそ完璧にこだわり、外堀をガチガチに埋めてから行動する、少しのほころびも許せない…… このように極端な結果となって表れるのです。

自分が思う「完璧」がキープできているうちはいいのですが、一度この「完璧」が崩れると精神的に大きなダメージを受けてしまうもろさもあります。

自信を持てない理由のは、育ってきた環境による影響が大きい

自分の意見をはっきり言えない

誰だって本当は、自分に自信を持って堂々と生きていたいはずです。にもかかわらずなかなか自信を持てないのは、やっぱり育ってきた環境が少なからず影響しているからと考えられます。

小さな頃から親に、他の子と比べるような育てられ方をした子どもは「他人と比べて優秀でなければいけない」という考え方を持ちやすくなります。

また、親の言うことは何でも聞きなさいと言われて育った子どもは、自分で考え、決断することが不得意になるでしょう。

では、自分に自信が無い人が今から自信をつけようと思っても無理なのでしょうか? いいえ、そんなことはありません。努力次第で、自信をつけることは十分可能です。

自信を持つための方法をツーステップで紹介

自分の意見をはっきり言えない

ここでは、自分に自信が無い人が自信を持つための対処法を紹介します。

まず行動する

自信を持つためには何より「自分はこれだけのことをやったんだ」という自覚が必要です。それには行動が伴っていなければなりません。

自信が無い人は、行動を起こす前にいろいろと考えすぎるところがあります。「失敗したらどうしよう」「笑われたらどうしよう」「他の人よりも劣っていたらどうしよう」といった調子ですね。

しかしいくら脳内シミュレーションを繰り返したところで、現実には反映されないので自信はつきません。それよりもまずは行動し、「自分はやったんだ」という事実を得ることの方がよほど大切です。

成功体験を積み重ねる

「何かを成し遂げた」ことを成功体験と呼びますが、これを積み重ねることで自信がついていきます。前述した「行動する」もその1つです。

何も大きな体験でなくて構いません。「朝起きたら必ずストレッチをする」「あいさつは笑顔で」「昨日より1ページでも多く本を読む」などなど、小さくていいから目標を立て、それをクリアすることが大切です。

小さな成功体験を積み重ねることで、着実に自信がついていきます。すると次第に、「次はもう少し大きな目標を立ててみよう」と思えるようになるでしょう。

まとめ

自分の意見をはっきり言えない

自分に自信が無い人の特徴と、そこから自信を持つための方法について紹介しました。自分になかなか自信を持てないのは育ってきた環境が原因となっている場合も多く、そう簡単に改善できる問題ではありません。ですが、心がけ次第で少しずつ変わっていける部分でもあります。

まずは小さな目標を立て、それを着実にクリアするところから始めましょう。他人と比べるのではなく、あくまで自分自身が「できた」「成長している」という実感を得ることが大切です。

それを積み重ねることで、少しずつ自信がついてくるはずですよ。

Written by 七尾なお

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