彼氏のことは好きなのに一緒にいるのが辛かったり、別れたいと思っても別れられなかったりすることは多いですよね。多くの女性がこのような悩みを抱え、辛い思いをしています。
別れたいのに別れたくないという感情には、どういった心理が働いているのでしょうか? 今回は、別れたいけど別れたくないと思ってしまう心理を解説していきます。
彼と離れれば辛さから解放されると分かっているのに、別れられないのは依存かもしれません。依存の他にも様々な心理や原因があります。
好きなのに別れたいと感じるのは、彼のことを好きな気持ちよりも不満や不安の方が大きいからかもしれません。別れられないのは、不満や不安がいつか改善されると期待しているからです。
もちろん、話し合わなければ改善することはありません。彼のことが好きで本当は別れたくないと思っているなら、別れるという選択肢を消し2人の関係をより良いものにしていくための努力が必要です。
別れた後のことを想像すると、後悔して泣いている自分が思い浮かびますよね。彼と一緒にいる辛さよりも彼と別れた時の後悔に耐えられないかもしれないと考え、どちらも辛いなら少しでも幸せな「今」を選んでしまうのです。
まだ好きな場合、余計に安心感を手放したくないという思いが強くなります。
長年付き合って彼がダメ男だということが分かっても、情が残って別れられないと悩んでいる女性は多いです。自分がいなければ何もできない彼を1人にするのが可哀想だと思ってしまいます。
しかし冷静に考えてみれば、そのような状況は自分にとって幸せではないことに気付けるはずですよ。
もう彼のことを好きではないのに、1人になりたくないからという理由で別れられない女性も多いです。好きじゃなくても、1人じゃないことに安心するために一緒にいたいと思ってしまいます。
彼に対して不満があっても、自分が我慢すれば幸せになれると信じています。しかし、そのような不満は積み重なっていつか爆発してしまうでしょう。
そのような時には「別れたい」と強く思いますが、それすらも我慢して良い子でいることを続けてしまうのです。
別れ話をするには、かなりの体力が必要。それを面倒に感じてしまい、別れたくないと思ってしまう女性も少なくありません。
大喧嘩に発展するリスクもあるので、平和主義の女性には辛いものです。そのような面倒ごとを避け、好きではないのに仕方なく付き合い続けている女性もいます。
彼のためにたくさんの時間やお金を費やしたため、別れるのがもったいないと考える女性もいます。
長く付き合ってきたカップルに多く、決断が難しいケースでもあります。今まで作りあげてきた思い出が無駄になる気がしてしまい、別れるという判断がなかなかできないのです。
独り身になりたくないと考え、ずるずると付き合い続けてしまう女性も少なからずいます。イベントなども2人で過ごしたいというこだわりを強く持っています。
また、イケメンやお金持ちの彼氏ならなおさら、別れると自分の価値が下がる気がして別れられません。彼氏といる自分を誇りに思うタイプなので、良い人が現れないと別れの決断ができません。
私生活に支障が出てしまうくらい彼のことを好きになってしまうと、別れたいと思う場合があります。勉強や仕事が手に付かなくなると、自分の人生自体がめちゃくちゃになってしまう可能性も……。
このような場合は別れるのが正解だと考えがちですが、適切な距離を保ちながら気持ちの整理をすると上手くバランスが取れるはずです。
彼のことが信じられず、愛を確かめるために別れを切り出そうと考えてしまう女性もいます。
しかし彼のことは大好きなので、本当は別れを告げたくないのです。このような不安から、別れたいけど別れたくないという心理になってしまいます。
恋愛下手で、友人の少ない人が陥りがちな心理です。今後恋愛ができないかもと不安になり、別れたいと思っていても付き合い続けてしまうのです。
視野を広げるきっかけがあれば前に進めるのですが、そのようなきっかけがないと閉じこもったままになってしまいます。
彼氏と別れたいけど別れたくないと思ってしまう女性のほとんどは、不安や不満を抱えています。本当は彼のことを愛していない人も少なくありません。自分の寂しさや不安を紛らわすために付き合いを続けてしまうのです。
そのようなお付き合いでも、お互いの不安が解消されるなら間違いではないのかもしれませんよ。
しかし、本当の幸せを知るために別れるという選択肢もあります。自分の幸せは妥協せずにしっかりと掴み取りましょう!
Written by 早紀